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ご覧いただき、ありがとうございます。中学時代に自分の頭の中に生まれた少年少女を長い時を…

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ご覧いただき、ありがとうございます。中学時代に自分の頭の中に生まれた少年少女を長い時を経て小説として表現することにしました。北海道でカフェを営んでおります。好きなモノは食べること、寝ること、珈琲、紫陽花、虹など。創作大賞2024応募作品、連載小説「心の雛」を随時更新中。

マガジン

  • 共育LIBRARY×共同運営マガジン

    • 13,345本

    noteで成長したい。もっとたくさんの人に記事を見てほしい。仲間とつながりたい。少しでもよりよい未来の為にできることを発信したい。 そんな共通の「思い」をもつ方ならば、誰しも歓迎します。 共に手を取り合い、共に成長していきましょう!

  • とらねこの共同マガジン『トランスミッションⅠ』

    • 106,338本

    参加者650名、フォロワ数1500名、100,000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加、お待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • とらねこの共同マガジン『トランスミッションⅡ』

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    トランスミッションⅠのミラーマガジンです。脆弱性が報告されたため設置しています。🌱参加者100名、フォロワ数150名、3000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加、お待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • 連載小説「心の雛」

    創作大賞2024に応募(2024年5月から更新中)。森の奥にひっそりと佇む心の病院が舞台のファンタジー小説。院長の「奥野心」と手のひらサイズの小さな妖精「雛」の日常に、ある日新しい患者様が現れた。妖精と人間の因縁。心の整え方。雛の願い。これは心先生が触れる「心」の小さな物語。

  • 長編/pekomogu/紫陽花と太陽 中

    創作長編小説の三部作(上中下)の中巻のお話を集めました。全13話。上巻が終わり次第更新予定です。高校に進学した遼介とあずさと剛。さまざまな出来事を乗り越えながら「優しい」に深みを増していく様を描いています。

記事一覧

固定された記事

pekomoguのサイトマップ

いらっしゃいませ。(2024.5.19更新 随時更新いたします) pekomoguと申します。 主にオリジナル小説、時々雑感を公開しております。 TOP NEWS 連載小説「心の雛」 記…

pekomogu
3週間前
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連載小説「心の雛」、最終話を前にして

いらっしゃいませ。 今日の皆様の体調、気持ちはどんな感じでしょうか。 いよいよ明日、連載小説の最終話が更新となります。 全ての読者様が納得できるラストではないかと…

pekomogu
3時間前
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【連載小説】「心の雛」第十九話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十九話 1,890…

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13時間前
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【連載小説】「心の雛」第十八話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十八話 2,008…

pekomogu
1日前
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全力で心の守りに徹しています。
心からくる身体の不調で通知そのものを見ることができません。なので更新はしますが一方通行の状態となります。本当に申し訳ありません。

今日は、心先生のモデルとなった先生に会いに行きました。
会える時に会う。話せる時に話す。
それができて幸せです。

pekomogu
2日前
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お詫びのお知らせ

私事で大変申し訳ありませんが、連載小説の最終話公開まで、コメントの返信、フォローバックを控えさせていただこうと思います💦
体調の面もあって自身を守るためにこのような方法をとることにいたします🙏
とっても嬉しいんです💕
なので後日必ずお返事しますね☺️

pekomogu
2日前
7

【連載小説】「心の雛」第十七話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十七話 1,837…

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2日前
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気持ちを落ち着かせる時によく聴くもの

ヨハン・パッヘルベルのカノンは大好きな曲なのでよく聴きます。いろんなバージョンがある中でも、これはオススメ。泣けました。 ピアノとチェロのデュエットなのですが、…

pekomogu
3日前
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【連載小説】「心の雛」第十六話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十六話 2,436…

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3日前
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今日は土曜日。混みました。

すこぅしおやすみします。
スマホも閉じて目も休め、体の声を聴くことにします。

『ねぎハート』

pekomogu
4日前
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【連載小説】「心の雛」第十五話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十五話 1,811…

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4日前
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【連載小説】「心の雛」第十四話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十四話 1,586…

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5日前
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【連載小説】「心の雛」第十三話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十三話 1,084…

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6日前
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お祭りがあったので老体に鞭打って行って来た。割と人がいて賑わっていた。
コロナでイベントがことごとくなくなり、お祭りを知らない長男が楽しそうにおみくじしてた。
当たったのはハズレクジのBBガン。やってヤルぞ…と鬼気迫る顔で遊んでた。

なんてことないことだけど、幸せなんだと思う。

pekomogu
6日前
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【連載小説】「心の雛」第十二話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十二話 2,064…

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7日前
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【連載小説】「心の雛」第十一話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十一話 1,872…

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8日前
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pekomoguのサイトマップ

いらっしゃいませ。(2024.5.19更新 随時更新いたします) pekomoguと申します。 主にオリジナル小説、時々雑感を公開しております。 TOP NEWS 連載小説「心の雛」 記事の数が多くなり、サイトマップを作ることにしました。 あんまり長いと読むのも大変だし… 読む人いるのかな…とずっと思っておりましたが、 他のフォロワー様の記事をじっくり読ませていただいた際、 サイトマップは 【あると記事を探しやすい】【作ったほうがより優しい】のでは? という気持ちに変わ

連載小説「心の雛」、最終話を前にして

いらっしゃいませ。 今日の皆様の体調、気持ちはどんな感じでしょうか。 いよいよ明日、連載小説の最終話が更新となります。 全ての読者様が納得できるラストではないかと思いますが、心先生と雛の締めくくりを見届けてくだされば幸いです。 最終話の文字数は「約6,200文字」と長めです。 文字カウンターによると400字で一分ほど読むのに時間がかかるとか。 最終話を読む目安15分という皆様の貴重なお時間を割いてまで、はたして公開する意味があるのか、この20日間中いろいろ考えさせられまし

【連載小説】「心の雛」第十九話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十九話 1,890字)  雛を渡したら、彼女を体ごと喰ってやると言われた。  全くもって救いのない女性だと思ってしまう。  でも僕はかぶりを振る。諦めることは医者であれば決してしてはいけないことだと、僕は師匠からたくさん教えていただいた。  諦めてはいけない。  僕の心に触れた彼女

【連載小説】「心の雛」第十八話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十八話 2,008字) 「妖精は……人間の言葉を話せるのですか」  ポツリと虚ろな目をした叶様が呟いた。  今更の事実に僕は目を伏せた。もしかして、という思いはあったけれど彼女は妖精が言葉を話したり意思疎通までできることを知らなかったのだ。だからこそ今この状況なのだということに、僕は今

全力で心の守りに徹しています。 心からくる身体の不調で通知そのものを見ることができません。なので更新はしますが一方通行の状態となります。本当に申し訳ありません。 今日は、心先生のモデルとなった先生に会いに行きました。 会える時に会う。話せる時に話す。 それができて幸せです。

お詫びのお知らせ 私事で大変申し訳ありませんが、連載小説の最終話公開まで、コメントの返信、フォローバックを控えさせていただこうと思います💦 体調の面もあって自身を守るためにこのような方法をとることにいたします🙏 とっても嬉しいんです💕 なので後日必ずお返事しますね☺️

【連載小説】「心の雛」第十七話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十七話 1,837字)  女と男が手を繋いでいる。  かれこれ半刻ほど経っただろうか。二人はピクリとも動かない。  どちらも目を瞑っている。口も閉じられている。  一部始終を目の当たりにしていた私は、ただ黙って待つしかなかった。  叶とわ子、と、奥野心先生。  どちらも触れた者の

再生

気持ちを落ち着かせる時によく聴くもの

ヨハン・パッヘルベルのカノンは大好きな曲なのでよく聴きます。いろんなバージョンがある中でも、これはオススメ。泣けました。 ピアノとチェロのデュエットなのですが、デュエットって1人では奏でられないんですよね。相手がいるのがとても素敵。掛け合い、淡々とくり返される音の波が徐々に盛り上がって、最後は落ち着いて終わって行く。 小説を書く時にずっと聴いていました。 そんな、思い入れあふれる曲です。

【連載小説】「心の雛」第十六話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十六話 2,436字) 「ひ、な…………」 「先生……」  お互いかすれた声で名を呼びあい、震える指先に触れ合った。  ずっと閉じられていた先生の瞼が開き、鳶色の瞳が私を探し出した。ホッと胸をなでおろす。……生きていた。先生が生きていてくれた。目を開けてくれた。  私は目を閉じておで

今日は土曜日。混みました。 すこぅしおやすみします。 スマホも閉じて目も休め、体の声を聴くことにします。 『ねぎハート』

【連載小説】「心の雛」第十五話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十五話 1,811字)  満員電車から逃げるように降り、よろめきながらどうにか人の来ない場所まで移動する。思わずしゃがみ込む。Yシャツの首元を乱暴に開放し、犬のように激しく息をついた。 「師匠……」  小さく呟く。  通勤のための満員電車は、僕にとっては地獄だった。人に触れすぎる。負

【連載小説】「心の雛」第十四話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十四話 1,586字)  捕獲ちゃんが発動した。  ……らしい。耳障りな音が聞こえたかと思うと、次に私が隠れているポケットの上部が急に涼しくなった。白衣がめくれたらしい。見えないので全部想像するしかない。  私がここにいると既にバレていると悟った先生が、手で私をそっと包んでくれた。頭だ

【連載小説】「心の雛」第十三話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十三話 1,084字)  叶様が僕の目の前に持っている瓶をぐいぐい近付けてきた。目を逸らすが、彼らの心は僕の中に容赦なく流れ込んで来る。  瓶の中には妖精の顔がみっちりと詰め込まれていた。顔。首から下は、ない。生き血を採取する際に身体と頭部を切り離したせいだろう。  ものすごくグロテス

お祭りがあったので老体に鞭打って行って来た。割と人がいて賑わっていた。 コロナでイベントがことごとくなくなり、お祭りを知らない長男が楽しそうにおみくじしてた。 当たったのはハズレクジのBBガン。やってヤルぞ…と鬼気迫る顔で遊んでた。 なんてことないことだけど、幸せなんだと思う。

【連載小説】「心の雛」第十二話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十二話 2,064字)  昔から、人とぶつかった時などに意識が途切れることが多かった。  孤児院で育てられた僕は、両親はもちろん自分がなぜそこに存在するのか、ずっと分からないまま生きてきた。はるか昔の話である。 「心くん。ほら、◯◯くんと手を繋ぎなさい」  散歩の時間などははぐれない

【連載小説】「心の雛」第十一話

(第一話はこちらから) https://note.com/pekomogu/n/ne7057318d519 ※この小説は、創作大賞2024「ファンタジー小説部門」応募作品です。 (本文 第十一話 1,872字) 「何ですか、その禍々しいモノは」  先生の声はいつもの穏やかなものではなく、何かもっと感情を押し殺したような声だった。モノをカバンから取り出した叶様はくすっと笑って答える。 「あら先生、知らないのですか? 「捕獲ちゃん」ですよ」  ——捕獲ちゃん。  可愛らし