暑い日の泡
お酒が好きだ。
お酒を飲んだ時の、あの全身が緩む感じの解放感が好きだ。
みんなで飲む社交的な場も好きだ。
いろんなシーンでたくさんお酒を飲んできたけれど、
一番理想のシチュエーション。
それは、暑い夏の夕方に、近々に冷えたシャンパンをテラスで飲むこと。
これ、賛同する人すごく多いと思うけど。
今日は久々の晴れ間。
梅雨とコロナのダブルパンチで鬱々としてた休日。
久しぶりの晴れ間は、それはそれは暑いけど、
やっぱり太陽の下って気持ち良い。
ジョギングもそれはそれは暑いけど、
でも汗をかくって気持ち良い。
そして夕方、少し風が出てきて涼しくなって。
こんな日にはテラスでキリッとシュワシュワを飲みたいもの。
昔はよく、土日の4時から親友と会って、
薄暗くなってきた外を眺めながら、
気持ちよくこぼれスパークリングを軽快におかわりしては、人生論を語り合ってたな。
時は流れ、彼女もママになった今、
そんな自由な休日の夕方の時間なんてなかなかないけれど、
この季節の夕方になると、
決まってそんな日のことを思い出す。
今日もジョギング帰りにスパークリングを買って、シャワーを浴びて一人チーズとともに乾杯。
あーこんな時期だけど、
自分なりに満たされる時間を自分で作り出して、華やいだ緩やかな時間を作っていきたいな。
やっぱり泡って素晴らしい。
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余談ですが、次いで好きなシチュエーションは、
頑張った仕事の後の打ち上げビール。
これのために頑張れるし、
これがあるからまた頑張ろうと思える。
ちなみに、大好きなミスチルの中で色々好きな歌詞はあれど、その上位に来るのはこちら。
酒の味を覚え始めてからは
いろんなものを飲み歩きもしました
そして世界一のお酒を見つけました
それは必死で働いたあとの酒です
(1999年夏、沖縄)
暑い夏の夕方に、近々に冷えたシャンパンをテラスで飲むこと。
頑張った仕事の後の打ち上げビール。
この2つの素晴らしさを知ることができただけでも、酒飲みに生まれてよかった、と、
改めて思うのであります。
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