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絵本『ぼくのくれよん』/読み聞かせ

ぞうは、とても大きなクレヨンで、
いろんな絵を「びゅー びゅー」描く。
青色で描いたらカエルが池だと思い、
赤色で描いたら動物たちが火事だと思い、
黄色で描いたら・・・。

ぞうサイズのクレヨンにワクワクし、
動物たちの勘違いにはクスッと笑わされる。
鮮やかなクレヨンの色遣いも楽しい絵本です。

つむぐ 1歳3〜4か月

クレヨンでお絵かきするのが
大好きなつむぐだから、
きっと喜んでくれると思って
読んでみました。

お絵かき中に絵本を読んでみると大喜び。
何度も何度も「読んで」とせがんでくる、
お気に入りの絵本になりました。

ごろ ごろ ごろ ごろ

いろんな色の巨大なクレヨンが
転がっているページで、
つむぐはクレヨンを一つずつ指差します。

:それはオレンジ。
  それはミドリだよ。

僕がそうして一つ一つ
答えてやると嬉しいようです。

:何色が好き?
:(青いクレヨンを指差す)
:青だね。
:あ・お!

おぉ。言葉が増えてきていてびっくりです。

ぞうは まだ まだ 
かきたりない みたいで
くれよんを もって
かけだしました。

最後のページでは、
ぞうが3本のクレヨンを
鼻で同時に掴んで描いています。
(とても綺麗な線!)

それを真似してみたくなったようで、
つむぐもクレヨン3本をグーで握り、
夢中で画用紙に走らせていました。

『ぼくのくれよん』を読んだら
お絵かきしたくなったり、お絵かきしていたら
『ぼくのくれよん』を読みたくなったりする
愉快な絵本で、僕もこの絵本が大好きです。

『ぼくのくれよん』
長新太さく、講談社、1993年

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