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絵本『あさになったので まどをあけますよ』/読み聞かせ

「あさになったので まどをあけますよ」
「やまはやっぱり そこにいて 
 きは やっぱり ここにいる 
 だから ぼくは ここがすき」

かけがえのない日常に
思いを馳せられる絵本です。

つむぐ 1才8か月

広い景色の中に小さく描かれた
たくさんの乗り物を見つけては、
指差して教えてくれます。

:ぶーぶーいる。
  あのぉーあの(船)あった。
  はちぃごしょぼしゃぶーぶーん!

きみのまちは はれてるかな?

:つむ、今日晴れてる?
:はけてなーい!

今日は快晴なんだけどな。笑

はれているのに あめがふってる
やっぱり ぼくは ここがすき

:あめ!
:あめだね。
:あめぇ、ふってぇなーい!

どうやら覚えたての否定語を使うのが
楽しいみたいです。

つむぐ 1才11か月

:いってー、ぱぱぁ!

と、ページを開いて話しかけてきたので
読みました。

かわは やっぱり ながれていて
さかなは きっと はねていて
だから ぼくらは ここがすき

:これはこれ?
:ふねだね。
:これは?
:それはねー、トラックかな。
:これは?
:タクシーかな。
:これはぁこれぇ?
:それは何かなー。ぶーぶーかな。
:トラックだよぉ。

知ってるんかい。笑

つむぐ 2才0か月

まちは やっぱり にぎやかで
みんな やっぱり いそいでる
だから わたしは ここがすき

:まちはやっぱりここにいて!
  きは やっぱりそこにいる!
  きは やっぱりそこにいて、
  きは やっぱりそこにいて・・・
  きは やっぱりそこにいて、
  きは やっぱりそこにいる!

木ばっかり。笑

かわは やっぱり ながれていて
さかなは きっと はねていて
だから ぼくらは ここがすき

:つむぐここがちゅきー!
:ここが好きなん。
:これとぉこれちゅき。
  これぇ、いってみたいなぁ・・・。
:(可愛い・・・)
  あぁー、行ってみたいねぇ。
:どこいくのかな、ふね。
  ふねどこいくのかな、ふね。

この絵本のことは
ずっと前から好きだったけど、

乗り物がたくさん描かれていることや、
「やっぱり」の音の響きの可愛らしさには
気づかなかったし、

船がどこに行くのかと
考えたこともありませんでした。

つむぐと読むと、
発見がいっぱいで楽しいです。

『あさになったのでまどをあけますよ』
荒井良二さく・え
偕成社、2011年

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