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自分らしく、マイペースで! |「25歳の自分へ」を1年間届け続けてみて。

7月から4ヶ月近く、ようやく”やりたいこと迷子”のような時期を卒業し、そのときどき感じた、自分の「やりたい!」気持ちにしたがって、動き続けられる日々を過ごしています。

今までは「始めたらやり続けなきゃ!」と自分にプレッシャーをかけちゃって、もぞもぞと動けない部分もありましたが、「まずは一旦やってみようかな!」と、軽々と行動に移せるようになったのは、大きな変化だなぁと感じています。
毎日が楽しく、ワクワクしっぱなしの日々で、自分史上最高に楽しい日々♫


さて、そんな風に、目まぐるしく過ぎていく日々のなかで、気がつけば・・・「ぺく☆ぺくラジオ シーズン2」を配信し始めて、ちょうど1年が経っていました!!
超余談ですが…始めたときはショートカットだった私の髪も、自分史上最長に匹敵するぐらいに伸びました。
って書いておいて、今週ちょっと切っちゃいましたが・・・(笑)!


本当にありがたいことに、すでに55週以上にわたって、素敵なゲストの方々にお越しいただきました。
ゲストのみなさんのお話から大きなヒントを得たり、「そうだ! 私、こんな生き方がしたかったんだよね!」と思い出させてもらったり・・・。

これまでご出演くださったみなさま、そして毎週お聞きくださっているみなさま、いつも本当にありがとうございます!


配信も50回を超え、1年経ったこともあり、「25歳の自分にメッセージを送るとしたら」をテーマにしたお話を届け続けた、今の気持ちを綴ろうと思い立ちました。
きっかけは、配信を続けるなかで、私がこのテーマでお話をし始めた理由や伝えたいメッセージそのものかと思われるようなエピソードに出会ったこと。


「私は絶対迷わない!」はずだった・・・

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25歳の頃、私はいつも”答え”を探して、悩み迷っていました。

「私は絶対バリキャリで行く!」と決めて最初の会社に入社。
「脇目も振らずに仕事に打ち込んで、結果を出して、とにかく早く上に上がろう!」、そう思い続けていました。
ただ、現実は想像以上に厳しいものでした。

学生時代までは「やればできる!」の精神で、何事も乗り越えてきましたが、「自分ではどうにもできないこともあるんだなぁ」と、自分の無力さ・不甲斐なさ・弱さをたくさん突きつけられる日々。


ふと周りを見渡すと、仕事で輝かしい活躍をしている友人が徐々に出てくる・・・。
「自分なりに頑張ってはいるけど、目立った成果なんて何もないなぁ」、そう思っては自信を失くし、「じゃあ、一体どうすれば・・・?」と絶えず悩んでいました。

なんとかして乗り越えたくて、たくさんもがいた気がします。
苦しいこと、大変なことは山ほどありましたが、仕事はやっぱり楽しかったし、大好きだったから。


加えて、年頃ということもあって、帰省の度に親戚から「結婚はまだ?」と聞かれると、当時は他人の期待に応えることを最善としていた私は、「あれっ…私は仕事が好きだけど、このままじゃダメなのかなぁ。」と思ったりもしていました。
今思えば、「自分」がないから周りの人の話を聞いて悩んでいたし、どこかに絶対的な”答え”があると思っていて、それを探そうと必死になっていたんだなぁと思います。

絶対迷わないはずだったところで、迷っている・・・。
自信を持って「仕事が好き!」と言い切れない。

そんな自分が嫌で、自分にダメ出しばかり。
恵まれた環境にいたはずなのに、いつも何かに悩み迷っていて、心の底から笑ったことがほとんどない時期だったなぁと、振り返って思います。


そんなとき、1週間の語学留学で訪れた、フィリピン・セブ島。
自分よりはるかに大変な経験をしていたり、長年日本で何一つ不自由なく生活してきた私からすると、困難な状況のなかにいるような方々が、すごく素敵な笑顔で笑っている姿に、大きな衝撃を受けました。

「この笑顔の背景には、いったい何があるんだろう・・・?」

日本に帰国して、慌ただしく過ぎていく日常のなかで、ふとした瞬間にそう思い出すことがありました。

もともと「海外で仕事がしたい!」と思っていたこともあり、半ばその”笑顔”に吸い寄せられたかのように、翌年に会社を退職し、フィリピン・セブ島へ渡りました。
そこで、いろいろな生き方・考え方の方たちと出会うなかで、私自身も「やりたい!」という気持ちにしたがって行動していくようになったんです。

もちろん、「やりたい!」にしたがって動いてみたものの、苦い思いをしたことや、失敗したことは数知れず。

詳細は過去の記事に譲りますが、セブで約7ヶ月を過ごした後、ベトナム・ハノイで海外就職をするも、短期離職。
以来、しばらく「もう人生に飽きた」が口癖になっていたぐらい無気力になっていました。
なんとかそこから這い上がろうと、再び戻ったセブで模索し続けるうちに、「旅するインタビュアー」として活動を始め、やりがいを感じていたところ、コロナ禍でやむなく途中帰国。
そこから再び、「自分は本当に何がしたいんだろう・・・?」と、模索する期間が続きます。

「ぺく☆ぺくラジオ シーズン2」はその途上で始まりました。


▼詳しいお話は、過去記事にまとめています


25歳の自分に改めて伝えたいこと

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私自身がラジオでインタビューを始めたきっかけは、かつてセブで一緒にお仕事をしていた先輩のひとこと。

なんとなく始めたものでしたが、すごく楽しくて、気がつけば30回もお届けしていました。
諸事情あって、30回目を機に、一旦ラジオインタビューの活動は中断することを決意。
でも、その間も再開したい思いがずっとありました。

そして、昨年10月から再び「ぺく☆ぺくラジオ シーズン2」として、ラジオインタビューを届け続けて、今に至ります。
シーズン2として再開するにあたって、「今回は何かテーマを決めて、お話を伺っていこう!」と思った私が選んだのが、「25歳の自分にメッセージを送るとしたら」でした。

一体なぜ、このテーマにしたのか・・・?

これは、幾度となくゲストの方から聞かれた質問でした。
じつは・・・初回の配信と過去記事に綴っています。
そして、その思いは今もほぼ変わっていません。

むしろ、記事を書いた頃よりも、50回以上配信を続けてきた今の方が、伝えたいメッセージが腑に落ちている実感があります。
*現在配信中のanchorでラジオを上げ始めたのは12月からなので、実際の配信タイミングとラグがあります。


コロナ禍で帰国し、模索期間を過ごしていた頃、自分のなかに、25歳の頃ほどの焦りや不安がないことに、ふと気づきました。
仕事やキャリア、将来に不安がない訳でもありませんでしたが、わりと「なんとかなる!」とどっしり構えている自分がいたんです。

そこで、ふと振り返ったときに、25歳の頃に悩みに悩んだ末、自分の気持ちにしたがって、海外に飛び出し、そこでいろいろな生き方・考え方に触れながら、少しずつチャレンジを重ねてきたことで、その感覚が持てるようになったんだなぁと思いました。

だからこそ、私が当時の自分に送ったメッセージは、「焦らず、自分の心にしたがって行動を積み重ねること」でした。

そして、過去の私と同じように悩み迷っている方にも、何かヒントになれば・・・という思いもあって、いろいろな方に同じテーマでお話を伺っていました。
そのどれもが素晴らしく、今の私にとってもハッとするメッセージをいただいたり、素敵な学びや気づきをいただいたり・・・短い収録の時間ではありますが、毎回とても素敵な時間でした。


そのなかで、私が当時抱えていた葛藤と、このラジオを始めたきっかけに通ずるエピソードと出会ったんです。

この夏、長年勤めていた外資系IT企業を退職し、小学校の教員に軽やかなキャリアチェンジを遂げた、ありちゃん。
そんなありちゃんに、25歳のご自身に送りたいメッセージについて伺ったところ、

50歳の自分が送った「50過ぎたら本気出す! ありちゃんは大器晩成型だから!」というメッセージを、 25歳の自分が受け取っていたんじゃないかなぁ。

とお話されました。

収録前にもありちゃんとお話していましたが、特に25歳前後の女性って選択肢が多く、複雑な気持ちを抱きがち。

・結婚して家庭に入る OR  結婚して仕事と家庭を両立する OR  結婚せずに、バリバリ仕事をする
・子供を持つ OR  子供を持たない

などなど。
選択肢や考えなきゃいけないことがたくさんあるからこそ迷うし、周りの人と比べてしまって、自信を失うこともあるでしょう。

でも、ありちゃんはそこで、「急いで何かにならなきゃ・・・!」という気持ちを手放したそうです。
その背景にあったのが、先ほどのメッセージ。

「自分がやってきたことが後から花開けばいい」

そう思うことで、目の前に現れた、知らないこと・できないことにとにかく全力で取り組み、いろいろな方に出会って学びを深めてきた、というありちゃん。
その軌跡と言葉に勇気をもらっただけでなく、改めてその言葉を、25歳の私自身にも送ってあげたいと思いました。


というのも、直近まで「”何者”かにならなきゃ・・・!」をなかなか手放せなかった私。
振り返って考えたとき、仕事のなかでも役職や肩書きにすごくこだわっていたり、「何者かになれていない自分じゃダメだから、頑張らなきゃ!」と自分を追い込んでいたり・・・そんな風に生きていました。

でも、それよりもっと大切なことって、まずは誰と比べるでもなく、今の自分をまるっと受け入れることなんだなぁって、本当に最近になって気づいたんです。

ありちゃんも最後にお話されていましたが、

「等身大の私たちがすでに完璧。足りないものがあって正解だし、それ以上に持っているものの価値が大事。」

これも本当にそうで。
ついつい、自分のなかの足りないものに目が向きがちですが、私たちはそれぞれ、たくさんのものを持って生まれてきているし、生きていく軌跡のなかで、自分にしか手に入れられないものを必ず手に入れています。

もし「足りない」と思うなら、焦らず、気負わず、少しずつ手に入れていけばいいし、そうやって歩いていく過程すらも、後から振り返ったとき、ちゃんと自分の糧になっているんですよね・・・!

ラジオを続ける過程で、私自身も過去をたくさん振り返ったり、自分と向き合う機会がたくさんあり、そう思える瞬間が増えてきました。

だから・・・

大丈夫!
無駄な経験なんて何ひとつなくて、どんな過去もきっと今に繋がっている。

昨年記事を書いたときと変わらず、50回以上にわたって配信し続けた今、改めてそんな風に思っています。


そして、もうひとつ。
25歳の頃、あれだけ「”仕事が好き!”ってダメなのかなぁ・・・」と思っていましたが、最近は「それでいい」と思っています。

自分が自分で選んだことはすべて正解で、人それぞれタイミングやペースがある。
「仕事 OR 結婚?」の二択でもないし、”絶対的な正解”はないんだから、自分を信じて進めばいい。

かつて思い描いたキャリアや生き方とは全然違って、なんだかかなり自由に歩いている気がしますが(笑)、それも含めてOK!
今は素直に「どんな形であれ、働くってやっぱり楽しい!」と思っているし、自分の持てるもので誰かの力になれる瞬間って、やっぱり嬉しいものだなぁと、心の底から感じています。
そんな自分の気持ちを大事にしながら、これからも自分のペースで、自分らしく、歩き続けていこうと思っています。


改めて「ぺく☆ぺくラジオ」にかける思いを語る

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いろいろな生き方・考え方を知ってもらうことで、変化のきっかけを作りたい。
自分と同じように、”絶対的な正解”を探し求めていて、苦しくなっている人たちに対して、心を軽くするヒントを伝えたい。

そんな風に始め、続けてきた「ぺく☆ぺくラジオ」。

「25歳の自分に送るメッセージ」がテーマなので、その世代の方に届けたいという思いはもちろんあります。
でも、続けてみて思うのは、世代を問わず、いろいろな方が生きてきた軌跡から得られるヒントや受け取れるメッセージって、たくさんあるんじゃないかなぁということ。

人は、今目の前に広がっている世界だけで、物事を見ようとしがちです。
でも、少し視野を広げてみると、無限に選択肢があるし、人それぞれのペースがあります。

そう気づくことで、

「そっか! 私も私のペースで、自分の歩きたい世界に向かって歩いて行こう!」

そんな風に、肩の力を抜きながらも、前に向かって歩いていけるような配信を、今後もたくさんの方々とともにつくっていきたいと思っています。


目標は、あと1年間、100回を目指して続けること。
そのときに何を思うのか・・・100回目の配信をお届けした後にまた書きたいと思っています。

この記事を読んでくださったみなさま、ぜひこれまでたくさんの方が、25歳のご自身に送ったメッセージとそこにまつわるストーリーを、ぜひ聞いてみてください!
きっとその軌跡から、勇気や刺激、ヒントがたくさん得られるはず。


そして・・・100回達成まで残り40回強。
もし「出演してみたい!」と思う方がいらっしゃったら、ぜひ気軽に声をかけていただけると嬉しいです。
みなさんが生きてきた軌跡には、必ず誰かのヒントや学びになることが詰まっていますし、そのストーリーを通して勇気づけられる方が必ずいます。
だから、「私(僕)なんて・・・」と思わなくて大丈夫です!
私からお声かけした際にも、気負わずお引き受けいただけると、とっても嬉しいです。


「今日もあなたに変化のきっかけをお届け!」

その言葉通り、私のラジオが誰かにとっての新しい一歩に繋がると信じて、これからも楽しみながら配信を続けていきます!



ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!!


サポート、お待ちしております♫ みなさんとともに素敵な”旅”を続けていく力にしていきます✨