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ちょっと疲れた

そう呟ける場所を持っている人って、どのくらいいるんだろう。

非常に残念だけど、私はそういった場所はほとんど持っていない。

訳あって家族と距離をとっていて、これまた訳あって恋愛からも距離を置いているためにパートナーもおらず、仕事はフリーで完全在宅、習い事なんかも特にしていない。そうなると、1日誰とも喋らなかった、なんてこともざらにある。

友達はいるけれどごく限られた人数で、毎度毎度「疲れた」と言うには忍びない。(「訳」を少し多めに抱えてしまっている私は、基本疲れている)

「つらいときに頼れるのが友達でしょ?」という人もいるけれど、私はそれがすべてではないと思ってる。友達だからこそ、話したくないこともあるし、なによりも私は人が怖い。自分の抱える「訳」を話して、自分が崩れてしまう姿を見せるのが怖い。


よっぽど酷く疲れ切ってしまったときには、カウンセリングに頼る。

病院ではないカウンセリングルームにお世話になっていて、カウンセラーさんには4年経ってようやく、崩れた自分もすこーしずつ見せ始めているところ。

カウンセリングのいいところは、お金を払っているところだと思う。もちろん出費は痛いのだけれど、お金を払っているからこそ、申し訳なさを感じなくていい。

友達に話すのにも、申し訳なく感じてしまうからね。

毎度「疲れた」で申し訳ないなぁとも思うし、気を遣わせてしまうんじゃないかとか、相手が真逆のことで悩んだときに、私には話しづらくなってしまうんじゃないかとか、私が話したことで相手が引っ張られてしまったらとか…そもそも、「ちょっと疲れた」で呼び出すことが申し訳ない。

対して、カウンセラーさんは話を聴くのが仕事。守秘義務もある。

相性のいいカウンセラーさんに出会えて、一人で抱えていた頃に比べたら負担はぐっと減っているなぁと感じる。

でもやっぱり、4年かけても毎度受けるときには勇気がいる。毎回2時間という時間をもらって、自分の核を話すのだから。ちゃんと時間をとってもらうからこそ、「ちょっと疲れた」と言いたいだけのときは、依頼しにくいのが現状。


そんなとき、カウンセリングを受けるほどではないけれど、友達にも話しづらいときに、LivelyTalkは役に立つんじゃないかなぁと思った。

LivelyTalkはオンラインの対話サービス。聴き上手なホストが集まっていて、「話を聴く場所」としてお客様を待っている。

カウンセリングは安心して話ができるけれど、ちょっとした会話はしにくい。

ライブ配信サービスは、基本的には「配信主」が中心。話を聴いてくれる人もいるけれど、公開されている場で自分が話し続けるのも申し訳なく感じる。

LivelyTalkはその間。トークルームが開いていれば、予約の必要なくふらっと入って喋ることができる(予約も可)。クローズドな場所で、ホストは「聴く」のが仕事だから、気兼ねなく自分の話ができる。

それに、カウンセリングと違って1回いくらという縛りじゃないこともいいと思う。相性が合わないなと思えば5分待たずに切り上げられる。お金も時間も、自分の都合に合わせられる。

私のような環境にいる人には、LivelyTalkだから得られるものがある気がするなぁ。


こちらから覗けます。よければどうぞ

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