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【窓の開き具合】

まちに出ると間違いなく見かける光景
「私、右の端を走っているんだから何か問題でもあるの?」と言っているように堂々と右側を走る自転車。
夜間ライトを点灯せずに並列走行をする自転車。
右折したい交差点の20~30m手前から右側を走り出す自転車。
右折時にインコーナーを攻める自転車。
とにかくまちを歩くと自分本位に縦横無尽に走り自転車を目撃する。それらを見るたびに、彼らは交通ルールをわかった上でそれらの行動を行っているのか、それともそもそも交通ルールをわかっていないのか、という疑問が浮かぶ。そして、モヤモヤする。
もし、交通ルールをわかっていないのであれば、何らかの活動で正しい交通ルールを浸透させることをしていかなければならない。知人にそのような活動を継続的にされている方もいる。
しかし、もし、(交通ルールを)わかった上でそのようなことをしているのであれば、どこから手をつけていいのかわからない。目を瞑るしかないのか?

一朝一夕で他人の考えや行動を変えることはできない。継続的に我慢強く活動を続けていかなければならない。もし本当に自分自身が変えたいのであれば、心を強くし、忍耐強く活動をしなければならない。

そんなこともできずただ愚痴だけを吐き、嘆くことはとても無責任だと思う。そういう自分自身が一番無責任で卑怯者なんだろう。
ただ、そこで「悲劇の主人公」ぶるのも本末転倒。繊細であるがゆえに細かなことに気が回ってしまい、苦しくなるのだけど、そこで「悲劇の主人公」になるのではなく、タフになる必要があると思う。自身の外で起こり得ることを受け止め、自身の中で起こり得ることも受け止める。そして、感傷的にならず、今自分ができることを行う。そして、それがとてもとても小さいことであっても、他者と比較せず、自身の行いを認めてあげる強さを持つこと。それが今自身が行わなければならないことなんだと思う。

その上で、社会、世間とのいい具合の距離感がわからない。いいバランスを見つけられないでいることが事実なんだ…

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