【声はその人の存在そのものの振動です】フリーアナウンサー及川徳子さん×エイミーで対談
及川徳子さんは、フリーのアナウンサーとしての長いキャリアを持った人というだけではない。
NHK FMやエフエム仙台で数多くの番組に出演し、制作にもかかわった。
アナウンサー育成にも力を尽くし、TBCアナウンス学院のプロ養成講座で教え、そこから多くのプロフェッショナルが出ている。プライベートレッスンなども精力的に行っている。
プロダクションやモデルクラブなども含め指導歴は35年にわたり、講演活動も行い、さらにセラピストでもあり、その養成もしている。
とにかく、マルチな才能の持ち主だ。
そこに一貫しているのは「声」へのこだわりということだ。
「声は、その人そのものの振動だ」と及川さんは言う。
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「ジミー」の読書会が仙台であり、それに参加してくださった及川さんと、私はFBでつながった。ただ、お会いしたことはなくて、少し遠い存在のような気がしていた。
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ある日、私は『クマ恋』を音読しFBに投稿した。せっかく連載するのだから、少しでも多くの人に興味を持ってもらおうと思ったのだ。
投稿をアップすると、コメントがついた。突然、しかも及川さんからということで、私は緊張した。
だって、アナウンサー養成講座の先生だ。私は今まで、声の出し方も朗読の仕方も、誰かに習ったことはないのだ。
ところが、こうあった。
「エイミーさんの声が素敵です!!大好き!」
私は、すっかり舞い上がり、すっかり嬉しくなった。だけど、どこがいいんだろう?
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さて、それから一か月ほどしてのことだ。『クマ恋』の連載がとうとう終わった。
及川さんは「感動しました!」とコメントしてくれた。
登場人物が「リアル」だったという。
それをきいて、彼女と対談したら、ぜったい面白くなるなあと思ったのだ。
「声とリアル」
この2つをしゃべりたい。
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さて「リアル」とはなんだろう?
『ジミー』でも読者さんの感想であった。
「本の登場人物達は、まるで人生のひとときを共に過ごした仲間のようにリアル感を伴った存在として、記憶に残る。今でも、その感覚は続いている」(はなともさん)
「そばに身体を伴ったジミーやマイがいるみたい」(りこぴんさん)
「クマ恋」でも、クマが電車にのっているような気がする、とFBで書いてくれた人がいた。
ただ、クマの着ぐるみを着てる男子高校生が電車にのってるなんて、一般的な意味ではまったく「リアル」ではない。
では、なぜ「クマ」が「リアル」なんだろう?
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というわけで、及川さんに「対談したいです」と言った。
快く引き受けてくださって、FBでライブをした。動画版は、文字もいれてわかりやすくなったし、前半と後半に区切ったからみてほしいと思う。
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かなりディープなことをしゃべってる。面白かった。
・「声フェチのところがあるんですよ」
・徳子さんの声は、複雑でいろんな要素が混じってる
・心も感情も「振動」ですよね
・全部が整うことによって共鳴する
・・・なんだか「声」というのは、深いものなのだ、という話だ。ずっと「声」について考えてこられた及川さんのお話は、本当に深い。
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また、これらのことに興味がある人には、特に面白いのではと思う。
・声、声の仕事
・バイブレーション、響き、振動
・セラピー、セラピスト、癒し、心
・小説、物語、読む
・リアル、リアリティ
・文章を書くこと
※そういえば、「その人から出るエネルギー」を人は実は感じ取っている、という話があるのだけど、及川さんの素敵なエネルギーが、もう声からも優しい表情からもあふれていて、、。
もう、ファンになってしまう↓
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