見出し画像

何が本当に大切なんだろうか?

久しぶりの登場になりますが、もう年末であと何日かすると2020年になるなんて、驚きですね。

私は、この秋から体調不良が続き始め、本業のライター業を休むことにして、自分の気持ちが楽になるようなことを求めてきました。

資格を取ろうと中途半端にしていたファイナンシャルプランナー2級は、学科は通過していたのでこの資格は「完全合格」にしようと、ただいま勉強中です。(学科と実技がありまして、実技のみ合格済み)

でも、なにかが不安なのです。休業するまで「ライター」として収入はありました。しかし、休業することで私個人の収入が途絶えることになりました。なぜか、子供の学費のことばかり気にするようになりました。

いじめが原因で、どうしても娘を地元の公立中学にはいけせられない。だから、中学受験を頑張って、娘が望んだ学校に入学することができました。入学してみると、案外いろんな費用でお金は飛びます。

生まれる前から「子供の為の貯金」を始めて、運用もしていました。それでも、成長の間に教育関係のお金は上がっていく。これが、私の不安をさらに増やしました。

しかし、主人も貯めていてくれたおかげで、私が仕事をしなくても大丈夫という状況は作ってくれました。「ライター」という仕事で得たお金は、万が一の時のお金として置いています。

よくSNSでライターの一部の方が、月末に売り上げ報告をあげるますが、それは私に取っては辛いものでした。どうして、売り上げ報告をあげるんだろう?

よく考えてみると、「顕示欲」と「次月への売り上げたかアップの呪文」をしてるんだろうなぁと思えるのです。でも、お金だけでは、その人の文章力はわかりません。

確かに元々の前職が、今の時代に求められているものであれば、あっという間にいろいろと話はくるでしょう。

残念ながら、私は国家資格もないし、英語力も日常英会話程度、何かに突出したことはないし、長期でご一緒したクライアントさんはほんのわずか。

だから、簡単に何かで稼いでいく人が羨ましくて、薬で脳の動きを鈍くしているのに無理をしてしまい、体調を崩してしまいます。商売なんて、お金を稼ぐなんて無理だと、秋からずっと悩み続けました。

あまりにもしょんぼりしている私に主人がいいました。

「ぺんさん、昔そうやって落ち込んで、悪い人に騙されたことってあるよね。僕の収入だけでいけるし、ぺんさんは、子供の教育とか自分がやりたいことをすればいいよ。やりたかったことで、何かわからんけど、つながっていくもんはあるんとちゃう?」

そうです。昔「儲け話を紹介します」というファイルを2980円払って、届けられたのはしょうもないことを書いたものでした。

スピリチュアル商法にもつかまりかけて、逃げるのに苦労した経験もあります。

だから、情報商材というものは、よく吟味して買わないと怖いという点はあるし、「ライター」という仕事も実は買い叩かれやすい仕事でもあります。

というより、今の現実世界は、「お金」が絡むとトラブルが起きやすい世界になってきていると感じます。

お金は大切です。しかし、お金を大量に得たとしても、その後の経理処理をきちんとしないと、見事に脱税になる。きちんとしている人はしているんだろうけれど、いつかはお金というものは消えるような仕組みになっています。

お金はたくさんあれば、それはあるひとつの幸福感を得ます。今、消えようとしているのは、「心の幸福感」です。

ちょっとした気遣いや譲り合いで解決できることが、大喧嘩につながっていることが多々あります。

私も先日病院の診察で、自動血圧計で血圧を測っていると「ねぇちゃん!はよどけや!わし血圧計らなあかんのや!」と怒鳴られて、緊急停止で止めて、そのおじさんに血圧計をゆずりました。

結局、そのおじさんは患者ではなく、付き添いの人でひまだから血圧を計りたかっただけでした。本来は患者さんの為の血圧計なのにね。

これはおじさんを責めているわけでもないけれど、老いも若きも何か心に余裕がないというか、世知辛い世の中になっていると、ひしひし感じます。

来年は、さらに様々なことが変わることでしょう。果たして無事に2020年を乗り切れるのかと心配しています。

どうか、来年はお金の問題と同時に「心の問題」にも目を向けて欲しいと願います。

「お!応援したい!」「この人のは気に入った!」ということであれば、お気軽にサポートしていただけるとありがたいです。いただいたお金については、今後の執筆活動や本購入に充てさせていただきます。