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クリスマスと言えば思い出す「男女の温度差」のお話

今日はクリスマスイブ。
カップルの人、もしくは今日は告白するという男性諸氏は、ドキドキの夜になるでしょう。

私も過去にいくつかの恋愛をして、クリスマスイブに指輪をもらったことはありまして、失恋した時、なぜか家の庭にもらった指輪を埋めるという、何かわんこちゃんのようなことをしていました。

大事にしていたものだから、捨てるのもいやだからと。
「転売する」という発想が思いつかない私でした。

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さて、本題です。
私は学生時代に、ある百貨店で繁忙期となる時だけ、アルバイトに入っていました。特に冬はどこの売り場も忙しくなるので、お歳暮売り場ではなくて、アクセセリー売り場に入って働いていました。

「冬」というのが重要ポイントで、アクセサリー売り場となると、このクリスマスイブの彼女さんへのプレゼント購入のために、かなり忙しくなります。

人気ブランドの売り場となると、男性だけもしくはカップルで指輪を買いに来ていて、担当の店員さんと昼食を一緒にとると、「もうしんどいよう。サイズがわからないまま来られるし。」「一人でかなり高額のを買っている人いるけど、彼女にもらってもらえるのかな?」とよく聞いたものでした。

私は、指輪系ではなく、ピアスやイヤリング売り場で売り子としていて、時々レジでラッピングをして、お客様にお渡ししていました。

一番、最高潮に忙しかったのは、12月23日。
もう、ラッピング専門になって、かなりの数をさばきました。

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ここからが修羅場。
12月25日になると、「すみません。職場の男性からこれを渡されたけれど、すごく迷惑なので返品したい」と、確かに私がラッピングをした包装と商品を持って売り場にやってくる女性は、必ず何人か来た。

本来は、レシートがないと返品に応じることはしません。
(多分、今ではレシートなしは応じないと思われる)

かなり、女性側は困っていていたので、売り場の上司に相談して、代わりに対応をしていた。結局は、女性はいらないということなので、レシートなしでも、事情が事情なので、返金処理として、女性に返金分のお金を渡しました。

今では、受け付けてもらえないはずなので、ヤフオクやメルカリなどの転売サイトで転売することになるのだろうけれど、女性もいやなら受け取りを断ればよかったのでしょうか?

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今は転売サイトで、男性が売りに出しているケースはあるであろうが、それは受け取られなかったものでしょう。

クリスマスイブは、確かに恋人や片思いを続けていた人にとっては、盛り上がる日ですけれど、プレゼントが転売される修羅場となるのでしょう?

要するに、男女間の温度差というか、「自分のプレゼントは、必ず受け取ってもらえる」「自分のことを好きでいてくれる」という自分勝手な思い込みから、プレゼントさんが悲しい目を見るわけです。

プレゼントする前に、きちんと自分を好きでいてくれるかを確かめてから、買いに行けば問題はさけられたかもしれませんね。
ところが、男女の愛というものは、時には冷酷で、二股などあくどいケースで、プレゼントをもらうだけもらって、転売するということもあるのでしょう。(これはあくまでも推測)

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主人と付き合っていた時、クリスマスには結納も終わっていて、婚約指輪をいただいていたので、クリスマスに特にプレゼントはなかったものの、「結婚したら、豪華な食事も控えめにしないといけないから、今日だけ豪華にしよう」と、豪華ディナーに連れて行ってくれました。

私と言う人間は、なんと物欲の少ない人間なんだろう、そして、食欲で幸せになる人間ということを、主人と付き合って感じたわけでした。

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