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アメリカIT企業の働き方と休日。日本との違い #アメリカで働く

米国在住でIT企業に勤めるエンジニアのペンギン侍です。
みなさんお読みくださってありがとうございます😊
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。

さてみなさんは正月休みゆっくりお休みになられましたでしょうか。
アメリカはクリスマス~New Yearまでまるまる休みのイメージがあるかもしれませんが、
私の会社は国の祝日である12/25,1/1以外は普通に業務がありました。
今回はアメリカと日本の主にIT企業の「休み/働き方」の違いについてご紹介します。

同じIT企業でも日本とアメリカで働き方は大きく違いますが、
みなさんはアメリカ人の働き方・休みの取り方についてはどのようなイメージを持たれてますか?
「家族との時間を大事にしてしっかり休んでいる」イメージでしょうか。
「競争が激しくあまり休んでなさそう」なイメージでしょうか。


日本とアメリカ祝日の違い

まずは日本とアメリカの年間の祝日を比較してみます。

  • 日本:16日

  • アメリカ:11日

カレンダー上で5日間の違いがあります。
さらに面白いのはアメリカは祝日=会社が休みだとは限らないことです。
例えば私の会社ではベテランズデーは休日ではありません。
さらに日本企業ではお盆休暇、新年3日、4日までお休みなどもあるので、
決められた休みとしては5-10日程日本が多いことになり、
アメリカで働いていると、体感としても「祝日まだかなー」
という感じです。

少し話がそれますが、アメリカでは祝日のクリスマス。
日本では一般的な表現「Merry Christmas」は
アメリカではあまり使われず、「Happy Holidays」という方が多いです。
これは多様な人種がいるので、キリスト教色の強い表現を避けているのだそうです。
11月3週のThanks Giving~年末まで言っています。

アメリカ企業での休暇種類

つづいて企業でとれる休みについてです。
いわゆる日本の有給休暇にあたるものは3つです。

  • Vacation ・・・いわゆる有給休暇

  • Sick Day ・・・病気にかかった時に使う休暇(風邪含む)

  • Personal leave・・・自由に使える休暇(Vacationと同じ扱い)

余暇のVacationと風邪や病気の休みが別にあるのが特徴的ですね。
日本にいたときは有給の傷病休暇がなく、
年の後半で風邪ひいたらどうしよう。。。と有休消費をセーブしてたので、
余暇の消費が独立しているのはいいなと思います。
日本の多くの会社は傷病休暇は無給だったような記憶があります。

Personal leaveもVacationと同じように使えます。
じゃあ一緒でいいじゃんと思うのですが、
Vacationは翌年に持ち越し可能なのに対し、Personal Leaveはその年で消化しなくてはいけません。

うわさによると多国籍な人種で構成されるアメリカでは、
文化・宗教などの違いがあるので、
特定の宗教の記念日を休みにするのではなく、
各人が選べるような柔軟なかたちにしているとか。
(正確な意味しっている方いたら教えてください。)

もらった有休については1,2週間ぐらいの休みを年数回取って、
Personal+Vacationは大半消費する人が多いです。

逆に結婚休暇はアメリカでは一般的でないですし、
半年~1年の育休というのも基本的にはありません。

勤務日の働き方の違い

また平日の働き方の違いでいうと、
日本では就業時間前に自席につき、夕方6時頃まで、
場合によっては少し残業してという毎日のパターンになっている方が多いかと思います。

アメリカでは(IT業界の特徴かもしれませんが)
だいたい平均7,8時間くらい働いてれば良いでしょ。という感じです。

人によっては朝6時から来て15時くらいに帰っていく人もいます。
特にアメリカでは子供の学校の送り迎えをしていることが多いので、
15時以降でミーティングがなければ帰りますし、
ちょっと病院や役所に1,2時間抜けることに有休申請とかはもとめられません。
金曜日には昼過ぎにはみんな帰り始めます。
いつもと違う動きをするときは上司に口頭でさらっと伝えておけばOKです。

まとめ

今回は日本とアメリカで働き方、休日の違いをご紹介しました。
体感では日本の方が与えられている休みは多いように思います。
有休をどれくらい自由にとれているかで実際の休日は変わってきそうです。

一方、アメリカは就業時間における厳密さがないので、
働いている日のストレスが少ない印象があります。
休みも自由にとれますが、個人的には日本の祝日が多いのは、勝手に休みの日が来てくれる幸せという点でうらやましいです。

働き方は比較的柔軟なアメリカですが、
競争の激しさはあるので、労働時間のTotalは長い人が多い。
それが嫌で退職して貯めた資金でアメリカ国外に出ていく人も多くいます。

今回は以上です。
最後までお読みくださりありがとうございました!

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私はアメリカ在住のソフトウェアエンジニアです。
米国`でIT企業挑戦に興味がある方はこちらもご覧ください。

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