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自分が理解していると思っていることは、理解していると言い切って良いものか

みんな大好き、”ダニングクルーガー効果”の話である。

何事も学び始めは、どんどん知識がついて、誰よりも物知りになった気になれる。
ただ、物事はそう簡単にすべてを理解できる訳ではない。

表面上のことをさらって、すべてを理解してしまったかのように振る舞うのは
"バカの山"
と呼ばれる。

大して知りもしないのに天狗になって回りに自慢しまくる。
そのうち、自分の無知さに気づき、絶望の谷に落下する。

自分の無知度合いを自覚して、更に努力を続けて初めて自他ともに専門家と名乗れる人へと成長していくのである

果たしてメディアに出ているどのくらいの“自称”専門家が馬鹿の山を乗り越えて、専門家としての研鑽をしているのだろうか

その点博士号という称号は学会等での発表を経て、絶望の谷に落とされた人々が啓蒙の坂を登っていく過程であり、涙ぐましい経験と研鑽の証拠であるのだろう

私には気軽に理解していると言うことはできない

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