セミナーメモ・「ナノユニバース」「高島屋」がAI+チャットで実現した新たな顧客体験とは2

▼パネリスト

株式会社空色 代表取締役
中嶋 洋巳 氏

▼どこに「お問い合わせ」を設置するかによって、増えるお問い合わせの内容が変わる(アプリとHPの比較)

・nano universeアプリ
https://apps.apple.com/jp/app/nano-universe/id934771962
商品ページ「お問い合わせ」→商品ページの配下に置いている為、サイズや、コーディネート相談が多い

・nano universe HP
https://store.nanouniverse.jp/jp/
右上「チャット」を配置→全体のお問い合わせが増えた
ECの売り上げの5%はチャットの利用から繋がっている。(サイズ感の相談など)チャットを使った3割は、継続的にチャットを使っている。

▼有人でのチャット接客スタート方法:

18-23時の5時間だけチャットボタンをつけた。(最初はスタイリスト3名)

一年運用すると、同じお問い合わせが増えたので、AIチャットボットをリリース。
・コンタクトセンターと電話とメールを全て一緒の場で行う
(返品、状態確認、商品の不具合、などの電話相談だと20-30分は1人につきっぱなし。アプリの使い方に関しては、30-60分つきっぱなしということも。それが改善された)
電話のチャネルが向いていないことを、チャットにしたら速度アップ(不良品の説明など)

▼店舗でのチャット利用

京都高島屋のコンシェルジュ
店内にQRがあり、読み込みをすると、フロアガイドbotにつながる(外国3言語語も選択できる)
店内の回遊率を促進、インバウンド対応の自動化もできている
店舗のコンシェルジュもある:https://www.takashimaya.co.jp/kyoto/service/concierge/


▼家具などのサイズ感が分からない商品の相談

BELLE MAISON 家具
https://www.bellemaison.jp/ep/srvlt/EPFB00/EPFB0002/dMidCatLstShow?BELN_SHOP_KBN=100&DAI_CATEGORY_ID=9
家具はWebだと、サイズが分からず、購入が不安。
部屋の画像を見せながら、コーディネーターに相談対応できる。