セミナーメモ・【Experience LIVE OUT】売るためではなく、”体験してもらう”ための店舗「b8ta」

Experience LIVE OUT

CXレポ:売るためではなく、”体験してもらう”ための店舗「b8ta」
登壇者:
北川 卓司 ベータ・ジャパン合同会社 カントリーマネージャー
徳力基彦 note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー


b8taは、「ベータ版(試作品)」を置く店舗としてシリコンバレーでスタート。RAAS(Retail As A Service)型のサービス。
出品者へ一区画のスペースを販売する。販売を主目的にせず、出品者側からの出品料をいただきながら、スタッフの育成、データ分析をしながらお店を回す。
https://b8ta.jp/

Nest LabsのPhillip Raub会長の体験:スマートホームの製品を開発した。
スマートホームの製品=体験しないとよく分からないもの。新しすぎて店員も説明が難しいので、そもそも置いてももらえないということが起きていた。
体験ありきの商品の打ち出し方を考えた末、お客様に量販店では体験できないユニークな体験や発見、驚きを届けるサービスを作った。これまでプロダクトを店舗に出すことが難しかったスタートアップの人達がお客さんの反応を見れる場であり、お客さんは直接彼らのプロダクトに触れられる場所になっている。

2015年~24店舗展開。アメリカに23店舗。ドバイに1店舗
日本には、新宿と有楽町に2店舗。(丸井グループと、三菱地所の出資。家電を買いに行く街)

元々DtoCの人達が出品している。その人達の、販売チャネルは主に2つで
家電量販店に置いてもらうか。
Appleのように店舗を持つか。

そこに新たな切り口が生まれた。それがb8ta。

Q 本当に「売るための店舗」じゃないのですか?

A「売るため」=主目的ではない。全ての商品がその場で買えるわけれはないが、半分くらいはその場で購入できる。(ネットで購入できたり、クラウドファウンディング中だったり)

出品者:家賃=売って回収しなきゃ!B to bとして、出品料がある。ということを頭に入れている。それが、b8taだと、一区画のレンタルなので、手軽に出品できる。しかも都内の一等地で。

Retail As A Serviceモデルのメリット
出品者:オンライン上で完結できる。
横にあるタブレットにタブレットの流す情報(ダッシュボードにアップ)。店員の接客資料。ズームで店員のスタッフ(ベータテスチャー)レクチャー。商品は載せる。
スタートアップは一等地にいきなり出品するのは難しいが、
Retail=お店を持つことで得られるメリットを、全て提供している。

カメラで行動分析もしていて。製品の声をフィードバックとして渡している。
デバイス:前を通った、5秒以上止まった、デモンストレーションした数、売り上げなど全て見れる。
ベンチマーケティングとして、他社のデータも見れる。
お店のスタッフとチャットもできる。
アクティブフィードがみれる。
全体のトラフィックや、
売れていないのはなぜなのか?が分かる。


相手の興味に合わせて表示するものなども変更することができる。