セミナーメモ・「ナノユニバース」「高島屋」がAI+チャットで実現した新たな顧客体験とは1
▼パネリスト
株式会社空色 代表取締役
中嶋 洋巳 氏
▼チャットボットサービスが注目されている背景
・訪日外国人対応
・日々の事前学習で、導入が手軽にできる
・変化する消費者行動
など
▼変化する消費者行動
例:ECサイトで買う行為
zozotown amazon 楽天 yahoo 直営 口コミまとめ メルカリ ヤフオク ジモティー 実店舗 SNS・・・など、
選択肢が多すぎて、選べない!!ということが消費者の中で起きている。
消費者にとって、「検索疲れ」が起きている。特に若年層の68.1%が感じている(2018年度調査)
どれだけコンテンツをリッチにしても、1分間で平均800文字くらいしか情報を見ることができない(遅い人は400文字/分 くらい)情報をブラッシュアップして、本当に欲しい情報を端的に届けることはとても大事。
▼店舗とECの情報格差
消費者の行動も変わってきている。家電量販店では、価格ドットコム見ながら、本屋ではamazonを見ながら店に来る。
店には、値段と、商品しか並んでいない。一方で、webにはたくさん情報が載っている。
来店前にサイズや、コーディネート相談を事前にwebで行った人の購入率は通常の接客を受けていない人の7倍という結果(ECで相談してから後の購入率は35%)
▼チャットで、店舗のスタッフ採用の悩みを解決できる
コールセンタースタッフの採用も維持が大変
・精神的な負担の大きさ
・同じ作業の繰り返し
・覚えなければいけないことが多い
・やりがいを感じる機会が少ない
一方でチャットセンターはメリットが多い
・覚えることが少ない
・自宅勤務可能
・ストレス低い
・調べながら返答できる
・1対Nの接客
・スタッフ同士のサポートがしやすい
また、お客さんからは、対面では言いにくい質問も出てくる
「汗染みない服」「お腹ぽっちゃり」などのなかなか人には言いにくい悩み。よりより距離感が保てるからこそ、心の声を聞くことができる
▼チャットで、インバウンド対応も
訪日観光客が2000万人超え、店舗での多元が対応。接客リソースの確保にもなる。