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鉄拳8:ストーリーモード感想

怒れ…憎め…呪え…!
目覚めろ!風間仁!

※例によってネタバレを含みます。
これから遊ぼうと思っている方、現在進行中の方はご注意ください。

ぼく個人はストーリー目当てに鉄拳をずっと続けている珍しい部類と自負しております


長く続いた三島サーガも一旦の決着がついた…のかな?

ストーリー面については、頑張っていたとは思いますがやはり多数のキャラの出番を満遍なく用意するのは無理があるので風間仁をメインに据えた展開になってました。
7のストーリーで最後のデビル一八がなかなか倒せず投げ出した覚えがあるのですが今回は難易度が低めに設定されており無事エンディングを迎えることができました。

一八はデビルの力だけでは飽き足らず6のラスボス:アザゼルをも吸収し人類に討つ手無しかと思われたが、息子の仁は修行の果てにデビルの力を克服しエンジェルとなり一八を迎え撃つのでありました。

ただアザゼルは6の頃にだいぶウンザリさせられたので2度と戦いたくなかったですね。ザフィーナしっかりせえ。

天使vs悪魔のスーパーバトルもさることながら、一八陣営との総力戦では4の鉄拳フォースや6のストーリーでも見られた格ゲーのプレイスタイルはそのままに複数の雑魚敵と戦う無双っぽいことをやらされるくだりもあるため、もうちょっと普通に遊ばせて欲しいなと思うこともありました。チキン(回復アイテム)を出せ。
映像は派手で面白いんだけど通常モードに通じるノウハウが身につくかと言われればあんまり。あくまで別物として楽しむ感じ。

キャラクター個別のストーリーについては7ほどでは無いにしてもあっさりめ。5人倒しておまけムービーというボリュームはちょうど良いもののどういうわけか5人とも同じステージで続けて戦う仕様になっており面白みが半減しています。なんでやねん!?

キャラ個別のストーリーが、個人的に最高傑作と感じている5の出来に今回も及ばなかったのは残念でした。
5はキャラクター全部に中ボスの概念があって戦う前にムービーが流れたりして(鉄拳シリーズでは珍しいリアルタイムレンダリングムービー=動画ではなく、プレイアブルのキャラクターモデルを動かす手法のカットシーンでもある)面白かったんだけどなあ。
爆死したかに思われた三島平八の生存に狼狽えるレイヴンがとても印象に残っています。あの時連絡していた上官は今回の8で初登場したヴィクターなのか?はてさて。

メインストーリーがシリアス寄りな分キャラ個別のムービーは全体的にというかほぼ全員はっちゃけてます。風間準のオーガニック料理(というかグリーンピースてんこ盛り)はキツそう。
なんでや準TT2の時におでん作ってたやろ←三島・風間両家の目まぐるしいおでん争奪戦に置いてけぼりなラースのTT2エンディングは個人的にかなりお気に入り
とはいえあまりにも全体的に夢オチなエンディングが多過ぎるのではとも思いました。鉄拳シリーズに前後のつながりなんか求めてねえからな?

今やデビル化にノリノリの三島一八だが、当初は別の人格が宿っているという設定だった(鉄拳4)

個人的に今回のストーリーで期待していたのは風間準の復活と謎の新キャラ麗奈についてなのですがどちらもそれほど重要な部分を占めているわけではなかったのが残念でした。とはいえ準と一八が多少なりともお互いを気にかける様子があったのは大きな発見であり前進だったと思います。ちょっとは好き合ってるようでものすごく安心しました。
キャラエピソードでは一八のムービーがダントツで面白かったです。PS1の頃に設定であった趣味:スニーカー集めというのがまだ健在だったとは。
都会的な一八と自然的な準、人間ない物を持ってる人に惹かれるもんなんですなー。

PS5の特色である高速ストレージの機能を活かしFF16でも見られたムービーとゲーム部の瞬間的な切り替えは鉄拳でも効果的でした。
はえーのなんのって。
※自分のゲーム用パソコンでは処理が追いついてませんでした

そろそろ飽きてきたのでこの辺にします

I hate rich people!(金持ちは敵だ!)
っていうマーシャルロウの導入部が面白すぎる。
全くもってかっこ悪い。しかもこいつストーリーで戦う相手全員に最初の掛け合いが発生してるんだよ…
万年貧乏という設定は1の頃から既にあり今回顔がだいぶ精悍な感じで若返っているものの全く変わって無いですね

あとはアズセナのストーリーで対戦相手に好きな飲み物を聞くところが面白かったです。

zzz

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