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踊る人たちを尊敬するのです。

人はなぜ踊るのか。

なぜそんな疑問を持ったのかと言うと、私は「踊りたい!」と思ったことが全く無いのだが、どうやら世の中には踊りによって何か自分自身を表現したい思う人が一定数いることに気づいたからだ。

よくよく考えてみれば、"踊り"は、おそらく大昔の人類の文化の中にもずっとあったものだと思う。

日本で言えば全国各地にお祭りに伴う踊りがあったり、世界に目を向ければ各地域にそれぞれの文化としての"踊り"があるはずだ。

そういう踊りは、「パフォーマンス」としての踊りだと思う。その様子を誰かに見せて喜んでもらったり、観客を楽しませたりするものだ。

そういう意味では、私の中に"踊りたい"という欲望は一切ない。人前に出て何かパフォーマンスをして、相手に喜んでもらおうと思ったことは人生の中でほとんどない。

だから、パフォーマンスによって誰かを喜ばせたいとか、それを極めることで誰かを感動させたい、という感覚を持った人がいるということに、私は驚きを隠せないのである。

とはいえ、私が踊りやダンスをするのが嫌いか、というとそうではないとも思う。

もう少し解像度を上げてみると、ダンスは必ずしもパフォーマンスを目的としたものだけではないことに気づく。

例えば、古風に言えば舞踏会でのダンスとか、小学校の記憶を辿ればキャンプファイヤーの周りで踊るダンスとか、誰かに見せることではなく、単純に「その場で踊ることを楽しむ」タイプのダンスだ。

自分としては、そういう感覚だったらまだわかるかもしれない、と思った。

とはいえ、それでも自分の中にはその要素は微かにしか内在しない。

何を言いたかったかというと、そういう広い意味でのパフォーマーとか、体を動かすダンスによって楽しむことができる人たちを尊敬するなぁ、という話でした。

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