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ミッドウェイ

映画「ミッドウェイ」を見た。

フルCGで迫力ある海戦が描かれている。史実をベースにした、人類史においても壮大な空母戦である。日露戦争の日本海海戦と同じく、戦争史に残るものだと思う。

ミッドウェイの敗北は、圧倒的戦力差があったにも関わらず、大敗した、とされている。海軍の中枢にコミンテルンが紛れ込んでいたとか、山本五十六は米軍と内通していたとか、いろんな陰謀論がある。

安濃さんという方がいくつか本を書いている。
ミッドウェー海戦と同じ時期にフィリピン戦があり、米軍はフィリピンの領有を断念させられた事実があり、ミッドウェー海戦はフィリピンに米海軍を向かわせないための囮作戦であったのではないか、という説も唱えている。
そして、ミッドウェーでも、保有空母の損失率では同じで、戦闘機の損失は米軍が上回っているらしい。その4ヶ月後のサンゴ海戦で米軍は保有空母を全て失い、1年間攻撃の足を止められた。など、これまでの太平洋戦争のイメージを覆すような論考を繰り広げている。

真実は闇の中にあるが、戦後の情報操作により、ねじ曲げられた物が確実にある。

戦争を賛美する訳ではないが、戦後日本ではGHQと左翼による洗脳がものすごく、自虐史観に落ち込み過ぎているように思う。
アジア植民地の開放。この理念は、後付けだとされているが、現実を見れば、第二次世界大戦後、アジア各地は植民地から独立し、アフリカ大陸まで次々と独立した。

これだけのスケールの戦争をやってのけた日本は素晴らしいと私は思いたい。人種差別撤廃、植民地主義の打倒。戦後の東南アジア諸国を見ればわかる。日本こそ戦勝国である。とする説。核戦争という人類の罪を封じるための降伏。

この説に希望を委ねないと自虐史観から逃れられないように思う。

この海戦で巨艦大砲の戦術は、空母に置き換わったが、現在では、イージス艦を主軸としたミサイルに移っている。もう、このような海戦は起こり得ない。

太平洋戦争、大東亜戦争。この歴史が正しく表現された映画を見てみたい。米国の機密情報が年月を経て公開されつつある。それによって、新たな真実が明るみになっていくのだろう。




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