アラフォーのお悩みを、柔らかく一刀両断

以前、初めてご入居者とランチをご一緒させていただいた、と書きましたが。

気が合う人、というのは、年齢問わずなんだなぁ、と改めて感じました。

アラフォーの私に「40代で結婚した方がいいわよ」、とアドバイスをくださり。普通なら、「そうですよね、皆さんそう言います、ハイハイ、分かってはいるんですけど・・・」と、ちょっとふてくされてしまったりする私ですが、素直に最後まで聞けるのが不思議でした。

そして、きっとこういうサバサバした性格が、私と合うんだな、と思ったのが、「上手く行かなかったら離婚すればいいんだから」と仰るあたり笑。

もちろん、他人のことだからそんなに軽く言える、という見方もありますが、“今この時点で、自分のことを本当に思って言ってくれている”と伝わる場合、その意見は多かれ少なかれ、受け入れられるものだと感じます。

さらに。「お付き合いをするのは、奥さんが亡くなってからでもいいんだし、普段からボーイフレンドを何人か持っているのがいいわよ。“ちょっと良く見せよう”、という気持ちでいられることが大切なのよ」「含み笑いをする人は避けるように、人から言われたことがあるの。私も、声を出して気持ち良く笑う人の方がいいわ。笑顔がいい人って、やっぱり素敵よね」「学歴なんかじゃなく、苦労した人の方が良いと思うわ」「昔はオシャレをしなかったけれど、歳を取ったら尚更しなきゃダメね」、といった名言の数々をいただき笑。

87というお歳を考えた時、とてもその年代の方のご意見とは思えず、本当に、枠に囚われない考え方をされる方なんだな、と改めて実感しました。押しつけがましくなく、すっと心に入ってくるのが不思議でした。

また、資格の勉強をしたら?というアドバイスもいただき、“これからは資格の時代!資格さえ取れば、就職は安泰!”といった、資格業界の扇動が大嫌いで、基本アンチ資格だった私の、気持ちが変わりました。

彼女の一言で、41年間の人生で初めて、友人に誰か良い人がいたら紹介して欲しい、と声をかけました。また、マンション管理士・管理業務主任者の資格勉強にも、至ったのでした。

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