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旅メモ ▷ CapeTown, SouthAfrica

私の記事の中で、定期的に読まれているものの1つに、旅記事があります。

と言っても、まだ1回しか更新したことがないのですが。笑

前回の記事はこちらです。▷「ここ数年の、3月の旅の振返り。」


私は今までに、協力隊として住んでいたザンビアを含めると、27ヶ国を旅したことがあるほど、旅が大好きです。

趣味の記事としてたまに更新したいな、と思っていたのですが、今回は久々に思い立って、2019-2020年の年末年始に旅した、南アフリカ(以下南ア)のケープタウンでの思い出を写真と一緒に振返っていきたいと思います。

年末年始ですが、南半球なので気候は日本と真逆の真夏です。年越しが真夏とは、なかなか不思議な感覚でした。

南アは初めての任国外旅行として、4泊5日の日程でした。


1. 喜望峰 (Cape of Good Hope)

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アフリカ大陸の最西南端です。

最南端はまた別の場所で、アガラス岬(Cape Agulhas)だそうです。大西洋とインド洋の境でもある場所ですが、街中からは相当距離があることに加え、喜望峰ほど賑わっている場所というわけでもなさそうです。

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この喜望峰、街中からは車で少し距離があります。そして、国立公園の中にあるためか、入園料が想像よりも高かったです。

それでも教科書に載っていたところ…!という感動があるので、行って損はない場所だと思いました。

年末だったこともあり、国立公園に入るまでの道の渋滞がすごすぎて、料金所があるゲートに行くまでに相当時間がかかりました。

また、看板でCAPE OF GOOD HOPEとあるところと、CAPE POINTとあるところは、車で少し距離があります。私たちは計画性がなく笑、この距離の移動や、帰りの手段を考えておらず、いろんな方に声をかけて助けていただいて(最後は優しいフィリピン人のご家族に会いました)、無事に街中まで辿りつけたことも今になれば良い思い出です。


2. ボルダーズビーチ (Borders Beach)

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サイモンズタウン、という場所にあり、ペンギンパラダイス、の一言です。年末、12月下旬はこれでもペンギンが少ない時期だそうです。

実は私は動物が得意ではないのですが、木の柵の隙間から、このペンギンたちを暫く眺めていられました。笑


3. テーブルマウンテン (Table Mountain)

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年始のため、ケーブルカーは事前に予約をしていないとものすごい行列でした(約4時間待ち)。また、霧や強風が発生すると頻繁に止まっている印象だったので、登った方が早くない?となり、お正月に約1時間半ほどかけて、約1,086mを登山しました。

すれ違い際に、いろんな人と「Happy New Year!!!」と交わしながらの登山は、いい2020年のスタートを切れたかな、いい思い出になったかな、と思います。

登っている途中に、下を見下ろすと素敵な景色が広がっていて何度も写真を撮っていましたが(1枚目)、頂上に着いた後(2枚目)に見た景色の絶景さと言ったらもう…!

全体図を写すにはおそらくドローンが必要で、この写真も一部分でしかないのですが、シグナルヒルなどが綺麗に見えました。

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テーブルマウンテンの頂上方面から、逆方面に道があって、気になって好奇心でひたすら進んでみました。

途中、本当に何もなさすぎて、引き返す?という話になったものの、たまーにすれ違う人に話を聞くと(それぐらい逆方面は人がいない)、何かモニュメントがあった、と聞き、ひたすら歩くこと1時間半ほどでしょうか(登山と同じぐらい笑)。

無事、石が積み重なっている謎のものを発見しました。そのもう少し奥に行くと、海が一瞬見えたかと思いましたが、霧で視界が悪くほぼ何も見えずでした。特に絶景、というわけでもなく、特に何もなく、謎の修行のような時間を過ごしたのも良い思い出、ということにしておきます。笑


テーブルマウンテンの頂上に戻り、写真を思う存分に撮った後、そろそろ戻る?となりましたが、やはりケーブルカーは帰りも混雑していて、ものすごい行列になっていました。

そして、山の天気は変わりやすい、ということで霧が深くなり、どんどん天候が悪くなっている中、歩いて下山をすることは困難になり、遅くまでケーブルカーの乗車を待つことに。

風が強くて、日が落ちて寒い中(真夏でも夜はとても冷えます)、お店の中で悪天候をしのぎながらなんとか過ごしました。随分と遅い時間になってしまいましたが、帰りのケーブルカーで、少しケープタウンの夜景を拝めたのが思いがけない良い出来事でした。

とにかく年末年始、どこへ行くにも混雑でした。


4. ボ・カープ地区 (Bo-kaap)

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カラフルなお家が並んでいます。

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わかってるね、と言ってしまいそうなほど、絶妙な場所にカラフルな車が止まっていることも。


ボ・カープ地区は、元々はマレー系の奴隷として南アに来た人が住む地区で、家は白かったそうです。この奴隷制度が解除されたときに、自由の象徴として家をカラフルな色で塗ったものが残って、今に至っているそうです。

確かに、このようなカラフルな家をシンガポールでも見たことがあったので、マレー系にルーツがあることは納得でした。

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この地区のカラフルさがわかるでしょうか。泊まっていた宿、ロングストリート周辺から徒歩で行ける距離でした。

そして何より、街のどの場所にいてもテーブルマウンテンが見えるのでは、と思ってしまうほど、ケープタウンでテーブルマウンテンは存在感があります。

この後の写真も、背景にテーブルマウンテンが入っているものがあるので、ぜひ探してみてください。


5. その他、街歩き

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おしゃれカフェ、「Truth Coffee Roasting」というお店です。

コーヒーがおいしく、観光客にはもちろん、住民もよく来るカフェだそうで、とても賑わっていました。広い店内のつくり、そして定員さんのテーマがある不思議な制服と、とにかくオシャレでした。

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市役所。地上から撮る構図に納得がいかず、これはもっと良い場所があるよね、と言って、わざわざ近くにあった建物、駐車場を歩いて登り、上手くよじ登って隙間から撮りました。笑

おそらく、写真に多少なりこだわりがある人と一緒ではないと、ここまでできなかったと思うので、同じ目的を持って一緒に歩いてくださった先輩隊員さんには感謝です。

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宿から様々な場所を経由しながら、最終的にVictoria & Alfred Waterfrontという大きな商業施設に向かって歩きました。Waterfrontは日本で言う、みなとみらい、のようなイメージのところでした。

暑い中、ここまでたくさん歩いたので、見つけたタピオカドリンク屋さんで飲み物を買って一休み。

久々にタピオカを見て、つい写真を撮ってしまうぐらい嬉しくなったり、おいしいタピオカに満足していましたが、この後、ザンビアの首都ルサカにタピオカドリンク屋さんができたことを知り、ルサカでも何回かタピらせていただきました。笑

写真の時系列がバラバラになっているのですが、この後、Waterfrontで年越しをしました。花火が上がる、と分かっていたので、昼間に場所はどこがいいかな、なんて考えながら歩いていました。

ザンビアではなかったけど、初めて海外で楽しい年越しができて、本当に良い思い出ができました。

因みに、WaterfrontでNew Yearカウントダウンの前に、実はこのnoteを更新していたことを思い出しました。日本から見ると、既に年越しをしている時刻になっているんですけどね。笑


6. まとめ

ここまで写真を見て思い出したことを書いてきましたが、ケープタウンはとにかく「ここは本当にアフリカ!?」と思ってしまうほどの大都会でした。

海と山が近く、自然と都会が融合する絶妙で素敵な洗練された街でした(ザンビアから向かったので多少フィルターがかかっているかもしれません)。

特に、海沿いの方はリゾート地、と言ってもいい街なのではないでしょうか。1,2ヶ月ほど、のんびり、ゆっくりと暮らすのも悪くはない街なのでは、と感じました。

あくまでも私の感覚ですが、気候は違うけれども、何だかハワイのオアフ島に似たような雰囲気が少しあるのかも、と過去の旅を思い出していました。ダイアモンドヘッドがあって、その周りに海があって、といったところです。

余談で、ケープタウンでUberを使えたことに驚き、流石南アだな、と思ったのですが、他にもアフリカで使える国が増えているみたいで、そのことにも驚きました。笑


そして、この大都会を味わってから、ザンビアに戻ったときの生活のギャップがすごくて笑えたのですが(主に停電断水)、やはり私は先進国で育ってきた人間なんだな、という気持ちになりました。

水不足・海なしのザンビアにはない景色を見たり、日本食レストランで美味しい海鮮料理を堪能できたりと、またザンビアで頑張る力を蓄えられたのでは、と思います。

もう少し時間があれば、海沿いでアクティビティをしてみたり、有名なワイナリーに足を運んでみたかったのですが、取捨選択となってしまいました。日本からは随分遠い場所ですが、また行きたい、と思える場所かな、と思います。


以上、長くなりましたが、私の南ア・ケープタウン旅でした。

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