ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』 あまりにも優しすぎる物語(ネタバレ雑感 )
2023年4月期の連ドラ。
テレ朝が新設した(のかな?)日曜夜10時からのドラマ。
この4月期で唯一観ていた連ドラ。
おかげで「有吉ぃぃeeeee!」が見られなかったよ。
私は岡田惠和ファンで、彼の脚本ドラマ(連ドラ)はほぼ欠かさず観ています。2時間ドラマや映画は結構観逃してるんですけどね。
岡田惠和のテレ朝ドラマは「にじいろカルテ」(2021年)以来かな。
地上波連ドラは、TBS「ファイトソング」(22年)以来。
日曜夜の新設ドラマ枠ということから「日曜の夜ぐらいは…」というタイトルだったのでしょう。ある種「日曜夜」のお題話。
これから1週間が始まる前に意地悪な話なんて見たくないでしょ?
日曜の夜ぐらいはギスギスしないで優しいドラマを観ましょうよ、
という企画だったように思います。
実に岡田惠和らしい、悪意の(ほとんど)ない、疑似家族ホームドラマ。
正直言うと、あまりにも優しすぎて、ちょっと気持ち悪いくらい(笑)
いやまあ、気持ち悪いってこともないんだけど、
というのも、主人公たちが「謙虚」なんですよ。
「私たち、幸せになっていいのかな?いいんですよね?」ってスタンス。
そして「感謝」の気持ちも忘れていない。
何話目だったかな?椿鬼奴のクダリとか、いいエピソードです。
つまり、今の世の中で忘れられがちなものが詰まった話。
そして、このドラマの最大の収穫は「女優」めるる。
彼女は中途半端なバレエティータレントよりもしっかり女優を目指したほうがいいと思います。
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