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生命保険note『お金を借りたら、保険に入る』

決して絶対ではありませんが、お金を借りたら、生命保険(死亡保障)に入った方がベターだと思います。

住宅を買ったことのある人なら必ずご存知の「団体信用生命保険」。

銀行や金融機関などは、この保険に入ることをお金を貸す条件の一つにしたりしますよね。

借りた人が万一亡くなり、遺族にお金を返す力が無く、貸したお金が返ってこないことを心配してのことです。言い方はよろしくないかもしれませんが、貸した側が取りっぱぐれが無いようにするためです。

団体信用生命保険は、お金を借りたら入る保険のもっとも代表的なものでしょう。


では、他の借金だとどうでしょうか?

たとえば、

  • 車のローンが500万円あります

  • 返済しなければならない奨学金が、まだ700万円あります

  • 消費者金融から300万円借りて、毎月頑張って返済しています

このお金を借りている方が、ある日突然亡くなったらどうなるのでしょう?


現在の法律では、奥さんやお子さん、あるいはご両親など、亡くなった方の身内が返さなければなりません。

相続は決してプラスのお金(資産)だけでなく、マイナスの資産(借金)も相続するのです。

相続放棄などマイナス資産を相続せずに避ける方法もありますが、何も手続きをしなければ、原則として残された遺族が借金を返さなければなりません。

借りた人はすでに亡くなっているので「おれ、知らね」となるかもしれませんが、遺族はたまったものではありません。


自分にもしもがあっても、残された人たちに迷惑を掛けたくない。
と言うか、こんなきれいな言葉ではなく、私は言いたいです。

お金を借りたら、自己責任として保険に入りましょう。

たとえば30歳男性で、死亡時500万円(期間10年)の保険に入っても、月々の支払いは700円程度の保険会社もあります。

月々700円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、この保険に入っていたら、遺族に残る500万円の借金は解消されます。


私も辛い経験がありますが、20代で命を落としている友人がいます。30代で病気で亡くなった後輩もいました。

幼稚園~大学までで考えても、私が出会った同じ年代の人の数は、1万人には満たないでしょう。

よく「万が一」と言いますが、人数として見れば、1万人に一人という意味です。

自分の経験と照らし合わせても、20代、30代という若い年代でも、万一より高い確率で命を落とすのだと思います。


実際に厚生労働省が毎年出している、簡易生命表の数値を見てみました。

◆ 30歳男性、1万人あたり、1年間の死亡者数は、約5人
◆ 35歳男性だと、約7人

万一どころではありませんでした。


お金を借りる理由は色々あるでしょう。一概に借金が悪いことだとは思っていません。

けれどお金を借りるのならば、責任ある大人として、自分にもしもがあった時のことも現実ありえることと「想像」し、そのもしもに備えたほうがベターだろうと私は考えています。


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