子どもと楽しく過ごしたい→やっぱ無理のループ
私が30歳で結婚し、小1ボーイの継子と旦那としくんと3人で暮らし始めたころ、
私はどうにか『親として成功』したいと考えていた。
子どもを尊重できる親。
子どもから頼られる親。
私はできると信じていた。
むしろ"他人の子"ならより冷静に、程よい距離で、
"言葉が話せる子"ならコミュニケーションで、
なーんの問題もなく、やれるはずだった。
ところが暮らし始めてからすぐに歯車が狂い始め、あれ、冷静になれねぇ・・・
あれ、言葉が通じねぇ・・・
とまぁあれよあれよと崖から転げ落ちて
そもそも『成功』ってなんや、子育てに成功やら正解やら言ってるのは誰や!!!
と発狂して早4年になる。
最初の一年は私なりにもがいた。
1日の終わりに、家族同士にありがとうを書くサンキューカード習慣を作ったことがある。
ごはん作ってくれてありがとうとか、
食器運んでくれてありがとうとか、
元気な挨拶ありがとうとか、
何でもいいから良かったことを書く的な。
3日も経たずにボーイは書かなくなった。
こちらがいくらアシストしても、ボーイにとっての『ありがとう』のカテゴリに入らないと書けない。
そう、そういう種族なのである。
半分私自身の幸せチャージのために始めたサンキューカードは、逆に私の心をエグリますますボーイへの憎しみが増すだけだった。
勝手に考えて、勝手に悲しんで。
相手に求める、期待するというのは年齢関係なく難しい。
いつしか『親として成功』なんて微塵も考えなくなった。
親の成功って結局子どもが幸せかどうかだし、
子どもが幸せかどうかは子どもが決めることだし、
逆に子どもから自分は不幸せだと言われたところでどうしようもないし。
自分の幸せ→隣の人の幸せっていう順番が大事。
だからサンキューカードは自分に書いてる。
毎日元気に生きている自分にありがとう。
ボーイへのストレスをこうやって吐き出してくれてありがとう。
珍しくボーイの遊びに付き合ってくれてありがとう。
隣の人の幸せを願うまでには、
まだまだ自分への幸せチャージが必要そうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?