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8285 三谷産業の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1928年2月石川県において三谷合名会社金沢出張所として創業、石炭・コークス・セメントを販売
✅ 1994年より進出し、ベトナムの経済成長の恩恵を受けながら、化学品関連、空調設備工事関連、情報システム関連、樹脂・エレクトロニクス関連、住宅設備機器関連およびエネルギー関連事業を営む
✅ 大株主は、会長の三谷充氏18.15%、三谷株式会社9.71%、公益財団法人三谷育英会7.64%。以下、三谷美智子氏、有限会社北都代行社、株式会社三谷サービスエンジン、公益財団法人三谷研究開発支援財団などが並ぶ
✅ 社長の三谷忠照氏は創業者の孫で、三谷充氏の長男。慶應義塾大学卒→米国のベンチャーキャピタル「DEFTA Partners」 でアナリストとして勤務、シリコンバレーで2社の起業経験を有する→2010 年6月同社の取締役へ就任→2020年6月に現職へ就任
✅ 売上高の構成比は、化学品関連事業41.6%、空調設備工事関連事業16.7%、情報システム関連事業12.4%、樹脂・エレクトロニクス関連事業9.5%、エネルギー関連事業6.4%、住宅設備機器関連事業12.4%
✅ 「創業93年のベンチャー企業」を標榜しており、積極的に新たな事業領域を創造していることや、1994年よりベトナムに製造拠点を持ち、複数の事業を展開していることが特徴
✅ 化学品関連事業は、無機・有機化学品の卸売に加え、機能性食品・飼料などに用いる機能性材料を受託製造・販売する。さらに、製薬メーカー向け医薬中間体・原薬(API)の受託製造・販売等を行う
✅ 空調設備工事関連事業は、空調設備に加えて、給排水衛生設備、消防・防災設備などの建築設備の設計・施工を実施している
✅  情報システム関連事業は、1,300社を超えるあらゆる業種の顧客に対し、販売・会計・生産管理など基幹システムだけでなく、情報の可視化やチームワークの効率化に有効なオリジナルソフトウェア「POWER EGG」を提供
✅  樹脂・エレクトロニクス関連事業は、自動車部品メーカー向けに、プロテクター、リレーボックス・ブロック、コネクター、高圧部品、「走る・止まる・曲がる」に関わるコントロールユニット部品を提供している。また、民生品(一般消費者向け電子機器・装置)メーカー向けに、プラスチック成形品・金型を製造・販売、また電子デバイスを販売している
✅ エネルギー関連事業は、法人(企業・工場・病院・学校等)、一般消費者(戸建て・集合住宅)、業務用(飲食店等)に、事業活動や生活に不可欠なエネルギーを供給している
✅ 住宅設備機器関連事業は、水まわり製品(キッチン、洗面化粧台、ユニットバス)、システム収納を、企画・設計・施工・販売している
✅ 2017年3月期から2021年3月期まで売上高は66,869百万円から80,541百万円、経常利益は2,797百万円から3,349百万円と増収増益。「POWER EGG」の販売が好調のほか、文教機関向け案件や基幹システムの大型更新案件の獲得などが背景とみられる

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)



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