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4092 日本化学工業の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1893年9月に棚橋寅五郎が個人経営の棚橋製作所を東京麻布にて創業し、1915年9月に日本製練株式会社へ改組。1907年7月に日本化学工業株式会社設立
✅ 鉄鋼材料などにクロムめっきを施す際の処理剤や電子材料や光学用ガラスに使用される高純度炭酸バリウムが主力で、賃貸事業が利益を底支えしている
✅ 筆頭株主は日本カストディ銀行株式会社信託口で23.53%保有。次いで同社取引先持株会が7.77%、日本マスタートラスト信託銀行株式会社信託口が6.49%保有。
✅ 社長の棚橋洋太氏は東京理科大学を卒業後、住友スリーエム株式会社(現スリーエムジャパン株式会社)を経て同社へ
✅ 売上高の構成比は化学品事業が40.6%、機能品事業が43.5%、賃貸事業が2.7%、空調関連事業が9.9%
✅ 化学品事業は創業以来の事業で、クロム製品、シリカ製品、リン製品に大別される
✅    機能品事業はバリウム製品、電子セラミック材料、回路材料、電池材料に大別される
✅ 賃貸事業は化学品事業以上の利益を上げており、西淀川工場跡地の社会医療法人愛仁会千船病院ならびにイズミヤ、福島第一工場で余剰となった土地に出店したイオンタウン郡山などからの賃料を収益とする
✅    過去5年の業績は、売上高は330~370億円の範囲でほぼ横ばい、経常利益は23~40億円と増減があるが直近2期は30億円を下回り減少傾向にある

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設備投資額、減価償却費及び投資先(2021年3月期第2四半期決算補足説明資料)

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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