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5949 ユニプレスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1936年11月創業の大和工業株式会社と1945年3月創業の山川工業株式会社が、1998年4月に合併しユニプレス株式会社発足。自動車内装部品等の技術開発・販売・生産を開始
✅ 日産自動車株式会社及び関連企業向けを中心に、自動車部品、電機部品、金属製品、溶接機器、金型、治工具の製造・販売、ならびにプレス機械の検査及び保全業を事業とする
✅ 筆頭株主は、日本製鉄株式会社で17.4%保有。続いて、日本マスタートラスト信託銀行株式会社信託口が14.8%、JFEスチール株式会社の鋼材などを扱う専門商社の伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社が7.2%、株式会社日本カストディ銀行信託口が5.9%保有。以下は、国内外の金融機関の他、同社名誉顧問の江口昌典氏が1.3%保有
✅ 代表取締役社長の浦西信哉氏は慶應義塾大学卒→1984年4月日産自動車株式会社入社→常務執行役員などを歴任→2016年11月同社入社→専務執行役員、取締役副社長などを経て2020年4月より現職
✅ 代表取締役副社長の尾越英樹氏は、1977年3月に同社前進で合併前の大和工業株式会社入社→専務執行役員、取締役副社長などを経て2020年4月より現職
✅ 売上高234,545百万円の構成比は、日本31.3%、米州28.9%、欧州9.9%、アジア29.9%
✅ 製品及びサービスごとの売上高は、「車体プレス部品事業」83.5%、「トランスミッション部品事業」14.1%、「樹脂部品事業」1.3%、「その他事業」1.1%であり、車体プレス部品事業が主力となる
✅ 売上高に占める主要取引先の割合は、東風汽車有限公司(日産自動車株式会社と東風汽車集団有限公司との合弁企業)19.1%、日産自動車株式会社14.9%、北米日産会社11.6%、メキシコ日産自動車会社10.9%であった。日産グループへの売上が全体の50%以上を占める
✅  世界トップクラスの高張力鋼成型技術や独自の解析ツールなど、高い技術力が強み
✅ 過去10期では、2018年3月期に売上高、経常利益ともに最高となったが、以降は3期連続で減収減益。2021年3月期は、感染症による経済活等低迷もあり大幅減収で、売上高234,545百万円(前期比▲20.7%)、営業利益▲11,330百万円(前期比▲14,639百万円)、経常利益▲9,167百万円(前期比▲12,627百万円)であった
✅ 2022年3月期第2四半期は売上高119,327百万円(前年同期比+35.5%)と回復しつつあるものの、営業利益▲7,952百万円、経常利益▲7,216百万円と依然として赤字

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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