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6800 ヨコオの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1922年東京都にてヨコオ製作所創立、車載アンテナの国内大手
✅ 筆頭株主は、日本カストディ銀行で保有割合19.95%。日本マスタートラスト信託銀行が9.53%で続き、以降は8334群馬銀行など国内外金融機関、ヨコオ取引先持株会、ヨコオ自社株投資会などが並ぶ
✅ 執行役員社長の徳間孝之氏は東京理科大理学部卒→1976年3月同社入社→1995年6月取締役就任→2007年4月現職に就任
✅ 売上高の構成比は車載通信機器63.6%、回路検査用コネクタ21.2%、無線通信機器15.2%
✅ 車載通信機器は主に自動車市場向けの車載アンテナを製造する。主に中国・ベトナム工場で製造され、海外生産比率は90%を超える
✅ 販売先は日系自動車メーカー中心で、海外販売比率は60%を超える。2021年3月期では7203トヨタの北米子会社に対する売上高が同社全体の10%以上を占めた
✅  回路検査用コネクタは主に半導体・電子部品検査市場向けに微細精密加工技術を駆使したコンタクトプロープ、および同製品を用いた前工程検査用プロープカード、後工程検査用ソケットを製造する。海外生産比率は70%以上、海外販売比率は80%を超える
✅  無線通信機器はファインコネクタ事業とメディカル・デバイス事業に大別され、ファインコネクタ事業は主に携帯通信端末市場向けに、電子機器の着脱部分に対して簡易に接続可能なスプリングコネクタを製造する。海外生産比率、海外販売比率はともに80%を超え、国内外の多種多様な電子機器メーカーに提供される
✅  メディカル・デバイス事業はOEMガイドワイヤ、カテーテルなどの微細精密部品等を製造する。開発・製造は国内工場で行われ、販売先は国内医療機器メーカーが中心となっており、海外販売比率は10%程度
✅ 2016年3月期以降の業績をみると、増収増益基調を継続しているが、感染症の影響を受けた自動車の減産により自動車メーカー向けアンテナ販売が低迷したことから、既に急激に生産回復しているが2021年3月期第1四半期は前年度比減収となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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