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6941 山一電機の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1956年11月に東京都で山一電機工業株式会社を設立し、真空管用ソケットの製造・販売を開始
✅ 国内大手の半導体検査用ソケットメーカー
✅ 筆頭株主は株式会社日本カストディ銀行で27.86%、次いで日本マスタートラスト信託銀行株式会社で13.40%、その他は、山一電機従業員持株会などが続く
✅ 会長の太田佳孝氏は法政大学経営学部卒→1972年4月6502東芝に入社→2002年5月同社に入社→2008年6月取締役→2010年6月常勤監査役→2013年6月社長→2021年6月現職に就任
✅ 社長の亀谷淳一氏は北海道工業大学工学部卒→1987年4月同社に入社→2013年6月取締役→2019年常務執行役員→2021年6月現職に就任
✅ 売上高の構成比は、テストソリューション事業が51.5%、コネクタソリューション事業が44.1%、光関連事業が4.3%
✅ テストソリューション事業では、半導体耐熱検査用ソケットやテストソケット、半導体テスト関連サービスを提供する。半導体の加熱・加速試験に使われる半導体耐熱検査用ソケットでは、世界トップクラスのシェアを誇る
✅ コネクタソリューション事業では、高速伝送用コネクタやカードコネクタ等の各種コネクタ製品と高速伝送用ケーブル、実装基板を製造・販売する
✅  光関連事業では、光通信機器や光学製品向けに多層薄膜フィルムと各種デバイス機器の製造・販売を行う
✅ 海外売上高比率は82.2%で、地域ごとではアメリカが24.4%、ドイツが10.6%、中国が12.4%、その他が34.8%を占める。(2021年3月期)
✅ ドイツやアメリカ、シンガポール、中国、台湾、韓国等といった半導体メーカーや自動車メーカー等の海外大手取引先がいる地域に直接海外子会社を配置。ドイツとフィリピン、韓国に現地工場を持ち、現地での多品種少量生産にも応じられる体制を整備する
✅ 売上高は2017年3月期から2018年3月期にかけて半導体向け需要が大幅に拡大して+14.5%の増収となったが、2019年3月期にかけてはスマートフォンや車載向け製品の生産調整により▲13.0%の減収となった。以降はメモリ半導体向けやスマートフォン向けの需要が回復し、緩やかに増収が続く
✅ 経常利益は2017年3月期から2018年3月期にかけて+67.6%に増益したが、2019年3月期にかけて▲34.1%に減益。2019年3月期から2021年3月期にかけては、+11.1%の増益となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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