ウエイトトレーニングと自重トレーニングを徹底比較


皆様、こんにちは。
フィジカルトレーナーの藤原です。

今回は、ウエイトトレーニングと自重トレーニングを比較し、メリットとデメリットを解説します。

もしあなたが、現状のトレーニング方法に疑問があったり、理想とする成果を出せていないのであれば、この記事を読んで頂ければ解消できます。


まずは、ウエイトトレーニングです。

ウエイトトレーニングとは、文字通り、ウエイト(ダンベルやバーベル)を使ったトレーニング方法です。

フィットネスジムで行う事が一般的ですが、
器具を用意すれば、自宅でも行う事ができます。

メリットは、効率よく筋力アップが期待できる点です。なぜなら、筋肉は、負荷をかければかける程、発達するメカニズムになっており、
負荷が不足すると、筋力は低下する為です。

デメリットは、怪我や不調が出やすい点です。なぜなら、ウエイトトレーニングは、関節に負担がかかりますので、重量があがればあがるほど、膝や腰を痛めやすくなります。

ウエイトトレーニングの指導者でも、腰痛や膝痛に悩んでいる方もいるくらい、ウエイトトレーニングで怪我や不調なく筋力をつける事は難しいのです。

特に、バーベルを担いだスクワットで、多くの方は、膝や腰を痛めています。

続いて、自重トレーニングです。

自重トレーニングは、文字通り、自分の身体を使ったトレーニングです。

メリットは、怪我や不調のリスクがない点です。
なぜなら、自分の身体以上の負荷がない為、関節に負担をかけず、安全に実施する事ができます。

デメリットは、負荷を出しにくい点です。なぜなら、一般的なトレーニング動作である腕立て伏せや腹筋など、ある程度の回数ができるようになれば、回数を増やさなければ負荷を出せません。

トレーニングで負荷を出すには、
2つの選択肢しかありません。

1つ目は、1回あたりの負荷を大きくする。
2つ目は、回数を増やして負荷を大きくする。

1つ目の1回あたりの負荷を大きくするには、
自重トレーニングにおいては、
高度なトレーニングスキルが求められます。

2つ目の回数を増やして負荷を大きくするには、
10回できるようになれば、15回。
15回できるようになれば、20回というように、
回数を増やさなければ、負荷を高める事ができません。

トレーニングで最も大切な事は、
"いかに負荷を出すか"です。

ウエイトトレーニングであっても、
自重トレーニングであっても同様です。

もしあなたが、専門家から指導を受け、
基礎的なトレーニング動作をマスターしているのであれば、ウエイトトレーニングがオススメです。

ただ、不調や怪我が頻発するのであれば、
一度、トレーニング動作を改善しなければなりません。

逆に、まだ、基本的なトレーニング動作をマスターしていないのであれば、自重トレーニングがオススメです。

☑︎負荷を出す為に何を意識すべきか?
☑︎適切なフォームで実践できているだろうか?
☑︎負荷を最大限に出せただろうか?

チェックするポイントが沢山あるのです。

誰もが羨む美しい身体をされている方や、スポーツで高いハイパフォーマンスを発揮される方は、
トレーニングの質が非常に高いです。

ウエイトトレーニングか自重トレーニング関係なく、狙った部位に対して、的確に負荷を与えて、筋力を効率的に向上しているのです。

トレーニングスキルが向上すれば、
1回あたりの負荷を出す事ができるため、自重トレーニングで回数をやらなくても、
筋力アップが可能です。

あなたが、トレーニング初心者であれば、
基礎的なトレーニング動作精度を高める事が重要です。

まずは、量より質。

質を高めるには、専門家からのフィールドバックが近道です。

最後までお読み頂き、有難うございました。

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