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ブルーなオリンピック

 ほぼ60年ぶりのオリンピックにもかかわらず、コロナの影響で、全く盛り上がらない状況の東京オリンピックとなっています。多分、開催地の国民は、やめて欲しいと思っている人の方が多いのではないでしょうか。一方、出場する選手の方の気持ちはどうでしょうか。政治がもう少しまともであれば、もう少し楽しい気分でオリンピックを迎えられた気がするのは、私だけでしょうか。

 国民が恐れている大会関係者のコロナの感染は、日増しに増えている状況で、毎日のように報道がされています。これを見ると、日本のコロナに対する水際対策が不十分な状況であることがよくわかります。現在のやり方では、感染者の入国を止めることができていないことは明確なので、早い段階での改善が必要です。台湾やニュージーランドのやり方を見習って、改善すればよいと思います。

 しかし、理解できなのは、この点に焦点が当たらず、飲食店の営業時間の話が中心になったりします。水際対策が源流対策になり原因が潰れるので、国内での感染防止に関する仕事が減り、みんなハッピーになれるはずなのに、この点に焦点が当たらず、下流の感染防止策に焦点が当たり、同じことをもう4度も繰り返しています。

 国民の反対が多い中で、強行したオリンピックなので、感染防止策についても、しっかり振り返りを実施して、この経験を、その後の水際対策に反映してもらえることを望みます。

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