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マイクロプラスチック問題に本気で取り組む気があるのか?

レジ袋が有料化となり、一週間弱が経ちましたが、実際に生活をしていて、「?」と思う事も増えてきましたね。

まず、今回のレジ袋の有料化はマイクロプラスチック問題などの環境問題への取り組む為に制度化したと思っているんですが、違うんでしょうか?
その確認をする為に、検索してみたところ間違っていないようです。

まずレジ袋をする前に他にも制限するモノがあるんじゃないの?という事は、言い出したらキリがないので止めておきましょう。

私個人が気になったのは、先日、大型書店に行った際に学生ぐらいの子が技術書を4~5冊購入していて、その会計の際にレジ袋の購入を尋ねられていました。
学生は鞄に無理やり詰め込んでいましたが、その時に「?」と思いまして、というのも以前なら大型の本を多数購入した場合は紙袋に入れてくれていたと思うんです。
レジ袋の有料化がプラスチック製品に関する部分が問題だとするなら、紙袋は対象外じゃないのでしょうか。
というか、紙袋の取り扱いを止めたのかなと思っているとレジに丁寧に紙袋の値段も書かれていました。
そうなると話が変わってきませんかね?
確かに紙袋も店側で用意するのは費用が嵩むのは分かりますが、今回のレジ袋の有料化に乗っかる様に紙袋も有料化するのは違いませんかね?
私の様に雑誌1冊しか購入しなかった場合はそのままでいいと思いますが、今回、見かけた子に関しては「う~ん?」と思ってしましました。

それとレジ袋の購入費用として支払った代金の何割かは、プラスチックごみなどの環境保全団体の活動資金として寄付されたりするんでしょうか?
軽く調べてみた限りはそういった制度はなさそうですね。
そうなってくると話が変わってきませんかね?
寄付もなく、販売するだけなら、国としてレジ袋を販売する制度に変わっただけで、根本のマイクロプラスチック問題の解決には、そこまで影響しないと思ってしまいます。
この制度の発表を見た時にやたらと『海外では当たり前になっている!』という謳い文句を見ましたが、本当に海外を見ているのかな?と感じました。
海外では有料化にしている国よりも禁止にしている国の方が多いんですよ。
本当に海外では当たり前になっているというなら、禁止にすべきではないでしょうか。
生産しない以上はマイクロプラスチックがレジ袋起因では発生しない様になりますしね。

制度化されて、1週間弱で感じたのは、火事場泥棒ではないですけど、乗っかって商売をする人間と「海外では~!」と声高によく分かっていないのに発言する人間が日本には多いんだなぁ~といった事でしょうか。

私たち一般人がマイクロプラスチック問題に協力できる事はプラスチック製品を使用しない事と、とはいっても使用するしかない場合にその際に出たゴミの分別をしっかりとする事ですね。
レジ袋の有料化は全く関係ないですね…
なんにしても環境に考慮して、生活していきましょう!