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エボルスターの話(基礎編)

最新48弾で新たに追加されたカテゴリ「エボルスター」
世界観的にどういう立ち位置かなどを無視して雑に説明すると
「パンダとペンギンで死ぬほど殴り続けるカテゴリ」です
 
詳しくは後述しますがカード能力によって「コストを支払わずにプレイ」されることで登場しますので、様々な妨害に引っかからず自分のリブート状態のゼクスがあるスクエア上にも登場させることができて便利です
 
新参なのでまだまだ他のカテゴリに比べればカードプールには不足も否めませんが、短期決戦を目指せば勝ちの目はありますし強いデッキです
なにせパンダは世界で一番強い動物ですからね (秋桜の空に)


カテゴリの特徴的な動き

まずイメージを言葉で伝えると、孵化した卵から産まれた仔がひと回りずつ大きく育っていきます。ただし育ち方は正順でも交互でも行けます。パンダからペンギンに、そしてペンギンからパンダに育てることもできます

卵からはどちらの仔が産まれるかはわかりませんが、育て方はトラッシュから好きに選べます。そのため序盤はデッキをトラッシュへ置いて選択肢を広げていくことが重要になります

しっかり愛情をかけて育てれば、小さな雛も大きく成長します
具体的にはリソース5枚に届けばエボルスターラヴのイベント能力によって、デッキから好きな方の進化先を選ぶことができます
 
中盤から詰めのタイミングにかけて、エボルスターラヴを何回プレイできるかが勝利に直結しますので、いわゆる「デッキを掘る」性能が高ければ高いほど有利です。掘り過ぎてデッキが薄くなっても、エボルスターはトラッシュからデッキに戻るのも能力のコストになりますので、ちゃんと回せばデッキ切れの心配はありません

デッキの組み方

構築の大前提

このカテゴリに限らずZ/Xの基本的なルールとして、イグニッションアイコンを持つカード20枚と、イグニッションアイコンを持たないカード30枚の合わせて50枚で構築します。そしてエボルスターのイグニッションアイコンは3種、そして非イグニッションが7種です
 
非イグニッションアイコンを上限の4枚まで採用すると7*4=28で、30まであと2枚です。当然スタートカードも採用するので、なにかあと1枚
カテゴリ外のカードを採用するなら、その分のパンダかペンギンが減ります
 
エボルスターのイグニッションアイコン3種にキーワード能力を持つカードはありません。よってライフリカバリーを最優先にし、他はヴォイドブリンガーでもオーバードライブでもそれ以外でも好きに選べば完成です

誰で構築するか

Z/X全体の特徴として、プレイヤーが存在します。これは単に雰囲気を楽しむだけのフレーバーテキストの延長ではなく、プレイヤーごとに専用のカードが用意されているので実利的な意味を持ちます
 
まだ何も決まっていないものとして、候補を見繕いましょう
エボルスターは、フレーバー的にはロッティがもっとも関係の深いキャラクターですが、まだカード化されていませんけど1月弾で参戦じゃないかな
エボルスターは種族セイクリッドビーストとプレデターで構成されていて、その色は白と黒です。そこから挙がる候補は

  • 上柚木さくら、セイクリッドビースト、白緑

  • 上柚木八千代、プレデター、黒緑

  • 上柚木綾瀬、プレデター、白黒

  • 竜の姫君、アストラルドラコ、白黒

  • 黒の竜の巫女バラハラ、クルーエルドラゴン、白黒

この他にも白を含むプレイヤーと黒を含むプレイヤーはいますが、多すぎるので以上の5人に絞ります。そしてさらに減らします
竜の姫君は色こそあってますが、専用のイベントカードとそれで生成されるトークンを多用するのが特徴で、それ以外の種族やシステムとの噛み合いが致命的に悪いので候補から外します。ここまで顕著でなくとも他の白や黒を含むプレイヤーも、同様の理由で候補から外せそうなら外しましょう
 
と、ここまで書いたら上柚木綾瀬が種族も色も合っているので最適に見えますが、今回このnoteで扱うのはバラハラです。素直に組んだら綾瀬で間違いないとは思います

デッキサンプル

こちら黒の汎用で今もっとも便利なスタートカードとライフリカバリーを備えたプレイヤーのバラハラさんです。エボルスターのカードは上限4枚まで採用しましたのでクルーエルドラゴンのシナジーはありません

デュナミスの大半はこの色なら使うだろうという見込みで見慣れたカードばかり採用したように見えると思いますが、シフトの転臨レルムと見習い巫女は飾りではなく必要なので入ってます。カードデバイスの変革者には、手札に引いてしまった純白獣や漆黒獣を直接デッキへ返す役目もあります

ついでに綾瀬だとこんな感じでしょうか
墜翼の壊爪を憑依条件にしてベルゼブブが最速2ターン目に登場します

局所的な動かし方

幼獣を使った展開

だいたいのデッキで2ターン目にイグニッション成功すれば、下図のような状況を作れます。幼獣グリースをイグニッションによりコストを支払わずにプレイしたことで浮いた分を白獣フゥイのプレイに割けるためですね

エボルスターはイグニッションせずに、この状況を再現できます
2ターン目でリソースが4枚になっていれば、手札からプレイした幼獣をトラッシュに置くことで、トラッシュからコスト4のエボルスターをプレイできます。そして白獣フゥイあるいは黒獣グリースは、追加で手札の消費があるとはいえリソースコストは1で追加の幼獣を登場させうるので、また更に産まれた幼獣からコスト4エボルスターへと成長して、盤面をより硬くもできます。幼獣がイグニッションで登場していたなら、まだリソースコストの支払いに余裕があるのでもっと展開できます

エボルスターラヴの具体例

Z/Xの基本的なルールとその運用によって、相手のプレイヤースクエアを囲んで3方向から攻撃を仕掛けると、その後はすで攻撃済みでスリープ状態になったゼクスがスクエアを塞いでしまい、それ以上の攻撃ができません
 
そこから更に攻撃するためには、スリープ状態のゼクスをそのスクエアから離す必要があり、破壊したり手札に戻したりしてから、改めて別のゼクスを登場させることになります。自壊と展開の両方を用意できてようやく追撃に繋がって、その再現性や安定性が備われば、いわゆる「強い」デッキです

リソース5枚以上でエボルスターラヴをプレイできれば、自壊と展開の両方を同時に実行できます。このイベントをプレイできた回数が、そのまま相手のライフへ迫って勝利に近づいた歩数だと言えます。自壊か展開かいずれかのみでは半歩分ですね
 
なおプレイするとイベントそれ自身の能力によってデッキへ戻るため、白コスト1のイベントでありながらトラッシュからの再利用が困難です。なるべくトラッシュを肥やしてデッキを薄く保つと探しやすくはなります

カード解説

まずはカテゴリ内のカードから、そしてこのnoteで採用したデッキレシピからバラハラ関連のカードについても触れていきます

エボルスターエッグ

風の大天使に託された卵が、慈愛の動物学者ロッティさんの優しさを一身に受けて、セイクリッドビーストとプレデターの2種族の特性を持つパンダとペンギンが産まれます
 
イベントカードとしてプレイすると、デッキ上からコスト3以下のエボルスターを登場させます。卵が孵るとこのイベント自身もデッキに帰ります
 
手札で有効な起動能力をプレイすると、選ばれたエボルスター1枚はターン終了時まで相手の能力では選ばれなくなります。絶界とは異なり自分では選べるので、除去を避けつつパワーを上げて攻撃なんてことができます

エボルスター 幼獣フゥイ

登場時にデッキ上3枚から1枚までを手札に加えられますが、手札に加えたなら1枚トラッシュに置かなくてはならないので手札の枚数は増えません。見ただけで手札に加えなければトラッシュに置かなくてよいので、元々の手札よりも良いカードが見えなければ無視するという手もあります。デッキ圧縮が目的なら、加えたカードそのまま捨てましょう
 
条件のリソース4枚以上は「1ターン目に使うな」程度の意味です
このカード自身をスリープしてトラッシュに置くことをコストに、トラッシュからコスト4のエボルスターをプレイできます。イラストやカード名から違和感ありますがグリースも選べて、一回り大きくなれますね

エボルスター 幼獣グリース

登場時にデッキ上2枚までトラッシュに置けます。ルール的に「n枚まで」という表記は1枚目の結果を見て2枚目以降を続けるか止めるか選べますし、そもそも0枚を宣言して置かないことも選べます
そしてトラッシュに1枚でもエボルスターがあれば、1枚まで引けます。公開領域を広げながら手札が増えますね
 
2ターン目以降は常にリソース4枚以上なので、よほどのことがなければコスト4エボルスターに成れます。あまり活用する状況はなさそうですが、この起動能力をバトルイベントステップにプレイすれば、バトル中にゼクスをプレイすることが可能になります

エボルスター 白獣フゥイ

登場時に手札を捨てると、相手ゼクスのパワーを8000も下げられます。コスト5以下ならそのまま破壊される数字ですし、耐えられたとしてもフゥイで殴れば倒せるでしょう
 
リソース白1の支払いと手札1枚をコストに、デッキ上5枚からコスト3以下のエボルスターを探してプレイできます。プレイされるのがゼクスではなくカードなので、幼獣だけでなく卵を孵すこともできます

エボルスター 白獣グリース

トラッシュに指定の2種族があればという条件ですが、フゥイやグリースはその両方の種族を持つため1枚で満たせます。つまり常在能力はトラッシュがあれば達成と考えてよいでしょう、幼獣と同様に白獣フゥイやエボルスターエッグの能力で登場させられます
 
自身のパワーは低めですが、常在能力で自ターン中は他の同コスト帯と遜色ないパワーに上がり、周囲のエボルスターはコスト換算で二回りほど大きなパワーを得られます
 
登場時にデッキ上3枚からエボルスター1枚まで手札に加えます
出しやすくて、出せばその分だけ得をしますね

エボルスター 黒獣フゥイ

見た目のパワーはコストに対して低めの4500ですが、自ターン中は常在能力で相手のリソース枚数に比例してパワーが上がるため、攻撃で倒せないゼクスはそうそういないでしょう
 
登場時に手札1枚をトラッシュへ置くことで、トラッシュからエボルスター1枚を手札に戻せます。手札を置かなければ何も起きませんが、追加でデッキ上3枚までトラッシュに置くこともできるので公開領域を広げるだけでも使えますし、手札から置いたエボルスターをそのまま手札に戻してもよいので特に損はありません
主にエボルスターラヴを回収します

エボルスター 黒獣グリース

登場時に、ノーマルスクエアの相手ゼクス1体まで破壊できます。破壊できる対象のコストは、自分のトラッシュ枚数を上限としますが最序盤ならともかく幼獣グリースや黒獣フゥイがゴキゲンに山札を削るので実質なんでも破壊とみなしていいでしょう
 
リソース黒1の支払いと手札2枚をコストに、トラッシュにあるコスト3以下のエボルスターゼクスをプレイできます。手札2枚がやや重たいものの、幼獣グリースから白獣グリースに繋げば返ってくるでしょう

エボルスター 純白獣フゥイ

登場時に、トラッシュのエボルスターを最大6枚までデッキの下に置けて、その置いた枚数分だけ自身のパワーを上げて相手のパワーを下げます。相手側の対象はノーマルスクエアにあるすべてなので、絶界を付与された高パワーゼクスも倒しやすくなり、低コスト帯のゼクスならそれだけで破壊できそうです
なお相手のオーバードライブはデッキ戻し4枚で倒せるようになります(フゥイ11500に対してOD側11000)
 
このカードがスクエアから離れると、トラッシュにあるコスト3以下のエボルスターゼクスがプレイできます。誘発する条件がゆるいため、応用の幅がむちゃくちゃ広い能力です
例えばプレイヤースクエアを守らせれば相手ターンに攻撃されても2体分の壁にできますし、この純白獣フゥイを憑依条件や降臨条件などにすれば盤面の頭数を減らさずに展開し直せます
 
幼獣グリースから黒獣フゥイが拾ったエボルスターラヴで純白獣フゥイを登場させ、純白獣フゥイを憑依条件にベルゼブブでの展開に加えて、純白獣フゥイがスクエアを離れてフォースゾーンへ移動したので幼獣グリースをプレイして黒獣フゥイへ。有限ながら副産物を生みながらループします

エボルスター 漆黒獣グリース

有効トラッシュの起動能力で、リソース黒2とトラッシュのエボルスター4枚をコストに、このカードをプレイできます。自身と合わせて最小5枚からなので序盤に狙うのは難しいですが、幼獣グリースの2枚と黒獣フゥイの3枚を合わせれば5枚になるので、上振れすれば2ターン目のイグニッション成功からいけそうですね
 
このカードの攻撃時、相手のコスト7以下を破壊してトラッシュからコスト3以下のエボルスターゼクスをプレイできます。破壊で空けたスクエアへ幼獣経由の白獣黒獣とか言えますね

エボルスターラヴ

リソース5枚以上あれば、スクエアのエボルスターをトラッシュへ置いてデッキからひと回り大きなエボルスターをプレイします。このイベントの効果を解決中に自身をデッキに戻すため再利用するのは困難ですが、手札にあれば何度でもプレイできますので、これをプレイできるようになる3ターン目がキルターンになります
 
このカードがトラッシュにあれば、起動能力でトラッシュの幼獣をプレイできますが、そのターンは同名の起動能力をプレイできなくなります
なお「カードのプレイ」でイベント能力側を解決するのには影響しません

爆絆の枢要大罪“憂鬱” アスタロト

常在能力のオーバードライブで、特定の方法でプレイされればコスト度外視の高パワーを得られます
 
方法に因らず登場しさえすれば、トラッシュのゼクスを手札に戻せて、さらにイグニッションで登場していればもう一枚。エボルスターで手札を増やせるのが幼獣グリースと白獣グリースのみなので、単純に手札枚数が増えるだけで採用する価値があります

シャンブラの囁き

常在能力で、いずれかのプレイヤーがダメージを受けていれば、コストを支払わずにプレイできるようになります。防御的に使うなら、相手から2点以上のダメージを受けそうになったら迎撃する感じでしょうか
 
ノーマルスクエアのゼクス1枚のパワーを8000減少させます。コスト5以下なら破壊できそうな数字ですね、自分のゼクスも選べますので仕事を終えた漆黒獣グリースあたり破壊して空けたスクエアから追撃できますね
 
イベント能力を解決すると、同名をプレイできなくなります。防御を目的に採用するならシャンブラ2と同サイクルの黒版であるテゴスの呼び声も1枚あるとよさげです

リバース・アルター レルムレイザー

プレイされての登場時に、デッキ上5枚から黒のカード2枚までトラッシュに置けます。つまり1ターン目に黒獣フゥイとエボルスターラヴをトラッシュへ落として、2ターン目に幼獣からの黒獣フゥイで拾って、3ターン目に連パン祭の青写真を描けます
 
後攻2ターンリソース5枚要求のカードがだぶついていたり動きにくいような状況でも、まだスタートカードが破壊されていなければ転臨シフトでアルターリバースを探してプレイするという選択肢が残ります。ついでに手札の純白獣フゥイをデッキへ返すこともできるので使い得です

荒廃の起原 レルムレイザー

被破壊時にデッキ上2枚をトラッシュに置いて、トラッシュのゼクスを手札に戻せます。便利
 
有効チャージで、このカード自身と手札1枚をコストにして、ノーマルスクエアのコスト7以下のゼクスを破壊できます。パワー上がった純白獣フゥイでも、これなら破壊できます。仮にエボルスターエッグで相手が選べなくなっていても、自分で選んでの破壊はできます

不朽不滅の冥 レルムレイザー

リソース5枚以上からですが、有効トラッシュの起動能力でリソース1枚の支払いとチャージ2枚をコストに登場させられます。どちらかというと自壊してチャージに置かれている純白獣フゥイや漆黒獣グリースなどをトラッシュへ置けるのが主目的なのですが、せっかくリブートで登場するなら相手のライフ叩きに行きましょう
 
手札1枚をトラッシュに置いて、デッキ上2枚から好きな1枚を手札に加えて選ばなかった方はトラッシュへ。これでエボルスターラヴを探しましょう

見習い巫女テオゴニアス

剣臨器はドラゴンではなく、2種族かつコスト5以上のゼクスなのでエボルスターなら純白獣フゥイと漆黒獣グリースが該当します
他に候補として種族[E☆2/ディンギル]などの、アバターではないゼクスエクストラの大半が剣臨器になります
 
デッキ上を見て上か下に置く自動能力はさほど恩恵を感じられませんが、起動能力でパワー+2000できるのが新環境では必要になります
純白獣フゥイの登場時に最大値の6枚分までパワーを上げても13500でオーバードライブの15000には届きませんが、この巫女テオゴにゃんで足せば突破できます
 
白獣グリースでも届くと言えば届くのですが、漆黒獣グリースの7500を白獣グリース2枚と巫女テオゴで押し上げるような状況もあるでしょうから、選択肢がまったくない無いよりは有った方が安心です

極罪“嫉妬” レヴィー

2ターン目にイグニッション成功してリソースが余っていると、コスト4以上のエボルスターを憑依条件にしてレヴィーがプレイできます。パニッシャーやアセンションなど、デュナミスのカードを使いたい状況は序盤にこそ訪れがちなので、相対的に憑依レヴィーの価値が上がります

征展星“マイクロ” フェイ

後攻ならコストが下がってプレイしやすくなります
また絶界を持っているのでRYLPHに破壊されません
 
チャージ経由で手札が増やせて、場合によってはイグニッションのために残すことも選べます。そしてノーマルスクエア全体のパワーを8000減少させます。序盤なら生き残れるような数値ではありませんので、目的に沿った性能はとても高く評価しますが、果たしてエボルスターに必要なんでしょうか

ルートの中継役

エボルスターの特徴および動かし方の基本として、コスト3の幼獣を登場させたらそれと入れ替わりに起動能力でトラッシュのコスト4がプレイされます。つまりこのデッキのコスト4帯はリソース消費3ないしもっと少なく登場させられるわけです。そこで重要になるのが幼獣を登場させられる能力

ひとまずよく使うであろう白獣フゥイと黒獣グリースを見比べてみましょう。どちらもリソース1の支払いと追加で手札をトラッシュに置くことで次のエボルスターをプレイできる能力を持っています。フゥイは手札コストが1枚と軽いものの秘匿ゾーンのデッキ上5枚から選ぶので失敗する可能性があり、グリースは手札コストが2枚と重い代わりに公開ゾーンのトラッシュから(直前に支払った手札コストも含めて)選べますので戦略が立てやすくなっています
 
一応どちらも「登場したら相手ゼクスを除去してから幼獣を登場させられる」と見るなら、実戦では白獣フゥイもパワー減少を織り込み済みのものとして手札2枚を消費すると考えてよいかもしれません

幼獣は成長し、育ったエボルスターはまた幼獣を産みます
トラッシュとスクエアを往復するだけなので幼獣は1枚でもよくて、リソース支払えるならスクエア埋め尽くすまで続けられそうな気もしますが、序盤はトラッシュが足りませんし、終盤はエボルスターラヴも使えますしね
 
下図はフゥイでまとめましたが、漆黒獣グリースなら攻撃時に幼獣をプレイできるため、また新たなルートが発生します

適度に展開してこれ以上はプレイできそうになくなったら、ルートの締めに使うエボルスターのことも思い出しましょう。白獣グリースは手札を増やせて、黒獣フゥイはエボルスターラヴを拾えます

現時点(2024年4月末)での見解

カートン開ければSR以下は各4枚以上が集まるので、カテゴリ内のパーツがいずれもSR以下で構成されているエボルスターが市場から枯渇することはないでしょう。そして初出時点でこのnoteに書いた通り、イグニッションアイコン枠の数種とスタートカードを選ぶくらいでほぼデッキは完成します
構築済みデッキを除けば、いまZ/Xでもっとも手軽に始めやすいカテゴリと言えるでしょう。汎用パーツも昨年11月以降の上柚木綾瀬デッキなどを始めとした、多数の再録から賄えると思います
 
既存のデッキとは少し違った動きも見せますが、ぶっちゃけ「今からZ/Xを始める初心者」には関係ないので、パーフェクトユイで青緑のかっこいいドラゴンに触れた次は白黒のかわいいパンダとペンギンと遊んでほしいですね
やはりパンダは最強なので
 
正味の話、パンダやペンギンを嫌いな日本人いないと思うのよ

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