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エボルスターの話

最新48弾で新たに追加されたカテゴリ「エボルスター」 世界観的にどういう立ち位置かなどを無視して雑に説明すると 「パンダとペンギンで死ぬほど殴り続けるカテゴリ」です   詳しくは後述しますがカード能力によって「コストを支払わずにプレイ」されることで登場しますので、様々な妨害に引っかからず自分のリブート状態のゼクスがあるスクエア上にも登場させることができて便利です   新参なのでまだまだ他のカテゴリに比べればカードプールには不足も否めませんが、短期決戦を目指せば勝ちの目はありま

    • 48弾のイベントサイクルの話

      夜刀うららがプレイヤーとして収録されるようになってからは、すっかり忘れ去られたものと思っていた有色ク・リトたちが各色のイベントとして収録されるようですね   無色のノルデンも含めて各色で共通の常在能力と、少し懐かしさを感じさせてくれたイベント能力を持っています。各カードに付いて評価する前に前提としてパワー査定の概念について触れておきます パワー査定について もともとZ/Xの前にブロッコリーさんが出してたディメンション・ゼロで使われていた概念ですが、ざっくり言うと「コストあ

      • IGOBはどこから来るかの話

        とりあえずnote書いた動機としては、ブロッコリーのZ/Xルールサポートが僕にメール返信くれないから、自分で考察したの公開しないと第三者の目線で明確な誤りがないか探してもらえない。査読って大事よ 序論この投稿が2月半ばだから約2ヶ月。ブロッコリーさんからの返信メールは公開しないけど、僕が送信する前のスクリーンショットを公開するのは禁止されてないよね   というか数ヶ月おきにルールサポートへは(それぞれ別の内容で)問い合わせを送ってるけど、最後に回答が来たの2年前だから意図的

        • ユイとZ/Xを始める人向けの話

          こんなタイトルのnoteを読んでるということは少なからず興味もあるのだと思いますが、発売されて10年以上になるカードゲームなので覚えることも多くて難解に見えるかもしれません   確かに毎年ルールや新システムが増え続けているので、そのすべてを一度に覚えようとすると大変です。しかし既に廃れたシステムや一部のプレイヤーしか使わないものなどもあって、基本さえ知っていればなんとかなります。実際、3年以上前のカードや付随したルール知らなくても困りませんし   2024年4月11日(木)に

        エボルスターの話

          法論堂レヴィー

          Twitter(現X)で公開されてからヤバいヤバいと言われ続けてた法論堂博士 杞憂でもなんでもなく直近の大会では上位3位とも法論堂エンジュという結果も出てましたが、一応これ単体で強いカードってわけではなく周囲のサポートも必要で運用にはプレイングも要求されはするんですよね   もっとも「カードを引く」行為が頻繁にあり、他のゼクスを登場させたりする余力(リソースの余裕など)があるデッキは元から強いので、法論堂博士がなくても強いデッキが更に強化されてるだけなのですが、相手からすると

          法論堂レヴィー

          月形由仁の話(リユニオンオーバーブースト)

          かつて月形由仁アムリタIGOB(多分これが最終形)というデッキレシピを公開しました。記録を見ると2020年11月となっているのでおよそ3年前   そしてCode Reunionに続く強化パックというていでリユニオンオーバーブーストは発売されましたが、いわゆる誓いイベントとそれに対応したIGOBも強化にともない一新されましたので、あの当時にデッキ構築の核となっていた《舞装≪慈愛≫月形由仁》の型としては最終形と言って差し支えないでしょう   一抹の寂しさはありますが、新たな力を得

          月形由仁の話(リユニオンオーバーブースト)

          猫庭ネフライト

          2月22日は猫の日です。そしてZ/X勢にとって猫と言えばこれですよね しばらく前にケット・シーの市場は封神されましたが猫庭は封神解除されており、市場と同等の能力を持つサイベリアンおよび、少し劣るとはいえニーナ絆リンクには何の制限もありません つまり衣奈ならリソース縛れますね 先日の叩き台に少し手を加えてみましょう デッキレシピとりあえず現状のカードプールで採用できる「相手ターンに相手のリソースをスリープできるカード」を全投入してみましょう メインデッキ暫定版はこんな感

          猫庭ネフライト

          天ノ川衣奈IGOB(E45)試作

          発売前ですが先行公開でカードリストは埋まりましたし、今のうちにデッキレシピを書いて予習と復習もしておきましょう 衣奈のこととなれば書かないわけにはいきませんからね デッキレシピ今回でカードプールが増えたためにデッキ内すべてをネフライトにすることも可能とはなりましたが、策謀を使うなら「誓い」以外のイベントも少しは採用したいところですよね それぞれの採用枚数については個々のカードの評価やゲーム中の必要枚数からの取捨選択なので詳細は書きませんが、僕は災禍リアンを罠だと思ってます

          天ノ川衣奈IGOB(E45)試作

          春陽ミユの話

          Z/X恒例の、新商品の予約でプロモーションカードがもらえるキャンペーンが始まっています。以前は人気の高い再録カードが3箱の予約ごとに配布となっていたりもしましたが、今回は完全新規が1箱ごとに付きます カートン予約すると18枚で4デッキ分以上になります カード詳細カード名は《まどろみの春陽 ミユ》 キャラクターとしては各色の繁栄を願う「世界の意思」を具現化させたアバターの一人で、緑の世界アバターは泣き虫な女の子です ゲームに影響する部分としては、コスト3でイグニッションアイ

          春陽ミユの話

          アセンションの話

          前振りなしのタイトルだけだとスピリチュアル系の話っぽい 英語でAssensionに上昇、昇華などの意味があるので「高次の精神世界へ」くらいの意味で使われてたりするよ   ここで言うアセンションは、来る2024年4月のZ/X新商品で追加されるカード種別やそのルールなどで、先行公開されたFAQなどについてのお話 現時点での情報ほぼ3枚の画像に詰まってるので、そのまま貼りますね 新情報まずはルールとカードの概要 オーバードライブは書いてることほぼそれだけなので、ライフリカバリ

          アセンションの話

          軽く47弾レヴィーの話

          Twitter(現X)の公式アカウントからカードガチャの予告が出たので、おそらくカードリストの公開まで新カード情報は打ち止めですね   現時点でレヴィー関連のカードは3種だけのようですが、ライフリカバリーや専用シフトなど他のアーキタイプには普通に存在していてレヴィーには未実装だったものがようやく得られましたので、所感を書き残しておきます   あと僕は明らかなデザイナーズデッキを想定されているデザインから外すのあまり好きでないので、エンド・オブ・ザ・ワールド(以下EotW)使わ

          軽く47弾レヴィーの話

          47弾<轟轟>に収録されるURの話

          Z/Xは16弾以降、毎年4月に発売される商品をストーリー上の区切りとしており、その節目となる発売弾には物語の続きを示唆する鍵となるような存在やその年に活躍した新システムの集大成となるような能力を持つカードをウルトラレアとして収録してきましたが、今年度は以下の3種が旧Twitter(現X)上で公開されました B47-085 L.Y.R.P.H. B47-086 邪神竜“破滅意思” リルフィ B47-087 枢要大罪“虚飾” ベリアル   3種のうち2種が物語の重要人物であるリ

          47弾<轟轟>に収録されるURの話

          マジカルIGOBの話

          少し前に書いてた「マジカルならリソース枚数の制限を自力で突破できるからIGOBも構築の選択肢に挙がる」という話をもう少し掘り下げます 全体的に見てアークゼクスにIGOBが取って代わられた大きな理由は、リソース枚数の制約が緩い方へ流れたためと考えられます。ライフを守る際の堅さも、相手を攻め立てる際の得点力も、アークゼクスに劣るどころか優れているとよべるものもあります。それでも現在の環境でアークゼクスが採用されている理由は、自分のリソース6枚以上から使えることだと言えるでしょう

          マジカルIGOBの話

          キャラクターデッキ蝶ヶ崎ほのめ

          Z/Xをこのデッキから始める初心者さん向け 最初に書きますが「全て揃う!」と謳っているのは嘘でこそないものの、かなり不誠実に見えるので、後悔しないためには二つ買ってください   こちら公式サイトに掲示されているデッキのカードリストですが、一部のカードが4枚ではなく2枚となっています このゲームの基本的なルールとして、デッキ構築時に同じカード名であれば4枚までとなっていて、場合によっては類似カードを3枚ずつなどで同じような役目を持つカードを4枚以上のように扱っていたり、ゲーム

          キャラクターデッキ蝶ヶ崎ほのめ

          マジカルで選べる構築の話(はろうぃんパニック)

          現状、マジカルをマジカル足らしめているのは、異常な速さで増えるリソースと、緑2で自壊も可能な除去と展開を成しうる専用カードです そしてそれらは同カテゴリ内のカードを中心にしてデッキを組めばプレイヤーには依存しませんが、そこ以外でプレイヤーに依存するカードが存在しているため分化します   リーファーをパートナーゼクスにしている桜街紗那、プラセクトをパートナーゼクスにしている百目鬼きさら、ドラゴンとカテゴリの強化パックでプレイヤー指定されたクシュル、同じくアイドルとカテゴリの強化

          マジカルで選べる構築の話(はろうぃんパニック)

          各務原あづみデッキ+(アウェイクンパニッシャー採用)の話

          アイキャッチの画像にもありますが、販売時点ではほぼ最新のシステムをまとめて積んだデッキが比較的安価で入手可能なキャラクターデッキは、手元のカード資産ゼロから始める初心者さんにとっては優れた商品だと言えます   問題があるとすれば、まだ始めていなくて知識ゼロの新規参入者さんへお届けする経路が皆無ということでしょうか。それは致命的な大問題なのでは? 販売期間が限られてて、元からZ/X公式アカウントをフォローしてたりしないと購入の機会を逃しますので、既存プレイヤーがパーツ取りのため

          各務原あづみデッキ+(アウェイクンパニッシャー採用)の話