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天ノ川衣奈IGOB(E45)試作

発売前ですが先行公開でカードリストは埋まりましたし、今のうちにデッキレシピを書いて予習と復習もしておきましょう
衣奈のこととなれば書かないわけにはいきませんからね


デッキレシピ

今回でカードプールが増えたためにデッキ内すべてをネフライトにすることも可能とはなりましたが、策謀を使うなら「誓い」以外のイベントも少しは採用したいところですよね

それぞれの採用枚数については個々のカードの評価やゲーム中の必要枚数からの取捨選択なので詳細は書きませんが、僕は災禍リアンを罠だと思ってます。同じSRならセラフィムの方がいいのかもしれません
 
デュナミスはパニッシャーと降臨と憑依とシフトの使いやすいところをつまんだら16枚を使い切ってしまった感じなので、来週には様変わりしてるかもしれませんね。無色のシフトはいずれもIGOB用です

カードプール解説

前提知識を確認および共有するために、既存と新規をまとめて衣奈のパートナーであるネフライトのカードプールについてコメントしていきます
全体的なカードデザインとして相手の除外枚数を参照するので、このnoteではそれを除外カウントと呼びます
 
まずはイグニッションアイコン持ちから既存の3種と新規の4種

冷静に見つめるネフライト

コスト2のヴォイドブリンガーで、当時の考え方のもとにデザインされているため、やや使いにくいカードです。上手く使えば2枚も除外カウントを進められますが、弱い状況では何も起きません
 
ルール上、ヴォイドブリンガーはプレイヤーがダメージを受けたときにしか働きませんので、それとは別の役目を持っていないと無駄になりがちです。そしてIGOB期にデザインされたヴォイドブリンガーたちは「プレイヤーがダメージを絶対に受けることのないIGOBがあること」を条件とした能力を与えられています
強い状況ではとても強く、マズい状況ではそこそこの仕事をし、半端な状況では何の役にも立ちません。総合的には及第点越えですが、信頼のおけるカードではないのです

頭脳明晰なネフライト

登場すれば相手のデッキ1枚を除外し、手札が引けます。これだけで初動に使うネフライトとしては満点です
除外カウントが進んで3枚あれば、攻撃時にチャージも作れます。偉い

深慮遠謀のネフライト

登場すれば相手のデッキ1枚を除外し、ノーマルスクエアの相手ゼクスのパワーを下げます。最低限の除外カウントは進みますし、応用の利くパワー減少が不発に終わる状況は既に有利な立場ということです
除外カウントが進んで3枚あれば、攻撃時にカードが引けます。順調に除外カウントが進んだ中盤以降なら頭脳明晰よりもアドバンテージ稼ぎやすそうですが、攻撃宣言で相手に優先権を与えてしまうのが難点

ホープフルジャーニー ネフライト

ヴォイドブリンガーですが、近年のデザインに沿っており常に一定の仕事をします。登場しさえすれば(相手にも情報アドバンテージを与えてしまいますが)ハンドアドバンテージになります
 
除外カウントがかなり進んで8枚以上なら相手のカードの効果を受けません
なお、このカード自身は除外カウントを進められません
 
登場時にデッキ上3枚から1枚を手札に加えられますが、除外カウントが進んでいれば2枚まで手札に加えます。ハンドアドバンテージが得られるので初動に使えるとも言えはしますが、除外カウントが進まないのは懸念点です

ハピネスタイム ネフライト

ライフリカバリーなので4積み推奨
そうでなくとも登場すれば相手のデッキ1枚を除外し、カードを引けて、更に除外カウントが進んでいれば相手のゼクスのパワーまで下げられます。頭脳明晰と深慮遠謀のいいとこどりしたネフライトです

頑張る日直 ネフライト

登場すれば相手のデッキ1枚を除外し、手札が引けます。これだけで初動に使うネフライトとしては満点です。これさっきも書いたな?
自ターンに使える起動能力で、相手のトラッシュを除外できます。相手の行動によっては後手1ターン目から除外カウントが2枚になります

水とともにそそぐ愛情 ネフライト

登場すれば相手のデッキ1枚を除外し、チャージを作って手札に加えられます。もともとのチャージが0枚でも頭脳明晰などと同等のハンドアドバンテージを得られますし、チャージが1枚以上あれば選択肢のある分で質的向上も期待できます
 
同名ターン1回の制限はありますが、除外カウントが進めばチャージから登場させることもできます。初動に使って破壊されたら、中盤までチャージに留めておくような運用になりそうです

才知に長けたネフライト

かつて5止め対策としてデザインされた互換サイクルのネフライト。自分のリソースが7枚以上になるまで仕事がなく、新規カードで相手のリソース参照せずにIGOBできるようになったので、使う機会はもうないでしょう

判断を下すネフライト

かつてネフライトのカードプールがデッキ内すべてを賄うどころかIGOBする上での不純物も混ぜざるを得なかった頃のカードです。もはやチャージのネフライト名称を手札からネフライト名称に置き換える必要はありませんし、これより優先して積みたいカードをどうやってデッキ上限枚数に収めるかの方こそ検討すべきです

策謀を巡らすネフライト

登場すれば二つの効果のうちいずれか一つを選べて、その選択前に除外カウントを進められるのがとても優秀。そして選べる効果は下記どちらを選んでもより強いカードが手札に加わります

  • デッキ上3枚からネフライト1枚を手札に

  • 除外カウント4枚以上なら、トラッシュの白イベントを手札に

誓いイベントだけでなく、約束イベントやセカイを穿つ〜〜など流行りの強力な汎用カードが選り取り見取りです

完璧なチョコ作り ネフライト

登場すれば二つの効果のうちいずれか一つを選べますが、除外カウントを進められるのは一方の選択肢のみです

  • 回復し、ライフを見て1枚を手札に

  • トラッシュかチャージにある相手のカード1枚を除外し、除外5枚以上ならトラッシュのネフライトを手札に

選択肢の前者はライフを見て操作できますので、その後のゲームプランを立てるのにも影響しますし、初期ライフ4点の状態なら5枚のカードから好きなのを手札へ加えられ、より質の高い手札を揃えられそうです
選択肢の後者は除外カウントを進めながらトラッシュ回収できますので、序盤から終盤まで有用です
 
どのタイミングで除外カウントを捨ててライフを見に行くか悩まされますね
 

浮遊する賢猫 ネフライト

このカードの被破壊時に、相手のデッキ1枚を除外します。降臨条件のゼクスエクストラをプレイしたり、攻撃されることで除外カウントが進みますのでゲームが順調に進めば確実に1枚は保証されてると言えるでしょう
 
追加の代償なしに白1でパワー5000減少のイベントは存在しないので、これだけでコスパぶっ壊れてるんですが、除外カウントが進めばカードも引けて、攻めにも守りにも使える優秀なスタートカードです
惜しむらくは現代ゼクスでリソースの価値が高すぎて、白1を構えられる余裕がないことですかね

聡明臨機 ネフライト

このカードの被破壊時に、カードを引いて手札を1枚までチャージへ置けます。チャージへ置くのは0枚を宣言すれば置かなくてもよいので手札を増やせもします
 
このカードをデッキの下へ置くことを代償として、相手の手札2枚を除外してその枚数まで引かせます。手札枚数は変わらないので量的損失はありませんが、序盤のあまり多くない状況で厳選されたうちから2枚も回収不能な領域へ移すのはかなりの質的損失を狙えます
あとシンプルに除外カウントを2枚も進めるのが偉い
 

透徹なるネフライト

もともとはプレイヤー指定のないディンギルLvのレベル能力でしたが、アニメ化で衣奈がプレイアブルへと昇格し、デッキ組めるカードプールが用意されるにあたってリビルドされました

往復ターンどちらでも使えて、除外カウントに比例して相手のパワーを下げる起動能力を持ちます。除外カウント1枚でもあれば同コスト帯の攻撃は耐えられますし、3〜5枚もあれば大概は破壊もできます。この能力で破壊すればカードを引けますが、防御に使うならわずかにパワー残してスリープ状態でスクエアに留まらせるのも有意な戦略です

万象を視る神智ネフライト

除外カウントが6枚まで進めば(ネフライトでなくとも)すべてのゼクスのパワーを上げられて、さらに12枚以上なら自ターンに限られますが相手の効果を受けなくなります
素のパワーは10000ですが自力で12000まで上がるため、アークゼクスのパワーラインを超えています
 
登場時に相手のコスト5以上を除外し、リビルドによって相手の手札も除外できるようになりました。自身でも除外カウントが進められるので、常在能力による自ターン完全耐性も割と現実的な数字です
 

真実を見通すネフライト

登場時に除外カウントを進められる最低保証が付いてます
 
メインフェイズ開始時に除外カウント5枚以上なら、相手のコスト5以下を除外して、チャージにあるコスト3以下を登場させます。タイミング的に、相手メインフェイズ開始時なら(登場時の自動能力などは使われますが)イグニッションの当たりをなかったことにできると言えます。そして自ターンでも相手ターンでも、ネフライトのコスト3以下はアドバンテージを得やすいのが嬉しいですね
 
白衝撃でイグニッションフェイズに登場させれば直後のメインフェイズに仕事をしますので、なるべくならチャージへ残しておきたいネフライトです

輝く二つの知性 ネフライト

除外カウントが8枚まで進んでいれば、白1と追加コスト2枚でプレイヤースクエアへ登場し、相手ゼクスのパワーを8000も下げて、レンジ2で相手プレイヤースクエアを射程に捉えます
ただし、それ以外は何もしません。プレイヤースクエアが埋まっていれば登場すらさせられませんので、計画的に使いましょう

光操る賢猫 ネフライト

除外カウントの分だけプレイするコストが最小で白1まで下がるため、ゲーム中盤(1回目のIGOBするくらい)からは気軽にプレイできるようになります
 
登場すればコスト上限なく相手のゼクスを除外できて、除外カウントが8枚以上なら手札かチャージにあるコスト4以下のネフライトを登場させます
除外カウント7枚の白2で妥協プレイしても相手ゼクスを除外してカウントを進められれば追加のネフライト登場は可能です
 

衣奈とネフライト 希聖への誓い

相手のリソースにカードが6枚以上あり、チャージにネフライトが2枚以上あればIGOBできます。このいわゆる旧誓いの書式に「相手のリソース6枚以上」の条件があるため、戦略としての「5止め」によってゲームスピードが遅くなるかと思われた時期もありましたが、より早く相手を倒せる手段が確立されるに至り、カードパワーの見直しが求められました

衣奈とネフライト 神託への誓い

自分のリソースが5枚以上で、そのリソースに3枚以上リユニオンを含んでいればIGOBできます。相手に依存せず、自分の構築とプレイングだけで条件を揃えられるため、並み居る強豪たちにも歯向かえるようになりました
 
余分にコストがかかるとはいえ、このカード自身の起動能力でトラッシュからの回収も可能となり、かつてないほどにIGOBしやすくなりました

舞装≪神託≫天ノ川衣奈

他のIGOBの例に漏れず、コスト7でパワー10500の絶界です
 
登場すればスクエアとトラッシュから1枚ずつ除外カウントを進めて6枚以上あれば、デッキ上からチャージを置けます
 
自ターン1回の起動能力で、チャージのネフライトをトラッシュに置くと、手札かチャージからネフライトを登場させます

舞装≪希聖≫天ノ川衣奈

コストとしてチャージにあるネフライトを1枚トラッシュに置くと、最大で3回までネフライトを登場させられます。最近のカード書式に慣れていると最後の一文を見逃しそうですが自ターン1回です
除外カウントが進んでいないと1体も登場させられませんが、9枚まで進められていれば3体も登場させられて、そのコストパフォーマンスは高いのですが自身では除外カウントを進められず、高コストのネフライトの射出台でしかありません。除去などは周りのネフライトへ頼ることになるので運用プランを練らないといけませんね
 
なお、この衣奈を登場させられるのは旧い方の《希聖の誓い》だけで、プレイしやすい《神託の誓い》には非対応のため、構築やプレイングに大きな障壁がありますね。もしそのゲームスピードでIGOBできたなら、おそらく除外カウントは余裕で9枚あるんじゃないでしょうか
 

除外カウントによる指針

まず除外カウントがある程度の指標になります
最大は8でジャーニー、光猫、二つの知性
次いで6が愛情、万象、神託IGOB
同様に5がハピネスタイム、チョコ作り、真実、浮遊猫
4は策謀のみ。そして3が頭脳明晰、深慮遠謀、希聖IGOB
 
透徹は1枚以上なら何枚でもよくて、日直と聡明臨機は除外カウントを進めるだけでそれ自身には必要としません
 
よほど変なことしなければ3ターン目にはリソース5枚かつリユニオン3枚以上でIGOBする条件は整います。そのタイミングで神託IGOBが求める除外カウントは6枚。神託IGOB自身の能力でも2は進むので、誓いのプレイ時に必要なのは4枚。これを満たすには2ターン目終了時までに3枚にして3ターン目のイグニッションで上振れネフライト当てるといったことなどが求められます
 
具体的には初手でジャーニー以外のコスト3以下ネフライト
2ターン目は上記に加えて策謀、チョコ作りのチャージ除外までが許容範囲
3ターン目にコスト3以下をイグニッションなどで登場させ、スタカの聡明臨機を降臨条件で破壊しつつ起動能力をプレイ。これなら先攻でも4~6枚くらい除外カウントが進みます
どうしましょう、やってることがニグテオゴとあまり変わりません
 
デッキレシピのところで災禍リアンを罠だと書きましたが、要は2ターン目にリソース使い切って除外カウントの進まないプレイをしたくないのです
イグニッションでコスト支払わずに日直が除外カウント2とかできたなら、余裕あるので災禍リアンでもいいでしょう。手札にあればライフ守ってくれそうですからデッキに挿す価値はあります
 
なお除外カウント4枚で神託IGOBに到達できれば、神託IGOBの自動能力で6枚、起動能力で登場させた万象か真実(相手ターンのメインフェイズ込み)で8枚まで進みますので、次のターンには二つの知性が使えますし、光猫で展開すれば12枚以上にも届くでしょう
 

デュナミスの使い道

さて、デッキレシピのところに貼ったデュナミスを貼り直します
デッキの大半が種族[ケット・シー/リユニオン]であり、複数種族をサポートする《カードデバイスの変革者》は採用したいところなので、ここから何か消えるかとは思います

かつては4枚まで検討していたIGOB上半分も、オーバーシフトのための2枚で足りるでしょう。シュリや由仁ならまた話も違ってきますが、衣奈には最速で2回もIGOBするだけのリソースは用意できません
 
3ターン目にライフを得るかレンジを得るかの2択を選び、その次はゲーム終わらせるつもりでCode Reunionです。場合によっては破槌招来で絶界付与

光猫と、その能力で登場させたコスト4ネフライトを憑依条件にしてバルビエルが登場すると、わずか白2で瞬間的にパワー17500となって、大概の脅威を素殴りで倒せます
 
事前に当たり枠を把握したりも含め、バルビエルの起動能力とチョコ作りとの相性もよいですし、光猫をフォースにしているバルビエルのパワーはアークゼクスを上回ります
 
バルビエルの面影はどことなく衣奈の親友にも似ていますね。でもリユニオン時空の各務原あづみ嬢は往来で全裸になるような痴女ではありませんから、きっと他人の空似でしょう

衣奈のニーズホッグ算は9+3+3=15です。光猫が能力でIGアイコンを出せばいいわけですからね。一応7+4+4=15もできますが、それにはIGOBを含むので、リソース余ってて降臨条件で破壊したネフライトをコストに2枚目の神託誓いをプレイしてCode Reunionのプランになりますね
 
光猫の除去では絶界を選べませんが、プレイできれば1枚でエンリルのコストを最小化できる憑依条件なので結果的にすべて破壊できます
光猫万能説

結び

とりあえず来週は月曜が休みなのでカードガチャ回せますね
いつものショップでカートンも予約してるので底まで回す気はないですが、表情差分OBRはどうしましょう

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