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大英博物館行ってきたよ。

こんばんは。ロッキーです。

大英博物館といえば、世界最大級の博物館で有名ですよね。せっかく一人旅でロンドンに行ったので立ち寄ってきました。

私は大英博物館に1日取りましたが、展示品が多すぎて全て観て回ることはできませんでした。

世界最大級の博物館なだけあり展示をじっくりみたら一週間以上かかるといわれているらしいです。だから大英博物館に行くときは、ガイドをつけるか、ある程度観たいものを決めて回るのがベストです。

とはいっても・・・一人旅だったのでガイドなど付けれるはずもなく、そして私は理系で歴史好きでもないので、正直観たいものなんて「ロゼッタストーン、ミイラ、モアイ」くらいしかない状態で行きました。

そんな私が、大英博物館に行って実際に見て興味深かったものを紹介したいと思う。

ロゼッタストーン

これは有名ですよね。同じ内容で、ギリシア語、古代エジプト語ヒエログリフ、民衆文字デモティックが書かれた石碑です。

これによって、古代エジプトのヒエログリフを解読することが可能になりました。

ヒエログリフは、3000年間も使われたにもかかわらずローマ皇帝ハドリアヌスによって「死者の言葉」とされ使われなくなり、表意文字と表音文字でもある難しい言語で解読できていませんでした。

この岩一つで謎だった古代エジプトの文字が読めるようになったと思うと凄い発見ですよね。

元々、ロゼッタストーンは1799年にフランスがロゼッタという町で要塞作り中に発見されフランスが所持していました。しかし、フランスがイギリスに負けイギリスのものに。文字の解読は、デモティックはイギリスのトマス・ヤングが、ヒエログリフはフランスのシャンポリオンが解読しました。

フランスは悔しいですね。先に見つけて解読までしたのに実物はイギリスにあるんですから・・・。

ちなみに石碑の内容は、紀元前196年頃にエジプトを支配していたプトレマイオス朝がプトレマイオス5世の即位一周年を祝し、神官の承認した法律が書かれているそうです。

ゲイヤー・アンダーソンのネコ

世界一有名なネコの像といわれています。紀元前600年頃エジプトで作られました。古代エジプトでは、ネコは神化身として崇められていました。

ネコ崇拝の経緯はこう

紀元前2000年ごろのエジプトは穀物を食べるネズミに困っていました。

ネコがネズミを殺して穀物を守ってくれました。

ネコを居着かせようと農民が可愛がります。ネコを所有するように。

紀元前1500年ごろに、エジプトのファラオがネコを神の化身と宣言しました。庶民には、ネコを所有する権利がなくなり、権利があるのはファラオのみになりました。

このようにして、ネコは神としての地位を得て崇拝され、絵や彫刻のモデルになっていきます。

神となったネコは傷つけると思い罰を受け、殺すと死刑になったらしいです・・・今じゃ考えられないですね。

ネコが死んでしまったらエジプト人は、一定期間喪に服し眉毛剃り落とすことで悲しみを表したんだとか・・・・ネコが死ぬ度に眉なしになるのかw

そして死んでしまってネコはミイラにして棺に入れられ埋葬されたんだそう・・・人間よりネコの方が偉いんですから当然ちゃ当然かもしれませんね。ちなみに、ネコのミイラを入れた棺も展示してあります。

モアイ(ホア・ハカナナイア像)

ご存じモアイです。モアイは教科書に載ってるほど有名なので今更説明はしませんが、モアイの背中を見たことありますか?

モアイの背中には、鳥人が描かれています。イースター島では、鳥人儀礼というものが行われていました。

鳥人?どんな儀礼なんだと興味が湧きませんか?私は湧きました笑。

年に一度イースター島では7~11の部族の代表が渡り鳥の卵を獲得するレースが行われ、一番早く卵を渡された部族の司祭がその一年の長になれるというのが鳥人儀礼だそうです。

そんなことで長決めるのか・・・(ハリポタでいうとクィディッチでスニッチを獲ったところが長になる的な?違うか笑)

マネーコレクション

世界中の通貨が観れてなかなか面白い。

ノルウェー製といわれるスコットランドのルイス島で発見されたチェス駒。

ハリーポッターの賢者の石で参考にされたらしい。

エルギン・マーブル 三美神 

ローリングボール・クロック

鉄球が転がることで時間を刻む。

興味深いもの思いのほかありました笑。紹介し始めると止まらなさそうなのでこの辺にしときます。

あきらかに説明が長いのでわかると思いますが、最初の3つとミイラ(写真は撮りたくなかったのでありません)が本当のオススメです笑。

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