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No.138 2022年11月~ オルタナティブスクール(もう1つの学校)に関心をもって

 オルタナティブスクール(もう1つの学校)という学校に関心を持ったのは、2022年11月のことでした。高校時代の友だちと神奈川県葉山で宿泊をしての飲み会がありましたので、その少し前からホームページを通して関心があった葉山にある2020年に設立された「ヒミツキチ森学園」をぜひ訪問してみようと予約を入れ訪問させて頂きました。実際に見学させて頂きとてもおもしろく強く関心を持ちました。

ヒミツキチ森学園
https://himitsukichi-school.com/
 
私は39年聖心女子学院初等科に勤務しましたので、私立小学校は国立や公立とは違いユニークな存在であることが当たり前という意識でいました。ユニークな私立小学校の中でも特にユニークと感じていた小学校が、1999年に訪ねた「きのくに子どもの村学園」でした。異学年でのプロジェクト活動が中心の学校でした。
 
きのくに子どもの村学園(1992年設立、和歌山県橋本市)
http://www.kinokuni.ac.jp/nc/html/htdocs/index.php
 
この学校の姉妹校4校が各地に設立されています。
かつやま子どもの村小学校(1998年設立、福井県勝山市)
http://www.kinokuni.ac.jp/katsuyama/
南アルプス子どもの村小学校(2009年設立、山梨県南アルプス市)
http://www.kinokuni.ac.jp/nc_alps/html/htdocs/index.php 
北九州子どもの村小学校(2015年設立、福岡県北九州市)
http://kitakyushu.kinokuni.ac.jp/wp/
ながさき東そのぎ子どもの村小学校(2019年設立、長崎県東彼杵町)
http://www.kinokuni.ac.jp/nagasaki/
 
 「ヒミツキチ森学園」と「きのくに子どもの村学園」・姉妹校4校はプロジェクト学習という視点から共通性があるように思います。
 「ヒミツキチ森学園」は学校教育法1条に則った学校ではなくオルタナティブスクール(もう1つの学校)とされ、「きのくに子どもの村学園」・姉妹校4校は学校教育法1条に則った学校で私立小学校とされています。
 
 オルタナティブスクールとはどのような存在なのでしょうか。
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
 
オルタナティブ教育(オルタナティブきょういく、: Alternative education)もしくは代替教育(だいたいきょういく)とは、「非伝統的な教育」や「教育選択肢」とも言い、主流または伝統とは異なる教授・学習方法を意味する。オルタナティブ教育の対象は幼児(園児)・児童・生徒であるが、本項では便宜上「生徒」と統一する。
オルタナティブ教育方法の多くは、主流・伝統的な教育とは根本的に異なる哲学に基づいて発展したものである。ヨーロッパのシュタイナー学校やアメリカのホームスクールに見られるような非常に強い政治的、学術的、宗教的または哲学的な方向性を持つものがある一方、アメリカのチャーター・スクールに代表されるような既存の教育手法に不満のある教師や生徒が集まって作りあげた学校もある。教育選択肢には、公立校私立校無認可校(営利・非営利)、ホームスクールなど多岐に渡っているが、大部分が少人数クラス、教師と生徒との近しい関係、コミュニティー意識の三点に重きを置いている。

 オルタナティブスクールの定義は難しそうですね。私自身もう少し定義を深めていきたいと思います。
 
 オルタナティブスクール一覧という面白いホームページがあります。
https://ai-am.net/alternative-sc
 
 私が「ヒミツキチ森学園」以外に注目しているオルタナティブスクールとして
アメージングカレッジ(2023年設立、埼玉県東松山)
https://www.amazing-college.com/

箕面こどもの森学園(2009年設立、大阪府箕面市) 
https://cokreono-mori.com/npo/npo.html


があります。今後魅力的な私立小学校と共に魅力的なオルタナティブスクールについても研究していく意向です。

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