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これは詩だと思う

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詩なのかあやしいけれど、詩だと思うnoteです。自由な言葉の羅列。
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記事一覧

ねむけはなんで、眼からくるのか 欠伸はなんで、酸素が薄い気がしてしまうのか 水族館が好き…

ぺちこ
1年前
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akatyan

玄人みたいな目で私をみた 生きるの5回目なの、みたいな眼 少し長い時間 笑顔を作るけれど…

ぺちこ
5年前
19

感情についての説明

sex and the cityのドラマ版を半分聞き流しながらみている時間と 人生がどうなるのか不安がり…

ぺちこ
5年前
19

よるの映画、あさの光

よるの映画を観ながら 口を開けて眠り込む君 唾液で溶けるラムネ 映し出す光と朝 カタリ、…

ぺちこ
5年前
19

私だけのために

人とかかわることがものすごくうまくなりたい。 このままじゃ死んでしまうかもっていう人のそ…

ぺちこ
5年前
27

コートがほしくて

冬になる前に 新しいコートがほしくて お店をふらふら見て回った 去年にはなかったような形…

ぺちこ
5年前
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ニュースに踊る文字

ニュースが流れ込んでくる 簡潔にまとめられた、事実の短文 包丁のような鋭さの言葉たち この現実で起きていることから 断絶されているような部屋で テレビのけたたましさも、新聞の端正で暴力的な文字も存在しない部屋で 地球の奥の方、私には関係のなさそうな人の 辛い死に方を知る 考えてもつらいからといって 現実で起きていることから自分を断絶させている 今の私の脳はとろけている 願わくば全世界の全ての人に 幸せな死に方を そんなことすらも、知ることを放棄した私には

右手の小指

ガタガタガタ、慣れたキーボードを打つ そのうちに右手の小指が固まる 変な打ち方をしてるか…

ぺちこ
5年前
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タイトル、未、設定

私の体温ですらメルカリで売れるのなら捨てて 綺麗なこと汚いこと、だららららってキーボード…

ぺちこ
5年前
30

海の中にいたかもしれない

雲の色は何色なのか 問いかけたらもう色は変わって 明日の方を見ながら 透明な今日をみていた…

ぺちこ
5年前
25

いくなよコヨーテ

いくなよ、コヨーテ 君は私の中のコヨーテだ 小さく震える自尊心やおごりやプライドを まるで…

ぺちこ
5年前
21

午前5時55分をお知らせします

いつも何かしらの音楽が 余韻みたいにして残っているこの頭 もし耳が聞こえなくなったら 音楽…

ぺちこ
5年前
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観念としてのオレオ

オレオ食べる オレオ食べる たまにわってからたべる わってクリームをひとなめして食べる たま…

ぺちこ
5年前
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クリオネのこと

きみはただようのよ ただよう、ただよう、ただよう けれど、泳いでもいいのよ その飾りじゃない翼足で、泳いでもいいの きみは食べないでいいの 絶食にも耐えられる、素晴らしい構造をしているの けれど、食べてもいいのよ おいしそうな獲物が横切ったら食べてもいいの きみは流氷の天使よ きみはその見た目から、天使天使と呼ばれている けれど、豹変してもいいのよ いつでも、その頭を割って触手を出してしまってもいいの クリオネ、クリオネ、クリオネ 美しく、自由に生きるクリオネになる