見出し画像

顔を知らないきょうだいがいること

わたしは、小さい頃に母親が離婚している。
父と母は大学生の時東京で出会い、父が卒業して何年かしてから母は父の地元に嫁いだ。でも、色々あって、父親の浮気で私が一才の時離婚した。
その後、母は再婚し妹が産まれて、また母は離婚して、自分の地元に帰ってきた。

妹は、父親がちがうけど仲良しだし、自分と性格が違うから話していてたのしい。わたしは子供がいないけど、妹は女の子を産んで、その姪っ子もかわわいい。

大学を卒業してしばらくて、一度だけ東京で父にあった。すごく優しくて、気の弱そうな人だったから、これはあざとい女性にだまされちゃうな、と正直思った。その話の中でわたしには母親違いのきょうだいが2人いることがわかった。
父はその時、「まだはなしてないけど、ももいろのこともいずれきょうだいにもはなすつもりだ」と言っていたけど、話したんだろうか。

父の住んでいる地方の話題がTVに映るたび、顔を知らないきょうだいの事について考える。
あってみたいとか、話してみたい、とか思うわけじゃないけど、わたしのこと知ってるのかな?とかどんな人なんだろう、とか思うと、すごく不思議な気持ちになる。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?