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#家族の物語

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義父の死によせて ありがとう。義父さん!

義父が、6月の92歳の誕生日を待たずして亡くなった。 息子と娘の誕生日は、月は違えど、日はおなじで、義父も息子と娘の誕生日とおなじ「日」に亡くなった。 朝6時に夫の携帯に「血圧が下がってきたので・・・」と、病院から一報をいただき、駆け付けたが、微弱に脈を打っているだけで反応はなく、手も既に冷たかった。 入院の予定期間は1カ月ほどで、その後のことは、施設に入るか、家に帰るか決まっていなかったが、期間いっぱいまでもたずに命が尽きたのは、義父の思いやりだろうか。 家に帰って

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【家族】「ごめんなさい」が言えなくて

こんにちは! 初担任のサポーター、だいです! 主に「学校教育」をテーマに発信しています。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ①「教育」全般に興味がある人 ②「教育」に悩みや不安がある人 ③(ゆえに)自信がなくて、  同志もいなくてもがいている人 ④自分らしくありたい人 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ に向けて、 自分が今まで投資して得た 価値ある学びを 月・水・金の 週3回の頻度で 有料記事も織り交ぜながら 発信し

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後悔のうえを走るもの

夫によく言われるのだけれど、わたしはお年寄りに話しかけられることが多い。女性であること、威圧感を与えにくい小柄な体格であることが理由なのだろうと、自分では思っている。 このあいだはスーパーマーケットで80歳過ぎと思われる女の人に声をかけられた。 「頭、上手にやってるねぇ。かわいらしいのもついてるわ。それ、どないしてるん?」 わたしのヘアアレンジを指差し、目にはおちゃめな光をためて、女の人は立っていた。おばあちゃまとお呼びしたい風情である。 その日のわたしは、後頭部を軽

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うちでは誰も野菜を切れない #家事分担の気づき

野菜を切ることが大の苦手、いただいた果物は皮を剥くのが面倒で放置して腐らせてしまう。私もそんな一人だった。親戚からマンゴーやスイカが毎年のように届くが、ほぼ確実に腐らせていた。来世では絶対に果物に呪われると思う。夫も同様である。小学一年生を筆頭とした子供たち3人は、もちろん無理。つまり、うちでは誰も野菜を切れない。 カット野菜や冷凍野菜を試したこともあった。でもカット野菜は傷むのが早いし、冷凍野菜は冷凍庫のキャパを取る。そもそも冷凍庫は夫や子供たちのアイスやポテトや餃子など

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コンビニで買ったバラパックを開封したら奇跡が起きた?!

ポケカ拡張パック’クリムゾンヘイズ,のバラパック開封動画です。 コンビニで買った11パックから大金星をあげました^_^ 最近は買いやすくなってきて嬉しい限りです♪ 毎度ですがとても楽しい時間でした。 よろしければご覧下さい! ではでは👋

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私の名前を呼んでくれる有り難さ

1週間ほど前のこと。夫に義父が入院することを言い渡された、次の日の朝。 いつものように、息子に柿畑に送ってもらい、仕事をしようとしたその時。不意に昨晩のように涙がでた。 夫に、義父が入院をすることを言い渡されたその時も、涙がでて仕方がなかった。 初めは何の涙か、分からなかった。 自分がなんで泣いているのか、分からなかった。 だけども、誰ひとりいない畑で泣くには遠慮はいらなかった。 あんなに声を出して泣いたのは、いつぶりだろう。 畑で泣くのは、たいてい夫と喧嘩すると

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【シリーズ完結】こうして祖父は「じーちゃん」になった

前回のお話はこちら。 近況報告 〜成田からの手紙〜「新ひぐらし日記」は不定期更新中です。ぜひ紋白蝶に登録して、これまでの連載をご覧ください。150以上の記事をすべて読むことができます。 前回のお話はこちら これまでの「新ひぐらし日記」はこちら 「新ひぐらし日記」が書籍化されました。 背景を担当するどん太さんのnoteはこちら。

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その真珠には愛がつまっている

大学時代からの友人に驚かれた。彼女は外国人である。 「えっ、いとこ同士で結婚?! ありえない! 日本ではアリなの?」 お茶を飲みながら私の祖父母について話していたときのこと。うちのおばあちゃんとおじいちゃんはいとこ同士だからさ、と言ったら、彼女はのけぞった。「近親すぎない?」。 ああ、そうか、これまでもときどき外国出身の方に驚かれたなあ、と思い出した。 田舎の大きな商家出身の祖母は、明治末期の生まれ。20代のはじめまでが結婚適齢期とされていた時代に、25歳まで独身だっ

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わたしのお家。

引越しが決まりました。 20歳の時からコツコツ貯めていた貯金を頭金にして 古い団地を購入することに決めました。 現在住んでいる町は、小さいながらも過不足を感じさせない、とても落ち着いた雰囲気で、親子2世帯3世帯で住み続けている方がいらっしゃるほどの人気の町。 わたし達ふたりは、25年前に引っ越してきました。 この町で、子どもを授かり、この町で子育てをし、この町で義理の父の介護もはじまりました。子育てと介護の両輪で奮闘するわたしを優しいこの町は支えてくれました、そして主人が病

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三味線の音に父を思い出す日

初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。 今日は出先で偶然「三味線」の生演奏と出会いました。 それで思い出したのが父親のこと。 父のことを少し書いています。興味のある方はご覧くださいませ。 父は、三味線や琴を弾く人でした。 私は見たことがありませんが、若かりし頃には、東京の「新門辰五郎」さんの一家

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おばあちゃんは88歳で本を書き始めた。

小さい頃から本が大好きだったおばあちゃん。 とにかく活字を読むのが好きだった。 でも歳を重ねていくうちに、大好きだった本も目が疲れるから読めなくなっていた。 そんなおばあちゃんが、88歳で本を書くと言い始めた。 なにか物語が思い浮かんだわけではなく、 自分のことを書いて残しておきたい、という想いからだった。 原稿用紙に震える手で書き始め、 最後の方はもう字が書けなくなってしまったので おばあちゃんが喋る内容を家族が聞いてメモを取っていくやり方に変わった。 おばあちゃん

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《甘、みちづれ.》

 バレンタインデーに、ホワイトデー。これらの「口実」により、ついつい甘いものを買いたくなってしまうのは、わたくしだけでしょうか。  それを「自分のため」だとちょっぴり落ち着かない気持ちがして、誰かをみちづれにしたくなってしまうことも。  「さわやかな甘さだね。」「しつこくない甘さだね。」「ちょうどいい甘さ。」  いつもわたくしのみちづれになってくれる祖母は、苺、ケーキ、和菓子をそれぞれこのように表現するのです。もぐもぐと小さな口を動かし食べる姿も、その的を得た「食レポ」

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ばあちゃん、母、🐶、豆まきの日、その時私は何を思っていたか?

ばあちゃんのこと 昨年10月。リハビリを頑張り、再び歩けるようになって無事退院したばあちゃん。 退院後10日程経った時。立ち上がろうと テーブルに手をついたら、滑ってしまい 尻もちをついたらしかった。 ほんとに些細な日常の出来事。 しかし、それが再入院に繋がってしまった。 腰を圧迫骨折してしまったのだ。 再入院して、4ヶ月とちょっと経った。 今は誤嚥性肺炎が心配なので、嚥下のためのリハビリをしつつ、お楽しみにゼリーを少し食べる以外は点滴で過ごしている。 起き上がれるように

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泡日記 同じ季節に

久しぶりのデスクワークが堪えたのか、首に寝違えた時のような痛みが出て困っている。それなのに自転車で段差に勢いよく乗り上げたから、首から今後は背中の方までピキッと電気が走ったようになって、体の半面を湿布三昧にして過ごした週末だった。今日はよく晴れて気温も暖かく、今年初めて上着を持たずに外に出た。 本当は髪を切りたかったのだが、いつも担当してくれる女性が平日がメインの人なので、土日休みになると予定が合わなくなってしまった。近所には沢山ヘアサロンがあるから適当に探せばいいのだろう

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沈丁花の香りで思い出す亡き母とその母のこと

通りすがりにどこからともなく漂ってくる、甘酸っぱい華やかな香りを感じると、あぁ、またこの季節がやってきたなと思い出す。母の命日だ。 母が乳がんの2度目の再発で昏睡状態になったとき、私は研修でアメリカにいた。アメリカが他国に侵攻するかもしれない。報復テロに警戒せよ。そんなアラートが飛び交い、もしこのタイミングで一度帰国したら、そのときに保有していたビザでは再入国ができなくなるかもしれないと言われていた。そうしたら、今住んでいるニューヨークのアパートに残した荷物も、家賃の支払い

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パンの消費期限が短いことがいけないんだっていう結論だけど、そうでもないと思う。

私以外の3人は、ソーセージ入りの揚げパンが大好きだ。 いつも人気で、売り切れているパンだから、見つけると必ず買っている。 この前も、オットが4本買ってきた。 それぞれ1本づつ食べて、当然だけど1本が残っていた。 その一本を巡って、父と娘は、無言で様子見をしていたらしいのだった。 お父さんが大好きなムスメ。 尊敬してる、とか平気でいうからちょっと驚く。 そして父は、 たぶん、こんなことを想いながら、賞味期限をハラハラした気持ちで見ているのだろう。そして、ついに、賞味期

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不登校のゴールは

こんにちは、愛音です 新年度、新学期、不登校だったときは過剰反応していました。 その反面、新学期になったら学校に行ける!なんて根拠のない自信で満ち溢れていたのも事実。 夜に「始業式行くから。7時に起きるから朝ご飯作ってね」と宣言していました。 でも翌朝、目が覚めても布団が鉛のように重たくて、起き上がれなくて、母が「どうしたい?」と枕元まで聞きに来てくれました。 不登校の長い闘いのゴールはどこでしょう? 学校に戻れたらゴールでしょうか?? 学校に行けて、授業受けて、友達と遊

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「春になったら」

皆さん、先日最終回を迎えたフジテレビのドラマ、「春になったら」見ていましたか? 余命わずかの父と、結婚を控えた娘が「死ぬまでにやりたいことリスト」と「結婚までにやりたいことリスト」を実現していく、3ヶ月を描いたお話。 このドラマを見ようと思ったのは、木梨憲武さん演じる父が、12年前に亡くなった私の父と同じ、「膵臓がん」だったから。 過去に自分も体験した、「父が旅立つまでの日々」がどのように描かれるのかが気になって、一話から最終話まで毎週欠かさず見ていました。 「死」がテ

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【絵本全ページ先行公開】一緒に暮らせば、家族になれる。新時代の″DEI”絵本「おおきなムクムク」が教えてくれること。

現代の新定番ともなるような、新しい翻訳絵本ができました。舞台はとある、大きな街。遠くからやってきた、おおきくて白いムク犬のムクムクは、キラキラの街や人々に、うきうき楽しい気持ちになりました。でも、なかなか新しいおうちが見つからなくて、だんだんさみしい気持ちになって……。 たくさんの人で賑わう街の中に描かれるのは、多種多様な人種、多種多様なセクシュアリティ、多種多様な家族のかたち。ポップな色彩で隅々まで描き込まれた人々の姿から、読む人と子どもとの間に自然な会話が生まれるはずで

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「どうしても譲れない」ことを原体験から深堀りしてみた話。

「本当にやりたいことよりもどうしても譲れないことが自分を動かす」 最近、自分史の振り返りや棚卸しを改めて言葉にする中で気づいたことです。 本当にやりたいことって結局よくわからないって迷子になってる方も多いんじゃないでしょうか。 でも、どうしても譲れないものならこれ!というものがきっとそれぞれにあるはず。 今日のnoteは、どうしても譲れないことを深堀りして、気づいたことを書きたいと思います。 どうしても譲れないものは、子どもにおかえりが言いたいわたしのどうしても譲れ

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