見出し画像

夏に向けての栽培計画を立てようかな

まだまだ冷えが厳しい毎日、冬野菜も終盤です。
夜は寒いのですが、立春も過ぎ日中は日差しも強くなってきました、
農業ハウスも、日がさすと初夏を思わせるくらい暑くなっています。

野菜など栽培しています まるはな農園です 🍅

そろそろ夏に向けての栽培計画を立てる時期ですね。
夏野菜は何を栽培します?

今年も何を栽培しようかと思い馳せるのですが、
どのように決めていますか、食べてみたいものを作るのが一番ですね。

限られて圃場へ、いろんな野菜を栽培するために圃場計画、
前作との相性、連作による連作障害回避

作物同士の相性、中には作物同士で近くに植えない方が良い物があります
立てて栽培するもの、つるで地を這うもの、肥沃を好むもの
肥沃を好まないものなど栽培する作物により、栽培特性が違ってくるので

作付け計画は、美味しい食べ物作るのには大事ですよね、
あとは収穫時期が全て一緒ではないので、収穫時期も考えると、
収穫後の後管理がやりやすくなるのではないでしょうか。

今まではこんな感じで、毎年のようにいつ種を播種して、
苗がどのくらいでできてくるので、圃場作りの土壌消毒はいつ行い、
元肥はいつ散布して圃場を作っておかなければならないと計画をたて、
定植を待ちます。

定植した野菜(ここではミニトマトです)
いつから収穫を始めて、いつまで収穫をするので、
次作は何トン収穫するぞ、の収穫目標を立て、
予想相場のデーターがこのくらいなので、
売り上げはこのくらい上がる計画です。

のように作った野菜がどのくらい取るかで計画を立て、
それに向かって作業計画を立てていた毎年、

今年は、この相場も安かった2021年思うように売り上げが上がらなかった中、
栽培するための資材も一気に値上げの方向に向かっています。

肥料の大幅値上げ、原油高からくる光熱費、特に重油の値上げ、
出荷資材の大幅値上げ、
流通コストのアップなど経営に重くのしかかってきます。

作れば儲かる時代ではな無くなってきていると思います。

儲けている生産者はすでに実践していて、基本で、
計画した作物どのくらい収穫でき、最終いくら残りますかだという事です。

収穫しても、相場が安かったので儲からなかった。
台風などの自然災害で被害を受けた。
異常気象で、猛暑の夏だった、梅雨が長く日照不足の年だった、
寒さ厳しい冬だった

など収穫はできているのに、いろんな状況で計画通りに収入が上がらず
経営が苦しくなっていました。

この苦しくなる要因を、リスク予測を入れての栽培計画を立てるこうに
今作は立てることにしています。

一年の栽培作物のリスト作り

僕のところでは、
野菜では、周年栽培のミニトマトをメインに、ピーマン、空芯菜、きゅうり、
サニーレタス、子持ちたかな、菊芋、さつまいも

花では、ケイトウ、マリーゴールド、葉牡丹、ハイビスハス、スターチス、
ひまわり

果樹では柿があります。

経費予想
種子代は、苗代は、肥料代は、生産資材は、出荷資材は、栽培光熱費は、労働は

売上予想
今季の相場と次作での世間情勢、他産地の栽培情報

来作時の気象予想、どんな年になるのか情報を探る

最終的に栽培して、経費を引いて、いくら残せますか。

ここまでの計画を今年は立ててみます。
儲からない理由を他事に当てるのではなく、こんな状況下でも経営が成り立つ
儲かる魅力のある仕事(農家)にするためにも取り組みます。

美味しい野菜を作る楽しさと、新鮮なモノが届けれる喜びを味わうためにも

そうすると、
家族も今以上に、笑顔が多くなる事を計画にする事をこの文の最後とします。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?