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すごく増えます・大葉

野菜など栽培しています まるはな です🍅

今回は、庭で増えすぎた大葉です。

大葉ってシソ?

料理レシピ本などで、「今回は大葉を使います、これにはシソが合いますね。」
など、大葉とシソが違うものと思っているあなた!実は同じものです。

この葉を野菜と捉えているのか、植物として捉えているかで呼び名が違っていた
ようです。

食用の香味野菜として販売されるときは大葉
植物的に、シソ科シソ属の植物をシソ
わかりにくいですが、結果大葉とシソは同じものです

地域により、中部地方から東の日本海側ではシソと呼ぶことが多く、関西より西
では大葉と呼ぶことが多いようです。

自分のイメージでは、刺身によくついている緑の葉が大葉、梅干しなどで使う
赤い葉のものがシソと分けて呼んでいる気がします。

歴史

シソの歴史は古く、縄文時代の遺跡あとからシソの種実が出土しています。
原産地とされる中国南部周辺から、日本へは2500年前に伝わっていたようです。
そんな中、栽培が始まったのは平安時代で、この時代の『本草和名』の医学書
には薬や漬物に用いていました。

漢字の由来

シソは「 紫蘇 」と書きます。

この名前の由来に、中国の三国の時代に1人の少年がある日、蟹の食べ過ぎで、
ひどい食中毒になり、肌の色はになり、しに直面していた。
そこに1人の名医がこれを食べなさいと、置いていった葉を食べたところ、
死に直面していた、少年の命がったのです。

この物語から、 が った、から紫蘇になったようです。

今でも、民間療法で、魚、蟹を食べてじんましんが出たら、
紫蘇の葉を10枚程度食べるといいなど言われているところもあるようです。
(自分は初めて目にしましたが、伝わっているところもあるかもしれません)

栽培・家庭でも手軽にプランターでも

我が家では大葉を営利目的に栽培はしていませんが、大葉の葉には困っていません。

プランターにしっかり生えています。

植えたのではなく生えてます。手で播種したのは、かれこれ3年前でしょうか。
それからは毎年秋には種ができ、それがこぼれて翌年、芽を出してくれます。
それを適度に間引きます。
(間引く= 多く芽が出たものを、混んでしまうので、芽を抜いて少なくする。)

葉も小さく、少し色が薄いのは、培地が数年同じなので肥料が足りていません。

毎年生えてきてくれているので、置き肥えや株が無くなった時に、培地、腐葉土
など追加しても良いのではないでしょうか。

病気や害虫

害虫・ダニ類、ヨトウ類、アブラムシ類 など
病気・縮葉病、サビ病、斑点病 など

やはり、色々発生するようですが、片手間でも栽培してみて、
初期はアブラムシとヨトウ類が発生しましたが、全体的にはダニに困りました。

防除には農薬類を使用してしまう自分ですが、

ちょっとした知恵袋

ダニ類、アブラムシに対して、農薬を使わない対策のアイディアです。

先人の知恵で、ダニ類、アブラムシに牛乳が効くらしい!
・水と牛乳(よく聞く話です)
2倍に薄めた牛乳を晴れた朝に、発生している部分に霧吹きで噴霧してください。
噴霧した牛乳が乾くと、ダニ類、アブラムシの体に付着、窒息させるのです。

欠点は、学校でこぼした牛乳を拭いた雑巾、洗わずそのまま放置した時の
異様な臭い覚えないでしょうか 臭い!ですよね
同じような事が起きるので、噴霧、乾かす、少し放置、その後灌水しながら
洗い流すことをやってほしいです。

他にもやり方が

・コーヒー
飲むよりも、もっとしっかり濃いめのコーヒーを作り、冷めてから噴霧。
カフェインが効果あるようです。

・重曹と水

・酢、10倍に薄めたものを定期的に噴霧、これは臭いの関係でお勧めできないです。

大葉の栄養

大葉の旬は5月から8月、大葉100gあたり
エネルギー  37kcal
たんぱく質  3.9g
脂質           0.1g
炭水化物     7.5g
カルシウム  230mg
βカロテン  11000μg
ビタミンK       690μg
ビタミンE       3.9mg
食物繊維     7.3g

βカロテン、カルシウムについては野菜の中では多く含まれている方で、
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、老化予防に働きます。
カルシウムは骨粗鬆症予防にに効果的です。

大葉の種子に含まれる
α-リノレン酸は心臓血管系疾患の予防効果に期待されています。

赤紫蘇には、アントシアニンが含まれており、抗酸化作用により、老化防止
に期待されています。

大葉はいろんな食べ方をされていると思います。
好きな人は本当に好きですよね。

我が家では1人大好きな子供がいて、必ず朝積んでは朝食に納豆に入れたりと
いろんなことして食べています。

油断すると穴だらけになってしまいますのでよく観察していれば、見つけて
手でとーるでもいいかもです。

プランターでも手軽に栽培できると思います。
種を土に落とせないようであれば、毎年種まきしてみても面白いです。

最後に、近くの家庭菜園の、赤紫蘇の圃場です。
初めは数株だったのがだんだん増えて、今では一面赤紫蘇の感じです。

ありがとうございました。


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