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なんにもできなかった日記

人との予定がない日。
正確に言えば、やることやるために予定をいれなかった日。

私は、起き上がるきっかけを見失って、無気力に横たわって、ようやく足の裏が地についたのは午後5時。

なにやってんだろう…。

やるべきことはたくさんあるのに。なんにもする気が起きなくて、
立ち上がり方を忘れたように、リール動画を下に下に送り続けて、目を閉じて、そんな自分を軽蔑して。あああ、涙がでてきてしまう。

月のもののせいかな。低気圧かな。今日は空を見ていないので天気は知らないけれど。
そういえば昨日の帰り道は、無性に体温が恋しかった。おかえりと言ってくれる人や夜ご飯が待っている家が恋しかった。さみしい、鈍めのパンチをくらっていたのかもしれない。

ちゃんとしろよ。時間は有限なんだよ。仕事しろよ。やることやれよ。そういってくるやつもいるし、
たまにはいいじゃんね。明日からがんばるもんね。そういう日もあるよね。毎日忙しいもんね。っていってくる声もきこえる。

気分の浮き沈みがあること。ふさぎ込んだり、何も手につかなかったり、仕事ができない日があること。
それを認められない自分がいて、許せなくて、責めている。悩めるくらい暇なんだな、とか言ってくる。またパンチをくらう。

ひとまず、ひとまず。そんな日があってもいいよね。ってここに、書いておく。これ以上パンチしてもあんまりいいことなさそうだから。そんな日を過ごしている誰かがきっときっと私以外にもいるから。そんな日もある。そうじゃない日もあってほしい。とにかく、殴られすぎずに殴りすぎずに、穏便にやり過ごそう。せめてまずは、自分を傷つけずに生きよう。

大丈夫大丈夫。
「ちゃんとする」っていったい何。


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