５：
　部屋に入ると、れなさんから熱くしなだれかかってくる。
「敷田さん、早く、えっちなことしたいです……」
　こちらの様子を伺いながら、キスを始める。背中や腰に手を回すと身を捩って、絡む舌が激しくなった。懸命に奉仕しながらご褒美を待っているペットのような可愛さだ。
　そのままいちゃいちゃと絡みながら、少し性急にシャワーへ向かう。
　まだローターは中に入ったままだ。彼女がこちらの服を脱がしてくれるので、イタズラ心でスイッチを入れた。
「あっ、やだ……集中できないからぁ……」
「ほら、手が止まってるよ」
「うぅ……！」
　目を潤ませながらズボンまでどうにか脱がしてくれた。そして、下着の下からわかるアレの勃起ぶりに目が釘付けだ。
　ここまでになったのは本当に久しぶりだ。下着を降ろして飛び出す息子は、彼女の顔の前でぴくぴくと跳ねた。