居酒屋などで女の人とデートをする時は抱かないという技術が必要なようだ。

それは君に備わっているだろうか。

もはや、抱きたくないというSっぷりを魅せることも必要だ。
そして本当に抱かないのだ。なせなら、既に抱き終わっているということ以外にない。

もちろん物理的にではない。精神ハックをしたというこだ。

これが出来るか？

まさに職人技だ。新人には厳しいかも知れない。
初日だ、見逃してやろう。

圧倒的な想像力を要する。

抱かないという技術は別に本当に抱かないということでもない。

選ぶことが出来るということだ。男が奢るべき？などと論争している場合ではない。

抱くこともできるが、抱かないということもするというこだ。

この技術を取得することができれば、世界が如何にして幻想的なのかが容易に理解できるはずだ。

よく出来ている世界だ。
一旦、こちらの世界に入ってしまえば行き来自由のプラチナパスポートを手に入れたようなもので、きみの世界は広がり自由を掴める。

しかし、良いことばかりではない。

気がおかしくなるほど思考し脳に負荷をかけ、信じた者だけが到達することが出来る闇のエベレストが存在する。そしてその先にファムトムという名の聖域がある。その聖域で契りを交わすことができる。

簡単ではなかった。