はじめまして、私はPh.D たかちゃんといいます。 私は作業療法士（OT）として働いています。OTは、普段の「作業」に問題や課題がある場合に、その解決を手助けする仕事です。具体的には、病気で入院し、日常生活や仕事ができなくなった場合などに関わることが多いです。「作業」は遊びや睡眠、休息、ヘルスマネジメント、教育、社会参加なども含まれています。最近では、病院だけでなく学校や刑務所、地域でも活躍するOTが増えています。私の名前の前についている「Ph.D」は「Doctor of
ご覧いただきありがとうございます！ Ph.Dたかちゃんです！ さて本日のテーマは「骨折は命に関わる！？」です。 いくつか報告を示しますので、記事を読み進めて頂けたらと思います。 さて、よく聞く「骨折」ですが、あまり命と直結していないように感じますよね？ 2010年と昔の報告ですが、股関節の骨折のある50歳以上の高齢者を対象にしたメタアナリシスにおいて、大腿骨頸部骨折（太ももの骨で首根っこの部分）した後、3カ月間の死亡リスクが5～8倍に増加した報告があります*1（観
みなさん、ご覧頂きありがとうございます！ Ph.D たかちゃんです。 さて、骨密度という言葉を聞いたことありますか？最近は骨を丈夫にするために骨密度を高めるための食品が良くCMで流れていますね。 では皆さん、骨密度ってどのようなイメージですか？ 骨強度＝骨密度＋骨質 骨密度は、イメージ通り、骨の強さを示す要因の１つですが、実はそれに加えて骨質も関係しています。ちなみにですが、骨強度は骨密度で7割を、骨質で3割説明できると言われています。＊NIHコンセンサス会議ステートメ
はじめに みなさん、ご覧頂きありがとうございます！Ph.D たかちゃんです！ 本日のテーマは、「何歳から骨量は減るの？」です。 みなさん、骨量が減る年齢ってご存じですか？ 20歳代？30歳代？それとも60歳代？ 正解は閉経を迎える50歳代！ （骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版を参照） 想像してたよりも若かったですか？ちなみに20歳代でピークを迎えた骨量は比較的安定して維持されます。しかしながら、女性においては閉経に伴う女性ホルモンの枯渇に伴い骨量が減少します
