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関口区議の区政報告会レポート

関口健太郎区議の新集会。

私は、貧困問題に取り組む立憲民主党の関口健太郎杉並区議の貧困問題の取り組むに感銘を受け集会参加の常連になり、集会の質疑応答で度々、貧困問題の陳情をしていたことは、ツイッターアカウント凍結前でも度々、報告していたのでご存知の方も多いと思う。

今回はオンライン報告会にも参加させていただいたのでレポートをしたい。但し、扱う分野や題材が多岐にわたるので、私の関心のある分野に絞っている事は、ご承知おき願えれば幸いである。

まずは、関口区議が都議会議員選挙に立候補予定の報告。これ自体は喜ばしいが、一部には「杉並区政に頑張ってほしいのに」という意見もある。これに対しては「そもそも東京23区はその他の市町村とは違って、財源の法人税や固定資産税などは都が一元管理している関係で、区が自由に使えないそれに伴って、区政も自分で決められない部分がある。その問題提起を都政でしたいという考えがあって実行なので杉並区のための行動には変わりない。」との事。地元に根差した考えが変わらないその姿勢は好感が持てる。

次に貧困問題に言及。関口区議は、当選最初に実行したのが、若者層の貧困対策。若者政策をどんどん打ち出す事の一環として。特に、直近ではコロナの状況下なので、多くの人が失業、減給があり(正社員、非正規共通。)今までなら、十分な生活を送れた層までもが、今までのサイクルなら可能な事でも、コロナでの減給などでできない状態になり、貧困問題に苦しんでいる現状がある。生活保護、相談件数が意外と伸びていない。(受給者も増えていない)のも問題。生活保護はセーフティネット的にも重要なのに、コロナ下の現状でこれは、必要な人が受けられていない事を意味するので問題と認識している。その為に、生活保護を受けやすい空気を社会や政治も作る必要があると考えている。この問題は、与野党ともに現場職員の責任に持っていきやすいが、どの担当職員の意識がどうであろうと、必要な人に行くという同じ結論になるようなシステムを再構築が必要だと考えているとの事。かなり踏み込んだ所まで見ていて好感が持てる。これが、都政レベルまで引き上げられる事を考えると、都議会議員選挙当選を応援したいという思いが強くなった。

質疑応答の中に漫画、アニメの表現の自由の質疑応答があったので、これらの言及もあった。漫画、アニメの表現規制反対にも取り組んでいて、枝野氏らの過去の野党の表現規制反対運動も知っていてなおかつ、関わっているとの事。只、同じ党内にもいろいろな考えがある(与野党双方とも)ので、このイシューでは、党単位ではなく超党派で同じ方針の人と組むという図式に近いとの事。直接的には言っていないが、自民党側表現規制反対派の山田太郎氏らのグループを念頭に置いていて、このイシューにおいては彼らと組むこともあるというのを示唆していると思う。そして、これらの分野においては、政治が関与するのは良くないという見解も示していた。それで、石原都政時代の規制は問題に思っているという見解も示していた。そして、この問題はアニメマンガだけに限定される事ではない。劇団や美術館も同様であり、アニメマンガだけでなく芸術関連すべてを包括的に見ていきたいと思っているとの事。

私は貧困問題や地域政治が中心になると思っていただけに、表現規制問題にも優れた見解を聞けるとは思っていなかった。私の関心のある分野限定ではあるがそれだけでも収穫が大きいオンライン集会だった。これからもどんどん、政治家のオンライン集会に参加したいと思う。

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