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表現規制反対の概略1(麻生政権時の表現規制の攻防戦の記録)

表現規制反対運動で、与野党支持系双方の表現規制反対派並びに、規制賛成派は各々、表現規制反対運動、規制の攻防戦の状況を把握していないために「民主党政権崩壊前後(民主党政権時の表現規制の大きな事件・都条例の攻防戦位)まではオタク層は、野党寄りだったけど近年、野党支持者の攻撃で山田太郎支持は偽史」「左派が表現規制反対派は嘘松」等とそれぞれの立場から出ている。それらを反証する意味でいくつかの事実を記事にしたい。

ゼロ年代野党の表現規制反対の記録

まずは、下記のニコニコ動画の児童ポルノ法案の国会審議における与野党攻防戦(麻生政権時・2008年前後)の動画の記録を見ていただきたい。児童ポルノ法案は、実在児童の性的虐待から守る事を目的とし「実在児童への性的虐待場面の実写画像取り締まりを本来の目的とした」法律だが「実在児童の人権保護とは関係のない」漫画、アニメなどの表現規制に利用しようとする動きが当時の麻生自民党政権にあり、野党側は「実在児童の人権とは関係のない以上、表現の自由の侵害でしかない」として反対。その時の記録である。

民主党枝野幸男議員 児童ポルノ法改正についての質疑
https://www.nicovideo.jp/watch/sm7456210
(保坂展人氏並びに、当時の表現規制推進の葉梨康弘議員の動画は記事の末尾に後述)

動画を見て分かる通り、自民党側の葉梨議員が児童ポルノ法を「漫画、アニメ表現規制法に作り替える」為に法案推進を当時の民主党の枝野幸男氏(現立憲民主党代表)、社民党の保坂展人氏(現世田谷区長)が国会論戦で防いだ記録である。この事実自体の記録も重要だが、コメント欄にも着目していただきたい。ニコニコ動画は「視聴者層は自民党支持層が多い」事で知られているがその「自民党支持層の多いニコニコ動画で」「野党の枝野、保坂氏に同調意見が多く」「自民党の葉梨議員に対する批判、ブーイングが続出している」という事。当時の表現規制反対派オタクの間では「葉梨にならない」と言うネットスラングまで誕生した位。

俺たちの麻生の正体

このように少なくとも当時の「表現規制反対に関心のあった」層のオタクは児童ポルノ法を中心に当時の自民党政権の表現規制の動きに強い反発をしていたのが分かる。

では、「俺たちの麻生」は何だったのか?この動画の時期の麻生政権の首相、麻生太郎はオタクに持ち上げられたという認識の人は多い。が、その正体は下記のスクリーンショットやまとめが全てを証明している。

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(その他の証拠やまとめは、末尾にまとめて紹介。)
これは前回の参議院選挙の時の物だが、自民党政権のネット部隊は過去からこのヤラセ手法を使っているため、過去の秋葉原集会等の「俺たちの麻生」の正体も察しが付く。つまり「オタクはネトウヨ」と言いがかりをつけて殴った自称野党支持者、自称フェミ、反差別は「自民党の猿芝居に騙される程度の頭の証明」でしかないのである。つまり、彼らはネトウヨ同様の自民党の手のひらで転がされる程度の頭の証明でしかない。これで、野党イメージを悪化させて、有力野党支持層の一つを山田太郎氏にくれてやって「29万票並びに、54万票の大量得票の重要な原資の一つにした」=「自民党にくれてやった元凶」の一つ。野党にとっては、無能な味方でしかない。

今後、読者諸氏が表現規制問題を扱う際はこの事実を踏まえていただければ幸いである。

【その他の自民党のヤラセの証拠のまとめやスクショ】

【麻生政権時の政権による「児童ポルノ法改正(事実上の表現規制法案化)」の与野党攻防戦の記録

尚、枝野幸男氏の記録は代表例として、本文に先述。長くなるため、残りの社民党表現規制反対派の保坂展人氏、当時の自民党表現規制推進派の葉梨康弘議員の記録を下記に記す。

社民党保坂展人議員 児童ポルノ法改正についての質疑(前編)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm7459608
社民党保坂展人議員 児童ポルノ法改正についての質疑(後編)https://nico.ms/sm7459790

自民党葉梨康弘議員 児童ポルノ法改正についての質疑(前編)
https://nico.ms/sm7459153
自民党葉梨康弘議員 児童ポルノ法改正についての質疑(後編)
https://nico.ms/sm7459404

ゼロ年代初頭の表現規制反対集会の告知ポスター。当時の表現規制反対派政治家の枝野幸男氏(当時、民主党・現立憲民主党前代表)の名前もあり。

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(出典元)永山漫画論争編集長のツィートより


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