見出し画像

高木錬太郎氏の集会レポート

はじめに

5月14日、私の地元の立憲民主党の高木錬太郎元議員の集会に参加しました。私の居住地の選挙区の立憲民主党候補です。また、一昨年前、立憲民主党の有力表現規制反対派の本題平直氏が、刑法改正問題で異論を唱えた事に、刑法改正を推し進める自称フェミの意向を受けた主流派によって冤罪追放されたことはご存知の事と思います。その本多元議員の枝野元代表の秘書時代の同僚であり、同士筋にあたる方です。刑法改正問題は把握していなかったものの、本多元議員の冤罪追放に心を痛めていました。そして、その事情の上に私の地元選挙区の候補、元議員の為、参加を希望して参加した訳です。
 会場である、さいたま市の武蔵浦和コミュニティセンター、武蔵浦和から歩いて5分くらいの大きなビルで、南区役所と同じテナントにあるという形です。大きなビルが複数ある、比較的大きな商業地区です。中も綺麗で会場である集会所まで足を運びました。
会場には、私が最初に到着しましたが、高木錬太郎氏が自ら、会場のセッティングをしていて丁度、終了したところでした。高木氏は穏やかにあいさつし、私が足を運んでくれた事に感謝の言葉を述べました。その後、参加者も集まり、集会を開始です。

本題1・外国人との共生問題

 高木氏の選挙区(同時に私の居住区でもある)は東京都の隣接し、外国人が多く住む地域です。私自身は被害にあった事も、トラブルにあった事もありませんが一部では、外国人とのトラブルが多くその為に、治安が悪化しているという噂が出ている地域です。しかし、大部分の外国人とはうまく生活している。高木氏自身もクルド人と多く交流しています。個別の問題案件での処罰、取り締まりはまだしも、外国人全体への排斥について問題視しています。そのため、高木氏は、入管法についても重大な関心を持っていた訳です。人権を重視。日本人と外国人、お互いに分からない事がヘイトに発展を問題視です。

本題2・貧困・経済政策

 とはいえ、外国人との共生や差別問題等に偏っているわけではなく、貧困問題、氷河期世代の苦境にも関心を示しています。高木氏は、外国人の人権問題自体は重視しながらも、氷河期世代の苦境や労働、雇用問題で多くの若者、若者でなくなった氷河期世代の苦境も改善すべきとし、我々のような層が問題視した経済政策にも強い懸念を持っていました。高木氏はここから更に踏み込んで、若者層が犯罪に手を染めるのはこういう貧困などに追い込まれたという背景もあるとし、この観点からも問題視しています。高木氏はこのような層をお子さんに持っておられるので、他人事ではないというわけです。

本題3・高木氏の選挙、政治活動事情

 高木氏はさらにはご自身の選挙活動の裏側の話にも言及しています。党から出る資金が少ないので事務員も雇えず、事務活動に手間取られて活動も滞る事が多く、印刷機も壊れ政治活動にも支障が出ている事情もお話しされていました。(ここ最近、配布物のボランティア募集の通知が来ないのでおかしいと思っていましたが、これで納得です。)その為に、政治活動にも支障が出てきている現状を説明していました。私は以前執筆した記事(リンク先記事参照)で言及した本多元議員冤罪追放事件の時から、この立憲民主党執行部の対応を見ていた関係で私自身の立憲民主党執行部に対する怒りも一層強くなっていきました。
 奥さん(高木真理氏・現参議院議員)の部下(高木氏の議員時代の部下でもある)に頼むと私物化になるのでできない。そういう窮状も含めた、かなり生々しい議員候補としての現状も解説をしていました。お金の悩みを見ると我々のような庶民層と重なる部分もあり、政治家と言えどもそこは我々と変わらないのも実感させます。

本題4・私、鳳 明日香の意見具申

 質疑応答の時は、私が以前から訴えていた山田太郎氏の手法の導入も提言していました。そもそも、山田太郎氏の支持者のかなりの数が、かつては野党支持者が多いです。山田太郎氏登場以前、当時の野党が表現規制反対の立場だった為にオタク支持者が多かった。今の山田太郎氏の支持層は、そこからの流入組も多い。この事を考えれば、山田太郎氏の手法はかつての野党支持層に響く手法であることも意味する。その為の提言です。
 それに対して、高木氏も直接的に有権者に利益を訴える(山田太郎氏の表現規制反対主張など)事の戦略上の事も認識しているし、その点からは私の提言は有効だと述べました。例えば、貧困、経済問題についてストレートな利害関係主張の重要性自体は高木氏も認識していたわけです。只、山田太郎氏は比例区、高木氏は小選挙区のため、違う部分もある。この点は踏まえていただきたいと述べました。確かに全国区と特定地域を対象にした小選挙区では訴えるべき課題も違ってきます。その点には、私も思いが至らなかったのは反省点です。とはいえ、この点の重要性を再認識していただけた事には安堵しました。

終わりに

 以上、レポートでした。人権部分を重視しつつも、経済や貧困も疎かにはしないこのバランス感覚は良かったと思います。また、議員候補のお金の事情が分かったのも大きかったです。いろいろな意味で有意義な集会でした。当日は高木氏に置かれましては、よくしていただいてありがたく思います。これからも機会があれば参加したいと思います。よろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?