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映画「SAW」の思い出

私はTwitterで何度も語るくらい「SAW」というホラー映画が好きです。
noteでも何回か「SAW」関連の記事を上げています。

今回の記事では映画「SAW」の思い出を語っていきたいと思います。

14歳の頃、グロ耐性に自慢があった私はグロい映画を調べてたら「SAW」シリーズを知ります。

痛そうな装置といった世界観に魅了された私は観たくてたまらなかったんですが、R-15だったため、まだ14歳だった私はDVDをレンタルできませんでした。

15歳の誕生日にTSUTAYAに行って、レンタルした時はワクワクしてました。
そこから、謎が多い「SAW」の世界観に興奮しました。

第一作の「SAW」を初見で観たとき、ゴードン先生の怪しさが個人的にすごかったです。
やけに冷静だったり、持っていた物に監禁された妻と娘の写真が入ってる点で勝手に真犯人だと思ってました。
しかし、バスルームの死体が生きていて、その死体が真犯人ジョン・クレイマーだった衝撃は忘れることができない。
死体が生きていたというオチで何が起こってるか分からなかったなぁ。

私が「SAW」シリーズを見始めた頃(2020年頃)はシリーズは8作目の「レガシー」まで公開されてました。

「SAW」シリーズは初見だと色々「なんじゃこれ?」と思う点がありますが、シリーズを続けて観て、シリーズを何周か観るといろいろ気づきがあって面白いんです。
黒幕であるジョン・クレイマーの存在感が強くて、一週目では「3」で死んだことに気づかなかったです。(笑)

「SAW」シリーズは名物とも言える痛そうなトラップが魅力的です。
私が「SAW」にハマった理由の一つです。
トラップのビジュアルとかトラップでのグロい死に様とか面白いです。
「SAW」のトラップはトラップの対象者のやってきたことに関連した物になっているところが好きです。
放火魔には可燃性の物質を塗ったりしたり、自傷行為をしている人には自分の身体を切るようなトラップが仕掛けられたり、麻薬の密売人には注射器の海に落としたりとか地獄のようなビジュアルがカッコいいんです。

あとは、がん患者のジョン・クレイマーの周りで語られる人生観の話も奥深くて好きです。
「永遠に生きるには誰かの記憶に残ること」とか「命の大切さ」とかグロ映画だけど学ぶことがあるんです。
私の人生観に大きな影響を与えてくれました。

ジョン・クレイマーはちゃんと「命の大切さを知らない者に命の大切さを教える」という信念のもとでゲームをやってるんです。
ジョンにはカリスマ性があって、何人かジョンに付いてきて後継者が出てきます。

ジョン・クレイマーは最後まで自分がやろうとしているゲームができないことを悟り、続きを後継者に託すんですが、ジョンの死後に後継者のホフマン刑事が暴走してしまうんです。
でも、ジョンは生前に「暴走してしまうんじゃないか」と考えていてちゃんと対策を考えてるんです。
その点は計算高いなと思いました。
語ったら長くなるくらい、ジョン・クレイマーという悪役は計算高くて、カリスマ性があってカッコいいんです。

こんな感じの世界観が刺さりました。

コロナ渦の頃は高校が休みになることが多かったので、TSUTAYAで「SAW」シリーズを何回かレンタルして観てました。
その頃はもう、沼にはまってしまいました。

それ以来、レンタル落ちでシリーズ全作品を揃えて、シリーズを何周か観ました。

高校の頃には2020年の時点で絶版になっている小説版「SAW」シリーズをメルカリで購入して学校で小説版を読んでました。
そのくらいハマりました。

2020年に9作目の「スパイラル」が公開されるというニュースを知った時はめっちゃ嬉しかった。
映画館で「SAW」が観れるので、興奮しました。

2021年の9月に「スパイラル」が公開されたときは、映画館で観てきて、観たときの余韻がすごかったのを今でも覚えています。

次回作の「SAW X」ではどうなるか楽しみです。

「SAW」がきっかけでホラーの世界に入り、ほかのジェームズ・ワン作品を観てみたり、「Dead By Daylight」を初めていろんな作品に出会ったり、今では一次創作のホラー小説の執筆を始めています。

もし、「SAW」という作品が無かったら、今の私は居ないと思います。

「SAW」の思い出を語らせていただきました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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