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※追記あり ヨーロッパ移住を目指して・I Wanna Go To Bali・2/9

※noteを週に1度の更新に変更しました

今よりずっと暑かった夏の夜、


当時高校生だった僕はバイト先の先輩に連れられて夜の町をドライブしていた。


静岡の田舎町で夜になると町はすぐ静かになる。


さわやかでハンバーグを食べ、マルボロライトを車の窓の外にふかす先輩と海の防波堤に向かった。


梅宮先輩の母親がパートに行くときに使っている黒のアルトは、今考えると窮屈だが当時は車を運転できる先輩がカッコよく見えた。


「翔ちゃん、卒業したらどうするん?」


海の向こうでは恐らくメキシコ辺りでカモメが鳴いていた。


「卒業ですか?全然決めてないっすよ。とりあえず大学行くんかなぁ」


「大学かー、ええなー」


「先輩も行くんじゃないんですか?」


夜の暗い海が防波堤に打ち寄せては砕けていった。


「うち、片親じゃんか?親父が学費出さんかもしれん」


先輩の横顔はいつも厨房で見せるふざけた時のものとは違っていた。


「えっ、じゃあどうするん…」


そう言いかけて僕は止めた。


月の光の絨毯の上を言葉が滑っていく。


ポケットの中の携帯が、誰かからのメールで振動していた。




はぁー、、なんでこうなるんだろ。。



未来を変えられるなんてのは手札を取っ替え引っ替えできる人間だけで、


手札を捨てる勇気は僕も先輩も持ち合わせてはいなかった。





夏休みは始まったばかりで、ブルーハーツのTOO MUCH PAINが流れてきそうな夜だった。


暗闇の恐怖だけが映り、何も言えず立ちすくむ2人がいた。



次の日バイト先で会うと、先輩はいつも通り「トゥートゥートゥー♪」とブルーハーツの歌を口ずさみながらチャーハンを作っていた。

・・・

あれから3年が経ち、先輩とは高速道路の出口付近で再会した。


「どっかで見たと思ったよ〜」


「先輩一人っすか?どうにかなりませんか?」


「ムリムリ、おれリア充には厳しっから!!」


「マジ!嘘でしょ?!」


先輩は高校卒業後、静岡県の警察官になっていた。

ニコニコしながら違反切符を持ってきた梅宮先輩は、有無を言わせずそれを書かせた。

一時停止違反で点数は2点、罰金は7千円


一足早くモラトリアムを卒業した先輩は、やはりバイト先の中華レストランの厨房で馬鹿やっていた時とは違う顔になっていた。


僕はといえば京都の大学生となり、久しぶりに帰省した所だった。


※フィクションです(あまりにも書くことがなかった為(^_^;))


毎日30分何かしらの本を読むことにしている。本日読んだ本はこちら↓

年始のバリ島旅行に失敗した著者が書いた、バリ島から行ける美しいビーチリゾートが詳しく載っているガイドブック。

バリ島南部にあるバドゥン半島に行ってターコイズブルーの海でサーフィンしてみたいと思った。
第二次世界大戦中にバリ島が日本の占領下にあったことは知らなかった。

手付かずの自然が残るペニダ島がヤバい。
ロンボク島はイスラム教の島で、地鶏が美味しいことを覚えておきたい。
P.103に載っていた欧米人が道を歩く何気ない写真が、旅先の風景を見た気がしてテンションが上がった。

バリ島に行きたい×100000000000000000000



1日15分Speakという英会話アプリを使っている。本日の一文はこちら↓

Thanks, I'm still learning / ありがとうございます、まだまだ勉強中です



2月に入ってから異様に時間が経つのが早い気がする。


1月末からの連続投稿で疲弊している。
インスタに投稿しているリール動画は相変らずほとんど再生されていない。インスタでリール動画を見てもらうには、ある程度の基盤(画像投稿の継続)が必要なのかもしれない。


TikTokの収益が発生する登録者1万人まではまだ程遠く、いつか外注費を賄えるようになりたい。


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